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公開日 2011/05/09 19:19
リン、「KLIMAX DS/1」や新ソフトウェア“Davaar”の詳細を発表
保証期間延長の開始もアナウンス
リンは、先日発表した「KLIMAX DS/1」(関連ニュース)と「KLIMAX SOLO/TWIN」(関連ニュース)の詳細を発表。また、製品の新保証システムもアナウンスされた。
■KLIMAX DS/1
メインオーディオボードを刷新し、音質向上を図った「KLIMAX DS/1」の詳細が明らかになった。価格は294万円(税込)で、カラーはシルバーに加えブラックもラインナップされる。
まず、出力回路を新設計。従来機とは違うルンダール社製出力トランスを採用。体積は50%アップし、コア素材や巻き線構造なども異なるという。新出力トランスの搭載により、従来機よりも低音再生帯域を1オクターブ伸ばすことができたとのこと。低周波数帯域の歪みを除去する「ディストーション・キャンセル・サーキット(DCC)」も搭載している。
また、ディスクリート構成のオリジナル“レギュレーター回路”を搭載。クロック回路部とDAC部は相互干渉を抑えている。これにより、従来機よりS/N比が6dB向上したという。
さらに、ジッターも50%低減。従来機はサンプリング周波数によって4つのクロックオシレーターをFPGAからコントロールする方式で動作していたが、新しく登場した4つのオシレーターをひとつに内包するクロックデバイスを採用しFPGAから制御することにより、実現したという。
そのほか、切り替え/ロックノイズを排除するミュート回路を新たに搭載。電源スイッチも、従来は背面に設けられていたが、前面の斜め右下に配置変更することで、利便性を高めたほか、こまめな電源オフも可能になった。
■新ソフトウェアファミリー“Davaar”
最新ソフトウェアファミリー「Davaar(ダヴァー)」は、任意の部屋にある複数のDS同士をシンクロさせて再生する「Songcast」機能が追加されたのが特徴。これはNASに保存された音源はもちろん、入力端子を持つDSシリーズ(MAJIK DS-I/SEKRIT DS-I)に接続された外部入力ソースの音源も、他のDSにストリーミングできるというものだ。
また、再生タイミングのギャップを埋める「ダイナミック・シンクロ再生」機能を搭載しており、送信元と受信元の再生タイミングを合わせることができる。
LAN経由で多数の機器をつなぐシステムとしては、既に同社が提案してきたマルチルームシステム「KNEKT」があるが、Songcast機能とKNEKTの違いは、つながっている機器の組み合わせや切り替えが自由に行える点だという。
KNEKTは、送信元機器から複数の受信元機器に同じ曲を配信するのは容易だった。一方Songcastは、送信元機器と受信元機器の機器の組み合わせが自由で、同じネットワーク内にある機器のうちの特定機器のみを選んで鳴らしたりすることができるのが特徴となっている。
Davaarは、UPnPアプリ「ChorusDS」や「PlugPlayer」にも4月下旬から対応しているという。
■KLIMAX SOLO/d ¥1,575,000(税込)
■KLIMAX TWIN/d ¥1,470,000(税込)
カラー:シルバー/ブラック
両機は新電源「DYNAMIK POWER SUPPLY」を搭載したのが特徴。電源そのもののパワーが従来機より50%向上し、ドライブ力を数値上で30%アップしたという。
また、自社開発のオーディオ用スイッチング電源を搭載したほか、電源の設計を見直し、ハーモニックディストーションを6dB引き下げたという。
こちら2モデルも、電源スイッチが本体背面から本体前面の斜め右下に配置変更されている。
■製品の保証期間が5年に延長
これまでリン製品は2年保証だったが、2011年5月以降、5年保証がスタンダードになることがアナウンスされた。これから購入する製品はもちろん、過去5年以内に購入した製品についても、新しい保証条件に該当する残りの期間が自動的に適用される。
店頭展示品については、リンから出荷された日より2年以内の製品であれば、店頭で購入したときから5年間の保証となるが、2年以上経過している店頭品の場合は、リン出荷日から5年間の保証となる。
