• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/08/30 04:12

<IFA>ソニー、84型4K“BRAVIA”を年内に商品化 − ヨーロッパの販売価格は25,000ユーロを予定

パッシブ方式の3D表示にも対応
Phile-web編集部:山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーはIFA2012のプレスイベント初日となる8月29日にプレスカンファレンスを開催し、84型の4K液晶テレビ“BRAVIA”「KD-84X9005」を年内にグローバルエリアで発売すると発表。ヨーロッパでは25,000ユーロでの販売を予定している。


ソニーのプレスカンファレンスで発表された4K対応“BRAVIA”
本日開催のプレスカンファレンスには同社社長兼CEOの平井一夫氏が登壇し、同社の商品やコンテンツサービスに関する戦略を説明。4K対応の液晶“BRAVIA”についてはスピーチの後半で世界初公開された。

なお今回のIFAの展示では、同社が“次世代ディスプレイ”として開発を進める「Crystal LED」や有機EL(関連ニュース)に関する展示は行われていなかった。

4K“BRAVIA”「KD-84X9005」の販売は、日本を含む世界の各地域で「年内発売」を目処としていることが、平井氏のスピーチで明らかになった。


KD-84X9005はワールドワイドで「年内」の発売を予定。X型のスタンドが付属する

壁掛けしたところ
ディスプレイは84型の3,840×2,160画素の4K表示に対応。独自の映像エンジン「X-Reality PRO」を、4K対応の本機のために新しく開発した「4K X-Reality PRO」が搭載されており、BDディスクやテレビの放送番組、インターネット動画、ゲームの映像など様々なソースをテレビの側で高精細に4K化して表示することができる。


本体の背面

側面にHDMI端子を搭載
HDMI端子は4系統搭載されており、うちHDMI 2/HDMI 3の2ポートが、4Kネイティブソースの入力に対応。IFA会場のデモでは、PS3専用ソフト「PlayMemories Studio」を使いながら、高精細な静止画データを4K“BRAVIA”に表示するデモを行っていた。なお展示説明員によれば、本機の発売にあわせ、ソニーグループが4K対応の動画コンテンツサービスを提供する予定は今のところ無いという。


同じフルHDソースの4Kアップスケーリングの実力をデモ。左側が4K“BRAVIA”

「PlayMemories Studio」による静止画表示のデモ
本体の両サイドには別筐体のスピーカーユニットが装着でき、それぞれのユニットに5個、計10個・総合出力50Wのスピーカーで高品位なサウンドを再生する。S-Forceフロントサラウンド3DやClear Phaseテクノロジーも搭載する。

ディスプレイと別筐体のスピーカーを左右に配置

スリムな本体

通常の2D表示のほか、パッシブ方式の3D表示にも対応する。ブルーレイ3Dに収録されたフルHD解像度のコンテンツを4K(3,840×2,160)画素にアプコン処理を行ったのち、左目・右目用にそれぞれ3,840×1,080画素の映像を割り当てて3D表示を行う。専用の偏光パッシブ方式による3Dメガネは1ペアがテレビ本体に付属するかたちで販売される。メガネは非常に軽量だ。


テレビに付属するパッシブタイプの3Dメガネ
またネットワークへの接続機能も搭載されており、Sony Entertainment Network(SNE)のコンテンツやサービスを楽しむこともできる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX