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公開日 2010/05/08 20:54
<ヘッドフォン祭>「ドブルベ」“弐号機”/新“FiiO”「E7」/アクセサリーにも注目品多数
v-modaやSKULL CANDYなど個性派ヘッドホンも
(株)フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭 2010」。本項では会場エレベーターを降りてすぐのホールスペースに出展していた各社の様子をお届けする。
■ラディウス
ラディウスは、昨秋の「秋のヘッドフォン祭2009」に参考出展し注目を集め(関連ニュース)、その後11月に正式発売された「W(ドブルベ)」(高橋敦氏による視聴レポート)を中心にブースを展開。
そして、「W」では“弐号機”の存在も明らかに。試作品が参考出展されていた。
同機は現行機の特徴を引き継ぎつつ、ヘッドホン部の形状を変更するなどしたもの。高音域をより強化するなどしているという。現行機と同程度の価格で、年内の発売を予定して調整中だとのことだった。
さらに、iPod用のデジタルトランスポートも参考出展。DACとヘッドホンアンプを搭載するとのことだが、まだ開発中のため、どのメーカーのデバイスを採用するか、そしてそのほかの機能や仕様などは、これから検討していく段階であるという。このため価格も未定だが、年内の発売を目標に開発を進めているとの話を聞くことができた。
■オヤイデ電気
小柳出電気商会は、小型ヘッドホンアンプ「FiiO」の新モデル「E7」を参考出展。非常に高い注目を集めていた。
同製品は、USB DACとしてTexas Instrumentsの「PCM2706」を搭載。メインDACにはWolfson「WM8740」とAD社の高音質オペアンプを組み合わせて使用している。
そして内蔵ヘッドホンアンプのプリアンプとパワーアンプにはTexas Instrumentsの「OPA2338」と「TPA6130」を搭載。デュアル・ヘッドホンアウトを搭載し、ふたり同時でのリスニングや、ヘッドホンとパワードスピーカーへの同時接続などに対応可能だ。
そのほかヘッドホンアンプとして世界で初めて有機ELディスプレイを搭載した点も特徴のひとつ。5月下旬から6月初旬に、1万円前後での発売を予定しているという。
■フォーカルポイントコンピュータ
フォーカルポイントコンピュータは、カナル型の「v-moda remix remote」とオーバーヘッド型の「crossfade LP」という、米v-modaブランドの新製品2モデルを参考出展。
具体的に発売が決定しているのは「v-moda remix remote」で、5月中旬に14,800円での発売を予定しているという。
同製品は、「Works with iPhone」と「Made for iPod」の両方を取得したiPhone/iPod対応のスリーボタン式リモコンを搭載。イヤホンの右サイドには単一指向性マイクも搭載している。
ドライバーにはプロミュージシャンやDJとのコラボレーションで開発した新設計の「9mm V-MASQUE」を搭載するほか、独自の「BEATPORTエアフローシステム」を採用。ケーブルも新開発のもので、内側にはケブラーを採用し断線しにくいよう配慮している。
「crossfade LP」は、本国アメリカでもまだ発売されておらず、日本国内での発売時期も未定。同社説明員によれば、「価格は25,000円から3万円くらいになるのではないか」とのことだった。
■関口機械販売
関口機械販売のブースでは、開発中のヘッドホンケーブルを参考展示。ヘッドホン付属の通常ケーブルとの比較視聴ができるようになっている。
同ケーブルでは、POCCをアニール処理(焼き鈍し)したPCOCC-A単線導体を採用。純度は6Nなどの高純度銅素材を上回るとのことで、「現在最高峰の導通特性を誇る」という。
また、2芯シールド構造と銅箔シールドを採用。外装メッシュチューブには、カーボンを練りこんだカーボンSFチューブを採用したほか、ヘッドホンジャック部では鉄心やニッケルメッキを排除した完全非磁性構造を開発。2017S航空グレードアルミ合金削り出しのカバーを組み合わせることで制振にも配慮している。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドのブースでは、MHaudioのヘッドホンアンプ「HA-1」の試聴が可能。同製品の展示では、カラーバリエーション各色や専用ケース各色も用意されていた。
そして、小型オーディオアンプ「DA-1」にヘッドホンアンプを追加した「DA-1h」を参考出展。同製品の出力は10W+10Wで、12VのDC電源で駆動。ポータブル電源も使用可能。ブースでは実際に試聴できるようにもなっていた。
■加賀ハイテック
加賀ハイテックは、同社が取り扱うPHILIPSの各種イヤホンがズラリと並ぶ。
同社ブースでは、「SHL1600シリーズ」など今春発売の新モデル(関連ニュース)や、昨年の「ヘッドフォン祭2009」にも出展されていた(関連ニュース)カナル型の「SHE9850」など様々な製品が試聴可能。実際にいくつかの製品を続けて聴き比べていく来場者の姿も見られた。
■フュージョン
