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公開日 2012/01/12 18:42
Nuance、スマートTV向け音声認識技術「Dragon TV」発表
データベースはGracenoteと協業
米Nuance Communicationsは、テレビ向けの音声認識技術「Dragon TV」を発表した。すでに機器メーカーなどに対して提供を行っている。
同社独自の音声認識技術と自然文解析プラットフォームをテレビやSTBメーカー、サービス事業者に向けて供給する。なお同社は、iOS向けの音声認識アプリ「Dragon Dictation」を提供しており、日本語にも対応している。
本技術を搭載することで、視聴者チャンネル番号や放送局の名前、番組や映画の名前などを喋るだけで操作することが可能になる。さらに、出演者やジャンルなどでコンテンツを検索することもできる。
同社が例文として示しているのは「Bravoで今晩9時に何を放映する?」「PBSにチャンネルを回してくれ」「レコーダーに録ったDexterが見たい」「Vince Vaughnが出てるコメディーが見たい」など。こういった自然な文章を話すだけで操作することが可能だ。
また同機能では、ツイッターやEメール、Facebook、Skypeとも連携。ツイッターやEメール、Facebookの文面を声で入力することができるほか、名前を読み上げることでSkypeの通話を開始することも可能。
■Gracenoteと協業。Gracenoteはコンテンツの自動認識技術も発表
さらにNuanceは、Gracenote社と10年間の戦略的な提携を行うことで合意した。Gracenoteの持つメディアデータベース「MediaVOCS」とNuanceの音声認識/自然文解析技術を組み合わせ、今年後半に、1つのソリューションとして統合し、「VoCon Music Premium」という名称で提供を行う予定。本ソリューションを使うことで、「Ke$ha」「AC/DC」「311」など、これまでの技術では難しかったアーティストの名前も認識できるようになるという。
同時にGracenoteは、テレビ向けのコンテンツ自動認識プラットフォーム「Gracenote Entourage」も発表。スマートTVやモバイル機器などで利用でき、視聴している映画のタイトルやテレビの番組名、ミュージッククリップなどを自動的に認識、同時に関連したコンテンツや出演者のバイオグラフィーなどを表示することも可能だ。
同社独自の音声認識技術と自然文解析プラットフォームをテレビやSTBメーカー、サービス事業者に向けて供給する。なお同社は、iOS向けの音声認識アプリ「Dragon Dictation」を提供しており、日本語にも対応している。
本技術を搭載することで、視聴者チャンネル番号や放送局の名前、番組や映画の名前などを喋るだけで操作することが可能になる。さらに、出演者やジャンルなどでコンテンツを検索することもできる。
同社が例文として示しているのは「Bravoで今晩9時に何を放映する?」「PBSにチャンネルを回してくれ」「レコーダーに録ったDexterが見たい」「Vince Vaughnが出てるコメディーが見たい」など。こういった自然な文章を話すだけで操作することが可能だ。
また同機能では、ツイッターやEメール、Facebook、Skypeとも連携。ツイッターやEメール、Facebookの文面を声で入力することができるほか、名前を読み上げることでSkypeの通話を開始することも可能。
■Gracenoteと協業。Gracenoteはコンテンツの自動認識技術も発表
さらにNuanceは、Gracenote社と10年間の戦略的な提携を行うことで合意した。Gracenoteの持つメディアデータベース「MediaVOCS」とNuanceの音声認識/自然文解析技術を組み合わせ、今年後半に、1つのソリューションとして統合し、「VoCon Music Premium」という名称で提供を行う予定。本ソリューションを使うことで、「Ke$ha」「AC/DC」「311」など、これまでの技術では難しかったアーティストの名前も認識できるようになるという。
同時にGracenoteは、テレビ向けのコンテンツ自動認識プラットフォーム「Gracenote Entourage」も発表。スマートTVやモバイル機器などで利用でき、視聴している映画のタイトルやテレビの番組名、ミュージッククリップなどを自動的に認識、同時に関連したコンテンツや出演者のバイオグラフィーなどを表示することも可能だ。