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公開日 2014/10/02 21:18
イギリスでCD/DVD/BDなどの私的利用向け複製が合法に
コピーガード回避は引き続き違法
イギリス政府は、知的財産のためのガイダンスを現地時間10月1日に改訂。CDをはじめとしたメディアを私的利用のために複製することを、著作権法の例外として認めた。
新たな決定では、購入したCDやDVD、電子書籍などのメディアを複製することを許可する。たとえば購入したCDを携帯音楽プレーヤーなどへ複製することも、例外として認める。
今回の例外措置は、購入した音楽や動画、書籍コンテンツ全般にわたり、メディアの形態を問わない。ただし知的財産省では、「DVDや電子書籍などは物理的に複製を防ぐ技術で保護することが可能であり、これらの技術を回避することは引き続き違法となる」と説明している。
なお、友人や家族のためにデータを複製することは違法となる。また非合法に取得したコンテンツや、所持していないコンテンツを著作権者の許諾なしに複製することも違法。このため友人から借りたCDを複製したり、ファイル共有サイトなどから違法にダウンロードした動画をコピーしたりすることなどはできない。
私的利用のための複製物は、コンテンツの購入者が所持している機器や、プライベートクラウドのようなオンラインストレージに置いておくことが許可される。ただし、その複製物に他人がアクセスできるようにすることは違法となり、たとえば友人に対し、パーソナルクラウドストレージに置いたファイルへアクセスできるようにすることは許可されない。
新たな決定では、購入したCDやDVD、電子書籍などのメディアを複製することを許可する。たとえば購入したCDを携帯音楽プレーヤーなどへ複製することも、例外として認める。
今回の例外措置は、購入した音楽や動画、書籍コンテンツ全般にわたり、メディアの形態を問わない。ただし知的財産省では、「DVDや電子書籍などは物理的に複製を防ぐ技術で保護することが可能であり、これらの技術を回避することは引き続き違法となる」と説明している。
なお、友人や家族のためにデータを複製することは違法となる。また非合法に取得したコンテンツや、所持していないコンテンツを著作権者の許諾なしに複製することも違法。このため友人から借りたCDを複製したり、ファイル共有サイトなどから違法にダウンロードした動画をコピーしたりすることなどはできない。
私的利用のための複製物は、コンテンツの購入者が所持している機器や、プライベートクラウドのようなオンラインストレージに置いておくことが許可される。ただし、その複製物に他人がアクセスできるようにすることは違法となり、たとえば友人に対し、パーソナルクラウドストレージに置いたファイルへアクセスできるようにすることは許可されない。