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公開日 2011/09/01 08:23
<IFA2011>ソニー プレスカンファレンス ー 多彩な商品群とコンテンツによる“新たなユーザー体験”をアピール
裸眼3D VAIOや新Readerを発表
ソニーはIFA2011のプレイベント初日となる8月31日にプレスカンファレンスを開催し、今年後半に展開する新製品を発表。3Dヘッドマウントディスプレイや3D裸眼再生対応のVAIOなどを発表した。
カンファレンスにはソニー(株)会長 兼 CEOのハワード・ストリンガー氏が出席した。「今年のIFA2011では、ソニーがいくつもの新製品を皆さんにお見せしたい」と語り始めたストリンガー氏は、同社初のAndroidタブレット(関連ニュース)や、スマートフォン“Xperia arc S”(関連ニュース)などを次々と発表していった。
ネットワークサービスプラットフォームについては、新たに「Sony Entertainment Network」(関連ニュース)としての再出発を宣言したうえで、「数々の課題を乗り越えて、ソニーのネットワークサービスは現在大変セキュアなものに進化した」ことを強調。PlayStation Networkについては、世界各国でのサービス再開後には新規顧客も増加し、セールスが安定成長を続けていることをアピールした。
国内では8月31日に発表された3Dヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」(関連ニュース)は、新たな3Dの視聴スタイルを提供する“Personal 3D Viewer”として紹介され、ヨーロッパでも近く市場投入されることが明らかになった。
また北米などで展開されることが発表済みの電子書籍端末“Reader”の新製品「PRS-T1」は、ヨーロッパでは10月に発売開始が決まった。6型電子ペーパーディスプレイを搭載し、168gの軽量設計を実現した点、WiFi機能が利用できる点などは北米モデルと同じ。画面の解像度は800×600ピクセル。
ヨーロッパでは、各地域で価格は異なるものの、およそ160〜170ユーロでの販売が予測されている。カラーバリエーションはピンク/ブラック/ホワイトの3色が用意される。
なお、“Reader”に関連するビジネス展開として、ソニー独自のオンラインブックストア“Reader Store”をヨーロッパ市場に拡大していく戦略もストリンガー氏より発表された。
イギリスでは本年10月に、ドイツ、オーストリアでは11年末までにコンテンツが提供される。これに続いて、2012年春以降にフランス、スペイン、イタリアでの展開も控える。イギリスの“Reader Store”では、サービス開始時に10万冊以上の電子書籍が揃えられる予定だ。
また、イギリスではこのほど世界で初めてJ.K. Rowling氏著作の「ハリー・ポッター」が電子書籍化されることが決定された。ソニーでは新“Reader”の発売に伴って、電子版「ハリー・ポッター」とのコラボレーションとして、“Reader”商品に書籍1作を購入できるクーポンコードをバンドルするキャンペーンを展開することも発表された。
ソニー・ヨーロッパ社プレジデントの西田不二夫氏からは、ソニーが今秋にヨーロッパで発売する製品群に関連したさらなる説明が続けられた。
ノートPC“VAIO”シリーズには15.5インチのフルHDモニターを搭載したスリムモデル「VAIO Sシリーズ」が発表された。本機はカスタマイズ・オプションに「裸眼3D」パネルのアクセサリーを用意しており、Blu-ray 3Dコンテンツを裸眼のまま立体視聴ができる。オプションの裸眼3D対応は129ユーロで、10月よりヨーロッパの一部地域から提供が開始される。裸眼3D再生にはレンチキュラー方式が採用される。フロントパネル搭載のカメラでユーザーの顔位置を認識し、常時最適な3D視聴位置を解析しながら表示できる機能も備えている。
また、デジタルイメージングでは、日本国内でも先頃発表のあった「NEX-7」「NEX-5N」(関連ニュース)、“α77”、“α65”(関連ニュース)の、10月以降のヨーロッパ展開も発表された。
最後にIFA2011のソニーブースのコンセプトについて説明を加えた西田氏は「今年のブースは“コネクト”が大きなテーマ。ネットワークを軸に、Game/Music/Ohoto/Moviesの4つのカテゴリーごとに、多彩な製品群を展開するソニーのプロダクトどうしがつながり、生まれる新しい価値を体験して欲しい」と締めくくった。
カンファレンスにはソニー(株)会長 兼 CEOのハワード・ストリンガー氏が出席した。「今年のIFA2011では、ソニーがいくつもの新製品を皆さんにお見せしたい」と語り始めたストリンガー氏は、同社初のAndroidタブレット(関連ニュース)や、スマートフォン“Xperia arc S”(関連ニュース)などを次々と発表していった。
ネットワークサービスプラットフォームについては、新たに「Sony Entertainment Network」(関連ニュース)としての再出発を宣言したうえで、「数々の課題を乗り越えて、ソニーのネットワークサービスは現在大変セキュアなものに進化した」ことを強調。PlayStation Networkについては、世界各国でのサービス再開後には新規顧客も増加し、セールスが安定成長を続けていることをアピールした。
国内では8月31日に発表された3Dヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」(関連ニュース)は、新たな3Dの視聴スタイルを提供する“Personal 3D Viewer”として紹介され、ヨーロッパでも近く市場投入されることが明らかになった。
また北米などで展開されることが発表済みの電子書籍端末“Reader”の新製品「PRS-T1」は、ヨーロッパでは10月に発売開始が決まった。6型電子ペーパーディスプレイを搭載し、168gの軽量設計を実現した点、WiFi機能が利用できる点などは北米モデルと同じ。画面の解像度は800×600ピクセル。
ヨーロッパでは、各地域で価格は異なるものの、およそ160〜170ユーロでの販売が予測されている。カラーバリエーションはピンク/ブラック/ホワイトの3色が用意される。
なお、“Reader”に関連するビジネス展開として、ソニー独自のオンラインブックストア“Reader Store”をヨーロッパ市場に拡大していく戦略もストリンガー氏より発表された。
イギリスでは本年10月に、ドイツ、オーストリアでは11年末までにコンテンツが提供される。これに続いて、2012年春以降にフランス、スペイン、イタリアでの展開も控える。イギリスの“Reader Store”では、サービス開始時に10万冊以上の電子書籍が揃えられる予定だ。
また、イギリスではこのほど世界で初めてJ.K. Rowling氏著作の「ハリー・ポッター」が電子書籍化されることが決定された。ソニーでは新“Reader”の発売に伴って、電子版「ハリー・ポッター」とのコラボレーションとして、“Reader”商品に書籍1作を購入できるクーポンコードをバンドルするキャンペーンを展開することも発表された。
ソニー・ヨーロッパ社プレジデントの西田不二夫氏からは、ソニーが今秋にヨーロッパで発売する製品群に関連したさらなる説明が続けられた。
ノートPC“VAIO”シリーズには15.5インチのフルHDモニターを搭載したスリムモデル「VAIO Sシリーズ」が発表された。本機はカスタマイズ・オプションに「裸眼3D」パネルのアクセサリーを用意しており、Blu-ray 3Dコンテンツを裸眼のまま立体視聴ができる。オプションの裸眼3D対応は129ユーロで、10月よりヨーロッパの一部地域から提供が開始される。裸眼3D再生にはレンチキュラー方式が採用される。フロントパネル搭載のカメラでユーザーの顔位置を認識し、常時最適な3D視聴位置を解析しながら表示できる機能も備えている。
また、デジタルイメージングでは、日本国内でも先頃発表のあった「NEX-7」「NEX-5N」(関連ニュース)、“α77”、“α65”(関連ニュース)の、10月以降のヨーロッパ展開も発表された。
最後にIFA2011のソニーブースのコンセプトについて説明を加えた西田氏は「今年のブースは“コネクト”が大きなテーマ。ネットワークを軸に、Game/Music/Ohoto/Moviesの4つのカテゴリーごとに、多彩な製品群を展開するソニーのプロダクトどうしがつながり、生まれる新しい価値を体験して欲しい」と締めくくった。