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公開日 2013/05/10 18:43
日立、'12年度は純利益1,753億円 − 3期連続黒字も前期より純利益半減
日立製作所は、2012年度連結業績決算を発表した。売上高は9兆410億円(前年度比6%減)、営業利益は4,220億円(前年度比プラス97億円)、当期純利益は1,753億円(前年度比マイナス1,718億円)。
社会・産業システム部門や電力システム部門が増収となったものの、前期にハードディスクドライブ事業を売却したことなどにより、売上高は前年度比6%減の9兆410億円となった。
営業利益は、前述のハードディスクドライブ事業売却や、中国/欧州の市場悪化の影響を受けた電子装置・システム部門などが減益となったものの、電力システム部門や社会・産業システム部門の収益性が改善したことなどの理由で、97億円改善し4,220億円となった。
セグメント別では、薄型テレビや白物家電などが含まれるデジタルメディア・民生機器部門の売上高は8,185億円(前年度比95%)、営業損失は53億円。
白物家電が堅調に推移したものの、薄型テレビの事業戦略変更により売上が減少。光ディスクドライブ製品も、価格下落の影響を受けたことにより減収となった。これにより、部門全体売上高は前年度比5%減の8,185億円となった。
また営業損失は、薄型テレビの事業構造改革の効果などにより、前年度に比べ55億円改善し、53億円の損失に留めた。
2013年度通期連結業績予想も発表された。2013年度は売上高9.2兆円、営業利益5,000億円、純利益2,100億円を見込む。欧州経済は依然厳しいものの、米国経済が2013年後半以降回復を早めているほか、ASEAN諸国の内需に牽引され新興国経済成長も上向くと見込むため。日本経済も、同じく2013年後半以降緩やかに成長すると予測している。
社会・産業システム部門や電力システム部門が増収となったものの、前期にハードディスクドライブ事業を売却したことなどにより、売上高は前年度比6%減の9兆410億円となった。
営業利益は、前述のハードディスクドライブ事業売却や、中国/欧州の市場悪化の影響を受けた電子装置・システム部門などが減益となったものの、電力システム部門や社会・産業システム部門の収益性が改善したことなどの理由で、97億円改善し4,220億円となった。
セグメント別では、薄型テレビや白物家電などが含まれるデジタルメディア・民生機器部門の売上高は8,185億円(前年度比95%)、営業損失は53億円。
白物家電が堅調に推移したものの、薄型テレビの事業戦略変更により売上が減少。光ディスクドライブ製品も、価格下落の影響を受けたことにより減収となった。これにより、部門全体売上高は前年度比5%減の8,185億円となった。
また営業損失は、薄型テレビの事業構造改革の効果などにより、前年度に比べ55億円改善し、53億円の損失に留めた。
2013年度通期連結業績予想も発表された。2013年度は売上高9.2兆円、営業利益5,000億円、純利益2,100億円を見込む。欧州経済は依然厳しいものの、米国経済が2013年後半以降回復を早めているほか、ASEAN諸国の内需に牽引され新興国経済成長も上向くと見込むため。日本経済も、同じく2013年後半以降緩やかに成長すると予測している。