5年保証はオーナーが代わっても譲与可能なので、中古品を購入した場合も適用される。ただし国を超えての保証は除外されるため、新品・中古品ともに
【問い合わせ先】
(株)リンジャパン
TEL/0120-126173
■KLIMAX DS/1
メインオーディオボードを刷新し、音質向上を図った「KLIMAX DS/1」の詳細が明らかになった。価格は294万円(税込)で、カラーはシルバーに加えブラックもラインナップされる。
まず、出力回路を新設計。従来機とは違うルンダール社製出力トランスを採用。体積は50%アップし、コア素材や巻き線構造なども異なるという。新出力トランスの搭載により、従来機よりも低音再生帯域を1オクターブ伸ばすことができたとのこと。低周波数帯域の歪みを除去する「ディストーション・キャンセル・サーキット(DCC)」も搭載している。
また、ディスクリート構成のオリジナル“レギュレーター回路”を搭載。クロック回路部とDAC部は相互干渉を抑えている。これにより、従来機よりS/N比が6dB向上したという。
さらに、ジッターも50%低減。従来機はサンプリング周波数によって4つのクロックオシレーターをFPGAからコントロールする方式で動作していたが、新しく登場した4つのオシレーターをひとつに内包するクロックデバイスを採用しFPGAから制御することにより、実現したという。
そのほか、切り替え/ロックノイズを排除するミュート回路を新たに搭載。電源スイッチも、従来は背面に設けられていたが、前面の斜め右下に配置変更することで、利便性を高めたほか、こまめな電源オフも可能になった。
■新ソフトウェアファミリー“Davaar”
最新ソフトウェアファミリー「Davaar(ダヴァー)」は、任意の部屋にある複数のDS同士をシンクロさせて再生する「Songcast」機能が追加されたのが特徴。これはNASに保存された音源はもちろん、入力端子を持つDSシリーズ(MAJIK DS-I/SEKRIT DS-I)に接続された外部入力ソースの音源も、他のDSにストリーミングできるというものだ。
また、再生タイミングのギャップを埋める「ダイナミック・シンクロ再生」機能を搭載しており、送信元と受信元の再生タイミングを合わせることができる。
LAN経由で多数の機器をつなぐシステムとしては、既に同社が提案してきたマルチルームシステム「KNEKT」があるが、Songcast機能とKNEKTの違いは、つながっている機器の組み合わせや切り替えが自由に行える点だという。
KNEKTは、送信元機器から複数の受信元機器に同じ曲を配信するのは容易だった。一方Songcastは、送信元機器と受信元機器の機器の組み合わせが自由で、同じネットワーク内にある機器のうちの特定機器のみを選んで鳴らしたりすることができるのが特徴となっている。
Davaarは、UPnPアプリ「ChorusDS」や「PlugPlayer」にも4月下旬から対応しているという。
■KLIMAX SOLO/d ¥1,575,000(税込)
■KLIMAX TWIN/d ¥1,470,000(税込)
カラー:シルバー/ブラック
両機は新電源「DYNAMIK POWER SUPPLY」を搭載したのが特徴。電源そのもののパワーが従来機より50%向上し、ドライブ力を数値上で30%アップしたという。
また、自社開発のオーディオ用スイッチング電源を搭載したほか、電源の設計を見直し、ハーモニックディストーションを6dB引き下げたという。
こちら2モデルも、電源スイッチが本体背面から本体前面の斜め右下に配置変更されている。
■製品の保証期間が5年に延長
これまでリン製品は2年保証だったが、2011年5月以降、5年保証がスタンダードになることがアナウンスされた。これから購入する製品はもちろん、過去5年以内に購入した製品についても、新しい保証条件に該当する残りの期間が自動的に適用される。
店頭展示品については、リンから出荷された日より2年以内の製品であれば、店頭で購入したときから5年間の保証となるが、2年以上経過している店頭品の場合は、リン出荷日から5年間の保証となる。
5年保証はオーナーが代わっても譲与可能なので、中古品を購入した場合も適用される。ただし国を超えての保証は除外されるため、新品・中古品ともに
【問い合わせ先】
(株)リンジャパン
TEL/0120-126173