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公開日 2013/04/20 16:04
創業90周年の老舗・レーベのフラグシップTV − 「Reference ID」シリーズとは
ハイレベルな「画質・機能・デザイン」
IFAグローバルプレスカンファレンスのプロダクトセミナーに、今年創業90周年を迎えるドイツの老舗ブランド、LOEWE(レーベ)のCEO Matthias Harsch氏が登壇し、同社のテレビ事業に関連する戦略を紹介した。
1923年に創業したレーベは今年で90周年を迎える。2012年にはフラグシップの「Reference IDシリーズ」を商品化し、その画質・音質が市場で高く評価された。同社はハードとソフトの両面からテレビ商品のクオリティアップを図り、プレミアムブランドとして機能・クオリティともにトップレベルのコンシューマ向け商品をヨーロッパ市場を中心に展開してきた。
テレビを中心としたオーディオ・ビジュアル製品がデジタル化を基軸に大きな変化にさらされる中、同社は「コネクティビティ」をキーワードに、アプリやソーシャルメディアとの連携を図りながらテレビの高付加価値化を推し進める。Harsch氏は「レーベは“いつでも・どこでも・かんたんに”をコンセプトに、スマートテレビ、スマートホームの進化を達成していく」と意気込みを語った。
2013年のテレビ主力商品は「Loewe Reference IDシリーズ」。高機能とハイセンスなデザインが、プレミアムブランドのフラグシップとしての存在感を打ち出す。画質・音質の優位性もさることながら、VODストリーミングやヨーロッパでは珍しい、内蔵HDDヘの録画機能も持たせた仕様はまさにフラグシップ。ヨーロッパを代表するテレビメーカーとして、トップレベルの先進性をアピールする。「今後はマルチデバイス/マルチスクリーン対応など、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器との連携をさらに充実させていく」(Harsch氏)。
テレビだけでなく、ホームシアターやオーディオにもレーベならではと言えるユニークな製品が揃う。Harsch氏からは今夏以降に発売を予定している幾つかの新製品が紹介された。
「Loewe 3D Orchestra」は2基のサテライトスピーカーとアンプ内蔵のサブウーファーを組み合わせたシアター向けサウンドシステム。「Loewe Reference IDシリーズ」の内蔵スピーカーをセンターchとして組み合わせ「3.1ch」で楽しむベーシックなスタイルのパッケージは5月からの発売が予定されている。また夏にはリア/センタースピーカーにメディアセンターを組み合わせた「5.1ch」「7.1ch」のパッケージも発売が予定されており、こちらのセットはLOEWE以外のテレビとの組み合わせも自由に楽しむことができる。
円筒型のスピーカーは単体で360度全方位の音場を実現。同社ではこれを「3D Sound」と銘打ちながら、豊かな音の広がり感をアピールする。メディアセンター付のモデルでは、専用のセットアップマイクを使った自動音場補正機能も利用できるようになる。音声は高品位な非圧縮伝送にも対応する。
モバイルスピーカーにも充実したラインナップが揃う。今回のイベントでレーベは製品展示のブースも構えていたが、AirPlayにも対応するワイヤレススピーカー「Loewe Air Speaker」など、ハイレベルなデザインと機能を両立させたモデルはヨーロッパで高い人気を博している。他にも5月にAirPlay対応のポータブル・ワイヤレススピーカー「Loewe Speaker 2go」も発売を控える。
また同社の展示スタッフによれば、5月には4Kアップスケーラーを内蔵するBDプレーヤーも発売が予定されているという。ただし、レーベから4K対応のテレビ/ディスプレイが発売されるタイミングはもう少し先の時期になるそうだ。
Harsch氏はスピーチの中で、レーベは欧州を代表する、ハイクラスなプロダクトデザインを提供するコンシューマーブランドであることを強調した。フラグシップの「Loewe Reference IDシリーズ」は、ベゼルの側面やフロントのスピーカー部分の金属による外装パーツを、ユーザーが「木」「革」など別の素材、色のマテリアルでカスタマイズできる点も特徴としている。またインスタレーションや商用ディスプレイとして、アート性の高いディスプレイも、これまでにIFAなどの展示会で提案してきた。Harsch氏は「テレビはエンターテインメントとしてだけでなく、アートとしてもレベルの高い商品であるべきと考えている。これからもデザインには特段、力を入れてレベルアップを図っていきたい」とコメントした。
