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公開日 2010/05/17 20:05

リコー、「GXR」「GR DIGITAL III」のアップデートを実施 - 両機種ともに機能を強化

ノイズリダクション性能向上など
ファイル・ウェブ編集部
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GXR
(株)リコーは、デジタルカメラ「GXR」および「GR DIGITAL III」向けの機能拡張ファームウェアを5月19日より公開すると発表した。

「GXR」のアップデートでは、ノイズリダクション性能の向上やシャッタースピード自動シフト機能の追加など、計11点の機能強化が実施される。また、「GR DIGITAL III」でも同様にノイズリダクション性能の向上やオートブラケットの設定項目変更など5点の機能拡張が行われる。

ファームウェアは19日より同社ウェブサイトにて公開予定。両機種の詳細なアップデート内容は下記の通り。

■GXR

(1)ノイズリダクション性能が向上
ノイズリダクションの設定項目に「MAX」を追加。「MAX」選択時は画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行うため、暗い場所での画質がより一層向上する。

(2)シーンモード夜景・遠景でノイズリダクションを追加
SCENEモードの中の夜景・遠景でのノイズリダクションを設定できるようになった。

(3)[ADJ. ISO ダイレクト変更]機能を追加
セットアップメニューに追加された[ADJ. ISO ダイレクト変更]機能を[ON]に設定すると、撮影が可能な状態のとき(シャッターボタンを半押し中)にADJ.レバーを左右にたおしてISO 感度を変更可能。

(4)ホワイトバランスの「白熱灯」が2種類に
従来「白熱灯」のみだったホワイトバランスが「白熱灯1」、「白熱灯2」の2種類に。「白熱灯2」では、「白熱灯1」に比べてやや赤味を残して撮影するもので、従来の「白熱灯」設定と同等になる。

(5)シャッタースピード自動シフト機能を追加
シャッタースピード優先モードで、露出オーバーまたは露出アンダーになるような場合、設定をONすることにより、適正露出が得られるシャッタースピードになるよう自動的に調整。

(6)フラッシュ、セルフタイマー選択がアップダウンダイヤルで可能に
アップダウンダイヤルでも、フラッシュやセルフタイマーの設定変更が可能。

(7)マイセッティング編集でズームポジション変更
マイセッティング編集でズームポジションを変更可能(RICOH LENS S10、RICOH LENS P10使用時)。

(8)マクロAF距離制限を追加
GR LENS A12 50mm F2.5 MACROでのマクロ撮影時に撮影距離(オートフォーカスのピントが合う距離)を10-30cmと7-10cmで選択可能とし、AF速度が向上。

(9)フォーカスリング高速移動(GR LENS A12 使用時)
マニュアルフォーカス時にマクロボタンを押している間は、フォーカスリングの移動速度が高速になる。

(10)詳細情報表示、Exifにカメラユニットの情報表示を追加
詳細情報表示とExif情報にカメラユニットごとにA12、S10、P10のカメラユニットの情報が表示。

(11)セットアップメニューにファームウェアバージョン情報表示を追加


■GR DIGITAL III

(1)ノイズリダクションの性能が向上
ノイズリダクションの設定項目に「MAX」を追加しました。「MAX」選択時は画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行うため、暗い場所での画質がより一層向上する。

(2)オートブラケットの設定項目を変更
最大2.0EVまでの露出差でのオートブラケット撮影が可能になりました。また、変更の順番をショットごとに設定することも可能です。

(3)撮影画像のトリミングが可能に
再生した画像をトリミングして、別のファイルとして記録することができるようになった。画像の縦横比を「1:1」でトリミングすることも可能。

(4)ホワイトバランスの「白熱灯」が2種類に
従来「白熱灯」のみだったホワイトバランスが「白熱灯1」、「白熱灯2」の2種類に。「白熱灯2」では、「白熱灯1」に比べてやや赤味を残して撮影するもので、従来の「白熱灯」設定と同等になる。

(5)シャッタースピード自動シフト機能を追加
シャッタースピード優先モードで、露出オーバーまたは露出アンダーになるような場合、設定をONすることにより、適正露出が得られるシャッタースピードになるよう自動的に調整。

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