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公開日 2010/07/17 08:16
米アップル、受信感度低下でiPhone 4「バンパー」を無償提供
購入ユーザーには払い戻し
米アップルは、同社のスマートフォン「iPhone 4」の持ち方によって受信感度が下がる問題への対策を発表した。
この問題は、iPhone 4をケースなどに入れずに使用した場合、持ち方によって受信感度が低下するというもの。米消費者団体などが問題視し、一部ユーザーが訴訟を提起する動きもあった。
アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏は冒頭、「我々は完璧ではないし、携帯電話も完璧ではない」とコメントした。
またジョブズ氏は、同社が22日間に渡ってこの問題の研究と課題解決に取り組んだ結果、他社製品でも同様の問題が起き得ることがわかったとし、RIMのブラックベリーやサムスン製端末などでの実験結果を説明した。
さらに、AT&Tの返品率もiPhone 3GSの3分の1程度だったこと、またAppleCareへの、受信感度に関する問い合わせがあったのは0.55%以下だったことなど、様々なデータを挙げてiPhone 4のハード設計に大きな問題がなかったことを強調した。
これらの結果や会見の動画はこちらのページに紹介されている。
その上でジョブズ氏は、「我々はすべての消費者を愛している」と述べ、受信感度に不満を持つユーザーの声にも応えることを強調した。
受信感度低下については、大きく2つの対策を行う。1つは昨日提供を開始した「iOS 4.0.1」で、これにより、信号強度を示すバーの表示本数を決定する方式が改善された。
もう1つの対策として、iPhone 4の周囲に装着する「バンパー」を無償提供することが発表された。すでに購入したユーザーには払い戻しを行う。9月30日までに販売されるiPhone 4が対象となる。
詳しい対応方法は、来週後半に同社ウェブサイトに掲載されるという。日本での対応方法は17日朝の段階で発表されていない。
この問題は、iPhone 4をケースなどに入れずに使用した場合、持ち方によって受信感度が低下するというもの。米消費者団体などが問題視し、一部ユーザーが訴訟を提起する動きもあった。
アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏は冒頭、「我々は完璧ではないし、携帯電話も完璧ではない」とコメントした。
またジョブズ氏は、同社が22日間に渡ってこの問題の研究と課題解決に取り組んだ結果、他社製品でも同様の問題が起き得ることがわかったとし、RIMのブラックベリーやサムスン製端末などでの実験結果を説明した。
さらに、AT&Tの返品率もiPhone 3GSの3分の1程度だったこと、またAppleCareへの、受信感度に関する問い合わせがあったのは0.55%以下だったことなど、様々なデータを挙げてiPhone 4のハード設計に大きな問題がなかったことを強調した。
これらの結果や会見の動画はこちらのページに紹介されている。
その上でジョブズ氏は、「我々はすべての消費者を愛している」と述べ、受信感度に不満を持つユーザーの声にも応えることを強調した。
受信感度低下については、大きく2つの対策を行う。1つは昨日提供を開始した「iOS 4.0.1」で、これにより、信号強度を示すバーの表示本数を決定する方式が改善された。
もう1つの対策として、iPhone 4の周囲に装着する「バンパー」を無償提供することが発表された。すでに購入したユーザーには払い戻しを行う。9月30日までに販売されるiPhone 4が対象となる。
詳しい対応方法は、来週後半に同社ウェブサイトに掲載されるという。日本での対応方法は17日朝の段階で発表されていない。