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公開日 2017/09/28 19:23

イオンシネマの旗艦劇場「シアタス」が東京・調布にオープン

新しいネーミング、最新鋭の設備で新スタイルを提供
永井光晴
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全国に「イオンシネマ」を運営し、国内最大の752スクリーンを展開するイオンエンターテイメントが、9月29日(金)、東京都調布市の京王線調布駅前にオープンする大規模商業施設「トリエ京王調布」C館内に、大型シネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」をオープンする。

外観


新劇場は11スクリーン、総座席数1,672席。今回の出店により、イオンシネマは都内で5館目、全国で90館目・763スクリーンとなる。

コリドール

「イオンシネマ シアタス調布」の特徴は、まず3番スクリーンに東日本初、最高級シートでくつろぎながら映画を鑑賞できるプレミアムな「Gran Theater(グランシアター)」を導入すること。全36席しかない限定スクリーンには、仏・キネット社製の最高級シート「ダイアモンド・クラス」を採用し、航空機のファーストクラス並みの座り心地を提供する。高級レザーの専用シートは、最新の電動リクライニングシステムを搭載し、自在に姿勢スタイルを設定でき、かつてない居心地の良い極上空間で映画を鑑賞できる。鑑賞料金はワンドリンク付きで3,000円(3Dは+300円)。

グランシアター



シートは最新の電動リクライニングシステムを搭載

また、都内シネコン最大級となる530席を備える10番スクリーンには、東日本で初めて立体音響テクノロジー「GDC featuring dts-X」が登場する。dts-Xは徳島に続いて2館目で、天井まで迫る大スクリーン「ウルティラ(ULTIRA)」との組み合わせで、これまでにない臨場感を得られる。

10番スクリーンは都内シネコン最大級の530席

イオンシネマのウルティラ(ULTIRA)は、IMAX系とは別の、イオンオリジナルの巨大スクリーンで、映像は天井まで迫り、左右いっぱいまで広がる。TOHOシネマズ系のTCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARAGE SCREEN)に匹敵する。ウルティラは、全国で9館目の導入になる。幕張新都心のウルティラは、ドルビーアトモスとの組み合わせで、355席である。また徳島はdts-Xだが、312席であることを考えると、シネタス調布の530席という規模はそれに比例してスクリーンも大きくなるということになる。

イオンオリジナルの巨大スクリーン「ウルティラ(ULTIRA)」を導入

さらに6番スクリーンには、シートが映画に連動して動き、雨、煙などさまざまな演出で五感を刺激する、“体感型アトラクションシアター”「4DX」も導入されている(鑑賞料金+1,000円)。こちらも4DX館としては国内最大級の128席を誇る。通常スクリーンを4D対応に改装した場合、席数は半減してしまうので、128席という規模はそれだけ意欲的である。

6番スクリーンには4DXを導入

イオンシネマの新しいネーミングである「シアタス」には、映画館(シアター)に新たな付加価値を“足す”という意味がこめられている。映画上映だけでなく、音楽やスポーツなどライブビューイングや、演劇、ゲームなど様々なコンテンツを積極的に上映していくという。

イオンシネマは全国の各劇場にそれぞれ、体感型の4DXもMX4DもD-BOXもある。また巨大スクリーンは、ウルティマもあればIMAXもある。音響もdts‐XとドルビーATMOSの両方式を採用する。その中で「シアタス」には、次世代映画館らしい設備をセレクトしており、かつ、東京西部における旗艦プレミアムシアターとしての位置づけとなる。

イオンシネマは国内最大スクリーン数だが、郊外立地が多い。そのため都心の映画ファンにとっては、イオンシネマ系の独占封切り作品が見られないこともあり、新たに足を延ばす魅力を持ったシアターの誕生となる。

オープニングに合わせ、9月29日(金)〜10月2日(月)の4日間、映画1本1,100円(通常鑑賞作品に限る)で鑑賞可能。また「みんなの映画祭」と称して、トリエ京王調布に出店するテナントが選ぶ名作映画を1本500円で期間限定上映する。タイトルは、9月29日〜10月6日「ANNIE/アニー」(2014)、「アメリ」(2001)。10月7日〜10月13日「マイ・インターン」(2015)、「スタンド・バイ・ミー」(1986)、10月14日〜10月20日「大統領の料理人」(2013)、「最強のふたり」(2011)。鑑賞者には各店舗が選んだギフトなどもプレゼントされる。


劇場名:イオンシネマ シアタス調布
所在地:東京都調布市小島町2丁目61番地1 トリエ京王調布C館

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