オリンパス、同社初のフルHD動画記録対応コンデジ「SZ-30MR」など4機種を発売

オリンパスイメージング（株）は、同社初のフルHDムービー撮影に対応した「SZ-30MR」「SZ-20」などコンパクトデジタルカメラ新製品4機種を発表した。ラインアップと各製品の詳細は下記の通り。

■SZ-30MR　￥OPEN（予想実売価格4.5万円前後）
2011年4月下旬発売　カラー：シルバー／ブラック

カメラ部有効画素数は1,600万画素。撮像素子は1/2.3型の裏面照射CMOS。30fpsのフルHDムービー撮影（記録方式はMPEG-4 AVC/H.264）に同社コンデジとして初めて対応したのが特徴のひとつだ。また、画像処理エンジン「TruePic III+」をダブルで搭載。これにより、1,600万画素の写真（連写も対応）とフルHDムービーの同時記録や、ワイド／ズームの2タイプ画像の同時撮影、画像サイズの違う写真／動画の同時記録、マジックフィルター適用写真／動画とオリジナル写真／動画の同時記録などを実現した。

そのほか、連写した画像を重ね合わせて明るい夜景写真を撮影する「手持ち夜景モード」や、360度パノラマ写真が簡単に撮れる「ひとふりパノラマ撮影」、1,600万画素で秒間最大7コマの連写画可能な「高速連写」機能などを備える。

さらに、3D写真の撮影にも対応。撮影モードで「3Dフォト」を選択し、シャッターを押してカメラを横にスライドする方法だ。撮影した3D静止画はMPOファイルで保存される。

また、「マジックフィルター」にも新種類が登場。水彩絵の具で描いたような仕上がりを楽しめる「水彩」と、キラキラと光が交差する効果を加える「クリスタル」が追加され、全8種類のフィルターが楽しめるようになった。

レンズは10群11枚で、焦点距離は4.5mm~108.0mm (35mmフィルム換算:25mm~600mm）、開放F値はF3.0(W)〜F6.9(T)。光学24倍ズームが可能だ。デジタルズームは4倍で、光学ズームと併せて最大約96倍ズームに対応する。

ディスプレイは約46万ドットの3.0型TFTカラー液晶。記録媒体はSD/SDHC/SDXC/Eye-Fiカードに対応する。外部インターフェースとしてHDMI端子（typeD）などを搭載する。


■SZ-20　￥OPEN（予想実売価格3万円前後）
カラー：シルバー／ブラック／レッド　2011年春発売

カメラ部有効画素数は1,600万画素。撮像素子は1/2.3型の裏面照射CMOS。本機も30fpsのフルHDムービー撮影（記録方式はMPEG-4 AVC/H.264）に対応している。102.4W×64H×30.4Dmm、186gというコンパクトな筐体に多彩な機能を搭載したのが特徴。「SZ-30MR」と同様、3D写真撮影や360度パノラマ写真撮影、手持ち夜景モード、「水彩」「クリスタル」の新マジックフィルターに対応する。

レンズは8群9枚で、焦点距離は4.2mm~52.5mm (35mmフィルム換算:24mm~300mm）、開放F値はF3.0(W)〜F5.9(T)。光学12.5倍ズームが可能だ。デジタルズームは4倍で、光学ズームと併せて最大約50倍ズームに対応する。

ディスプレイは約46万ドットの3.0型TFTカラー液晶。記録媒体はSD/SDHC/SDXC/Eye-Fiカードに対応する。外部インターフェースとしてHDMI端子（typeD）などを搭載する。


■SP-610UZ　￥OPEN（予想実売価格2.7万円前後）
2011年6月発売

カメラ部有効画素数は1,400万画素。撮像素子は1/2.3型CMOS。本機は1,280×720/30fpsのHDムービー撮影（記録方式はMPEG-4 AVC/H.264）に対応している。また3D写真撮影や「水彩」「クリスタル」の新マジックフィルターなどを楽しむことができる。

レンズは10群13枚で、焦点距離は5.0mm~110mm (35mmフィルム換算:28mm~616mm）、開放F値はF3.3(W)〜F5.7(T)。光学22倍ズームが可能だ。デジタルズームは4倍で、光学ズームと併せて最大約88倍ズームに対応する。

ディスプレイは約23万ドットの3.0型TFTカラー液晶。記録媒体はSD/SDHC/SDXC/Eye-Fiカードに対応する。外部インターフェースとしてHDMI端子（typeD）などを搭載する。電源は単三電池4本を使用するタイプだ。


■TG-810　￥OPEN（予想実売価格4.3万円前後）
カラー：シルバー／ブラック　2011年3月下旬発売

防水10m、耐衝撃2m、耐低温 -10度という強靱さが特徴の“Tough”シリーズ新モデル。マイクやスピーカー部、レンズなど細部にまで防水・防塵対策が施されている。

GPS機能と電子コンパス機能を搭載。GPS機能をオンにして撮影するだけで撮影中のモニターのランドマークを表示し、撮影後はランドマークや国・地域を自動で記録する。撮影写真は「フォトサーフィン機能」によりカメラ画面の地図から位置を元に関連画像を呼び出せる。電子コンパスは、フィールドでの方位確認や登山での高度計、緯度・軽度の確認に使うことも可能。電源OFF時も、電子コンパスだけ起動させることもできるという。

液晶モニターは3.0型 約92万ドットで、同社従来機と比べ最大4倍の解像度を誇るHyperCrystal III液晶を採用。強い日差しの下でも見やすいという。記録媒体はSD/SDHC/SDXCメモリーカード、Eye-Fiカードに対応する。

1,280×720/30fpsのHDムービー撮影（記録方式はMPEG-4 AVC/H.264）に対応している。また3D写真撮影や「水彩」「クリスタル」の新マジックフィルターなどを楽しむことができる。

カメラ部有効画素数は1,400万画素で、撮像素子は1/2.3型CCD。レンズは8群11枚で、焦点距離は5.0mm~25.0mm (35mmフィルム換算:28mm~140mm）、開放F値はF3.9(W)〜F5.9(T)。光学5倍ズームが可能だ。デジタルズームは4倍で、光学ズームと併せて最大約20倍ズームに対応する。外部インターフェースとしてHDMI端子（typeD）などを搭載する。

【問い合わせ先】
オリンパスカスタマーサポートセンター
TEL/0120-084215