フュージョンは、ストリートカルチャー好きなアメリカの若者から人気を集めるSKULL CANDYの各種製品を展示。異彩を放つ独特なデザインをした数々の製品で注目を集めていた。
また、製品の展示は行っていなかったが、パネル展示ではビースティ・ボーイズのMix Master Mikeとのコラボレーションモデルも登場予定であることを告知していた。
■ラディウス
ラディウスは、昨秋の「秋のヘッドフォン祭2009」に参考出展し注目を集め(関連ニュース)、その後11月に正式発売された「W(ドブルベ)」(高橋敦氏による視聴レポート)を中心にブースを展開。
そして、「W」では“弐号機”の存在も明らかに。試作品が参考出展されていた。
同機は現行機の特徴を引き継ぎつつ、ヘッドホン部の形状を変更するなどしたもの。高音域をより強化するなどしているという。現行機と同程度の価格で、年内の発売を予定して調整中だとのことだった。
さらに、iPod用のデジタルトランスポートも参考出展。DACとヘッドホンアンプを搭載するとのことだが、まだ開発中のため、どのメーカーのデバイスを採用するか、そしてそのほかの機能や仕様などは、これから検討していく段階であるという。このため価格も未定だが、年内の発売を目標に開発を進めているとの話を聞くことができた。
■オヤイデ電気
小柳出電気商会は、小型ヘッドホンアンプ「FiiO」の新モデル「E7」を参考出展。非常に高い注目を集めていた。
同製品は、USB DACとしてTexas Instrumentsの「PCM2706」を搭載。メインDACにはWolfson「WM8740」とAD社の高音質オペアンプを組み合わせて使用している。
そして内蔵ヘッドホンアンプのプリアンプとパワーアンプにはTexas Instrumentsの「OPA2338」と「TPA6130」を搭載。デュアル・ヘッドホンアウトを搭載し、ふたり同時でのリスニングや、ヘッドホンとパワードスピーカーへの同時接続などに対応可能だ。
そのほかヘッドホンアンプとして世界で初めて有機ELディスプレイを搭載した点も特徴のひとつ。5月下旬から6月初旬に、1万円前後での発売を予定しているという。
■フォーカルポイントコンピュータ
フォーカルポイントコンピュータは、カナル型の「v-moda remix remote」とオーバーヘッド型の「crossfade LP」という、米v-modaブランドの新製品2モデルを参考出展。
具体的に発売が決定しているのは「v-moda remix remote」で、5月中旬に14,800円での発売を予定しているという。
同製品は、「Works with iPhone」と「Made for iPod」の両方を取得したiPhone/iPod対応のスリーボタン式リモコンを搭載。イヤホンの右サイドには単一指向性マイクも搭載している。
ドライバーにはプロミュージシャンやDJとのコラボレーションで開発した新設計の「9mm V-MASQUE」を搭載するほか、独自の「BEATPORTエアフローシステム」を採用。ケーブルも新開発のもので、内側にはケブラーを採用し断線しにくいよう配慮している。
「crossfade LP」は、本国アメリカでもまだ発売されておらず、日本国内での発売時期も未定。同社説明員によれば、「価格は25,000円から3万円くらいになるのではないか」とのことだった。
■関口機械販売
関口機械販売のブースでは、開発中のヘッドホンケーブルを参考展示。ヘッドホン付属の通常ケーブルとの比較視聴ができるようになっている。
同ケーブルでは、POCCをアニール処理(焼き鈍し)したPCOCC-A単線導体を採用。純度は6Nなどの高純度銅素材を上回るとのことで、「現在最高峰の導通特性を誇る」という。
また、2芯シールド構造と銅箔シールドを採用。外装メッシュチューブには、カーボンを練りこんだカーボンSFチューブを採用したほか、ヘッドホンジャック部では鉄心やニッケルメッキを排除した完全非磁性構造を開発。2017S航空グレードアルミ合金削り出しのカバーを組み合わせることで制振にも配慮している。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドのブースでは、MHaudioのヘッドホンアンプ「HA-1」の試聴が可能。同製品の展示では、カラーバリエーション各色や専用ケース各色も用意されていた。
そして、小型オーディオアンプ「DA-1」にヘッドホンアンプを追加した「DA-1h」を参考出展。同製品の出力は10W+10Wで、12VのDC電源で駆動。ポータブル電源も使用可能。ブースでは実際に試聴できるようにもなっていた。
■加賀ハイテック
加賀ハイテックは、同社が取り扱うPHILIPSの各種イヤホンがズラリと並ぶ。
同社ブースでは、「SHL1600シリーズ」など今春発売の新モデル(関連ニュース)や、昨年の「ヘッドフォン祭2009」にも出展されていた(関連ニュース)カナル型の「SHE9850」など様々な製品が試聴可能。実際にいくつかの製品を続けて聴き比べていく来場者の姿も見られた。
■フュージョン
フュージョンは、ストリートカルチャー好きなアメリカの若者から人気を集めるSKULL CANDYの各種製品を展示。異彩を放つ独特なデザインをした数々の製品で注目を集めていた。
また、製品の展示は行っていなかったが、パネル展示ではビースティ・ボーイズのMix Master Mikeとのコラボレーションモデルも登場予定であることを告知していた。