また今後の戦略についてHarsch氏は「ホームエンターテインメントのキーデバイスであるテレビを中心としたコネクティビティをさらに高めていく。テレビをセンターに、NASやクラウドとの連携機能やモバイル連携も機能を整え、ユーザーにアピールしていきたい」と意気込みを述べた。
1923年に創業したレーベは今年で90周年を迎える。2012年にはフラグシップの「Reference IDシリーズ」を商品化し、その画質・音質が市場で高く評価された。同社はハードとソフトの両面からテレビ商品のクオリティアップを図り、プレミアムブランドとして機能・クオリティともにトップレベルのコンシューマ向け商品をヨーロッパ市場を中心に展開してきた。
テレビを中心としたオーディオ・ビジュアル製品がデジタル化を基軸に大きな変化にさらされる中、同社は「コネクティビティ」をキーワードに、アプリやソーシャルメディアとの連携を図りながらテレビの高付加価値化を推し進める。Harsch氏は「レーベは“いつでも・どこでも・かんたんに”をコンセプトに、スマートテレビ、スマートホームの進化を達成していく」と意気込みを語った。
2013年のテレビ主力商品は「Loewe Reference IDシリーズ」。高機能とハイセンスなデザインが、プレミアムブランドのフラグシップとしての存在感を打ち出す。画質・音質の優位性もさることながら、VODストリーミングやヨーロッパでは珍しい、内蔵HDDヘの録画機能も持たせた仕様はまさにフラグシップ。ヨーロッパを代表するテレビメーカーとして、トップレベルの先進性をアピールする。「今後はマルチデバイス/マルチスクリーン対応など、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器との連携をさらに充実させていく」(Harsch氏)。
テレビだけでなく、ホームシアターやオーディオにもレーベならではと言えるユニークな製品が揃う。Harsch氏からは今夏以降に発売を予定している幾つかの新製品が紹介された。
「Loewe 3D Orchestra」は2基のサテライトスピーカーとアンプ内蔵のサブウーファーを組み合わせたシアター向けサウンドシステム。「Loewe Reference IDシリーズ」の内蔵スピーカーをセンターchとして組み合わせ「3.1ch」で楽しむベーシックなスタイルのパッケージは5月からの発売が予定されている。また夏にはリア/センタースピーカーにメディアセンターを組み合わせた「5.1ch」「7.1ch」のパッケージも発売が予定されており、こちらのセットはLOEWE以外のテレビとの組み合わせも自由に楽しむことができる。
円筒型のスピーカーは単体で360度全方位の音場を実現。同社ではこれを「3D Sound」と銘打ちながら、豊かな音の広がり感をアピールする。メディアセンター付のモデルでは、専用のセットアップマイクを使った自動音場補正機能も利用できるようになる。音声は高品位な非圧縮伝送にも対応する。
モバイルスピーカーにも充実したラインナップが揃う。今回のイベントでレーベは製品展示のブースも構えていたが、AirPlayにも対応するワイヤレススピーカー「Loewe Air Speaker」など、ハイレベルなデザインと機能を両立させたモデルはヨーロッパで高い人気を博している。他にも5月にAirPlay対応のポータブル・ワイヤレススピーカー「Loewe Speaker 2go」も発売を控える。
また同社の展示スタッフによれば、5月には4Kアップスケーラーを内蔵するBDプレーヤーも発売が予定されているという。ただし、レーベから4K対応のテレビ/ディスプレイが発売されるタイミングはもう少し先の時期になるそうだ。
Harsch氏はスピーチの中で、レーベは欧州を代表する、ハイクラスなプロダクトデザインを提供するコンシューマーブランドであることを強調した。フラグシップの「Loewe Reference IDシリーズ」は、ベゼルの側面やフロントのスピーカー部分の金属による外装パーツを、ユーザーが「木」「革」など別の素材、色のマテリアルでカスタマイズできる点も特徴としている。またインスタレーションや商用ディスプレイとして、アート性の高いディスプレイも、これまでにIFAなどの展示会で提案してきた。Harsch氏は「テレビはエンターテインメントとしてだけでなく、アートとしてもレベルの高い商品であるべきと考えている。これからもデザインには特段、力を入れてレベルアップを図っていきたい」とコメントした。
また今後の戦略についてHarsch氏は「ホームエンターテインメントのキーデバイスであるテレビを中心としたコネクティビティをさらに高めていく。テレビをセンターに、NASやクラウドとの連携機能やモバイル連携も機能を整え、ユーザーにアピールしていきたい」と意気込みを述べた。