• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/09/03 02:25

<IFA>JVCケンウッド、4社合併の意義をカンファレンスで改めてアピール

不破社長がプレゼン
ファイル・ウェブ編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
JVCケンウッドは、不破久温社長らが渡独し、プレスカンファレンスに出席。いよいよ今年10月1日に迫ったグループ4社による合併を前に、その意義などを改めて説明した。

不破久温社長

不破社長のほかビクターの中嶋保幸氏らも出席。背後のモニターにはブランドロゴも

ドイツのカーエレクトロニクス製品市場で、ケンウッドとJVC両ブランドで48%と大きなシェアを獲得していることを事業統合の好例として紹介する不破氏は「統合により、より一層価値の高い製品を皆さんにお届けできるようになった」とコメント。

ドイツのカーエレクトロニクス製品の同社シェアを紹介

そして「JVC、ケンウッドそれぞれに得意分野が異なる」と言葉を続け、3Dや4K2Kを始めとするビデオ技術やイメージプロセッサー技術、オーディオなどがJVCの強み、オーディオやカーナビ、デジタルワイヤレスラジオなどがケンウッドの強みと紹介。こうした強みを活かすことによって「FALCONBRID」搭載ビデオカメラや3Dビデオカメラ「GS-TD1」などを産み出せたと語る。

JVCブランドとケンウッドブランドの持つ技術特長の違いを説明

両ブランドの住み分けについては、プロジェクターやビデオカメラなどをJVCブランドで、オーディオや周辺製品、カー用品は両ブランドとも扱うことを改めて説明。さらに「新ジャンルの製品を扱う新ブランドの設立も考えている」と明かした。

今後のブランディングについても紹介

そして「我々の製品によって興奮や感動を世界中の人々に届けたい」と同社の理念を紹介。「JVCケンウッドはさらに高いレベルの感動をお届けする」と、合併によってさらに魅力的な製品を開発するという意気込みを改めて示した。

また、「JVCとケンウッドではそれぞれ異なる歴史と特長を持っている。JVCケンウッドとしては、その2つのブランドの価値を併せ持つブランドになりたい」と説明。「そのためには新会社の強みを追求しなければならないし、ブランドの価値をどうやって高めていくのかもさらに考えねばならないと思っている。また、両ブランドがこれまで獲得してきた多くの優良顧客との関係性をどう維持していけるかにも留意していきたい」と語った。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に
2 その男を怒らせてはいけない! “絶対に死なない”伝説の老兵がツルハシ1本で敵を討つ
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 QobuzもAmazonもこれ一台!コスパ抜群、機能も満点。ストリーマーの決定版「WiiM Ultra」を徹底ハンドリング
5 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
6 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
7 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
8 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
9 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
10 トップウイング、ネットワークオーディオの光絶縁を手軽に試せる「OPT ISO BOX」
12/23 10:35 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX