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公開日 2018/06/01 19:58
6月2日(土)開催! 4ブランド合同の4K/HDRプロジェクター シュートアウトを一足先に体験
レイロドールとのマッチングも検証可能
(株)オーエスプラスeが主催する、4ブランドの4K/HDRプロジェクターを実際に体験できるシュートアウトイベントが、6月2日(土)に東京会場で開催される。
東京会場の場所は、北千住駅近くのBUoY(ブイ)北千住アートセンターで、日時は6月2日(土)10:00 - 18:00(最終入場時間は終了30分前)。本日、開催を前に、プレスなど関係者向けにイベントが先行披露された。
会場が地下ということもあり、照明を落とすと、数十センチ先も見えない真の暗闇となる。シュートアウトにはうってつけの会場だ。
今回の主役はプロジェクターだけではない。各社プロジェクターの映像を、オーエスの世界初となる広階調型HDRスクリーン 「レイロドール」(120インチ)に投写。そのマッチングも確かめることができるのだ。
シュートアウトのために用意されたプロジェクターは、各社とも2台ずつ。オプトマが「UHD65」「UHD60」、JVCが「X990R」と「X590R」、エプソンが「EH-LS10500」「EH-TW8300」、ソニーが「VPL-VW745」「VPL-VW245」という構成だった。
本日のデモでは、まずレイロドールの解説が行われたあと、各社のプロジェクターの紹介と投写デモがそれぞれ20分ずつ実施された。
使われた映像ソースはすべてソニー・ピクチャーズのもので、『ビリー・リンの永遠の一日』 『アメイジング・スパイダーマン』『パッセンジャー』など数作品だけだったが、逆に映像を比較するにはうってつけ。それぞれの個性が際立っていた。
オプトマからは、4ブランド中唯一となるDLP方式の「UHD65」「UHD60」を出展。どちらも0.66型のDMD素子を搭載し、ITU-Rが勧告した4K UHD TV規格を満たす、8.3メガピクセルの映像投写が行える。
デモでは『ビリー・リン』などを見せながら、単板式ならではの滲みがなくキレのある映像を表現出来ているとアピール。さらに「色純度が高いDLPと、色混じりを少なくしているレイロドールの組み合わせにより、さらに画質が高まる」とした。
JVCの説明担当者は「D-ILA素子を作って20年、e-shiftを作り始めて今回が5世代目」と語り、節目となるモデルであることを紹介。「家庭用プロジェクターの、この10年の進化は本当にすごい」と、改めてその画質の進化ぶりを訴えた。
また「X990R」と「X590R」の2機種はMacCLLやMaxFALLなどのコンテンツ情報も確認できる。この数値を参考にしながら、ピクチャートーンや暗部、明部補正などのHDR用画質調整を追いこむことができるとアピールしていた。
エプソンの担当者は「家庭用として初めてレーザー光源を採用したプロジェクターがLS10000で、その流れを汲むのがLS10500だ」改めて紹介。画作りについては「その作品のルックをいかに正確に表現するかに一番気を遣っている」と説明。「一部に『エプソンの映像は個性がない』というお声もあるが、我々は無個性も個性ではないかと考えている」とした。
また担当者はアニメを例に出し、「アニメは一つ一つの色が厳密に指定され、設計されている。それがズレたら制作者の意図が伝わらない。ちなみにスタジオジブリさんには、当社のプロジェクターが使われている」とアピールした。
ソニーは「VPL-VW745」「VPL-VW245」を持ち込んだ。説明者は「VW745は実質的なVW1100の後継機で、価格は170万円。レーザー光源を採用しており、輝度は2,000ルーメンだ」と紹介。「一方のVPL-VW245は、4Kネイティブパネルを搭載しながら55万円程度。同じ4K/HDRプロジェクターでも価格差が120万円あるが、その差を実感して頂きたい」と自信を見せた。
なお「VPL-VW745」に搭載されている映像処理系は、800万円程度する超高級プロジェクター「VPL-VW5000」と同じもの。贅沢な仕様が盛り込まれていると言える。また、VW745だけが搭載している「HDRリファレンスモード」についても紹介された。
同社担当者は「現在、HDRコンテンツの平均輝度はバラバラで、400-4,000nitのものが混在している。だが最近はコンテンツ制作の際に使われるモニターとして、BVM-X300が業界の主流になってきている。そうなるとX300のピーク輝度が1,000nit程度なので、ソフトも1,000nit程度に収斂される可能性が高いと考えている」とした。
1時間半ほどのイベントを通して体験したが、同じ4K/HDRプロジェクターで同じ映像ソースを再生しても、その映像表現は様々。こんな機会は滅多にないだけに、プロジェクターに興味がある方はぜひ参加することをオススメする。
なおイベントの入場料は無料で、予約も不要。なお会場には各専用駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨されている。
【イベントの詳細】
<会場>
東京会場:BUoY(ブイ)北千住アートセンター 地下
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11(墨提通り側)
北千住駅「出口1」より線路沿いに徒歩約6分
大阪会場:難波・日興ビル館
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-4-2
大阪市営地下鉄御堂筋線「なんば駅」25番出口より徒歩1分
日程:東京会場 6月2日(土)、大阪会場 6月9日(土)
時間:各会場とも10:00 - 18:00(最終入場時間は終了30分前)
<シュートアウト予定のHDRプロジェクター>
・EPSON :「EH-LS10500」「EH-TW8300」
・JVC :「DLA-X990」「DLA-X590R」
・Sony:「VPL-VW745」「VPL-VW245」
・Optoma:「UHD65」「UHD60」
<シュートアウト用スクリーン>
・オーエス:「レイロドール」(生地型式HF102)120インチ
・オーエス:「ピュアマットIIICinema」(生地型式WF302)120インチ
東京会場の場所は、北千住駅近くのBUoY(ブイ)北千住アートセンターで、日時は6月2日(土)10:00 - 18:00(最終入場時間は終了30分前)。本日、開催を前に、プレスなど関係者向けにイベントが先行披露された。
会場が地下ということもあり、照明を落とすと、数十センチ先も見えない真の暗闇となる。シュートアウトにはうってつけの会場だ。
今回の主役はプロジェクターだけではない。各社プロジェクターの映像を、オーエスの世界初となる広階調型HDRスクリーン 「レイロドール」(120インチ)に投写。そのマッチングも確かめることができるのだ。
シュートアウトのために用意されたプロジェクターは、各社とも2台ずつ。オプトマが「UHD65」「UHD60」、JVCが「X990R」と「X590R」、エプソンが「EH-LS10500」「EH-TW8300」、ソニーが「VPL-VW745」「VPL-VW245」という構成だった。
本日のデモでは、まずレイロドールの解説が行われたあと、各社のプロジェクターの紹介と投写デモがそれぞれ20分ずつ実施された。
使われた映像ソースはすべてソニー・ピクチャーズのもので、『ビリー・リンの永遠の一日』 『アメイジング・スパイダーマン』『パッセンジャー』など数作品だけだったが、逆に映像を比較するにはうってつけ。それぞれの個性が際立っていた。
オプトマからは、4ブランド中唯一となるDLP方式の「UHD65」「UHD60」を出展。どちらも0.66型のDMD素子を搭載し、ITU-Rが勧告した4K UHD TV規格を満たす、8.3メガピクセルの映像投写が行える。
デモでは『ビリー・リン』などを見せながら、単板式ならではの滲みがなくキレのある映像を表現出来ているとアピール。さらに「色純度が高いDLPと、色混じりを少なくしているレイロドールの組み合わせにより、さらに画質が高まる」とした。
JVCの説明担当者は「D-ILA素子を作って20年、e-shiftを作り始めて今回が5世代目」と語り、節目となるモデルであることを紹介。「家庭用プロジェクターの、この10年の進化は本当にすごい」と、改めてその画質の進化ぶりを訴えた。
また「X990R」と「X590R」の2機種はMacCLLやMaxFALLなどのコンテンツ情報も確認できる。この数値を参考にしながら、ピクチャートーンや暗部、明部補正などのHDR用画質調整を追いこむことができるとアピールしていた。
エプソンの担当者は「家庭用として初めてレーザー光源を採用したプロジェクターがLS10000で、その流れを汲むのがLS10500だ」改めて紹介。画作りについては「その作品のルックをいかに正確に表現するかに一番気を遣っている」と説明。「一部に『エプソンの映像は個性がない』というお声もあるが、我々は無個性も個性ではないかと考えている」とした。
また担当者はアニメを例に出し、「アニメは一つ一つの色が厳密に指定され、設計されている。それがズレたら制作者の意図が伝わらない。ちなみにスタジオジブリさんには、当社のプロジェクターが使われている」とアピールした。
ソニーは「VPL-VW745」「VPL-VW245」を持ち込んだ。説明者は「VW745は実質的なVW1100の後継機で、価格は170万円。レーザー光源を採用しており、輝度は2,000ルーメンだ」と紹介。「一方のVPL-VW245は、4Kネイティブパネルを搭載しながら55万円程度。同じ4K/HDRプロジェクターでも価格差が120万円あるが、その差を実感して頂きたい」と自信を見せた。
なお「VPL-VW745」に搭載されている映像処理系は、800万円程度する超高級プロジェクター「VPL-VW5000」と同じもの。贅沢な仕様が盛り込まれていると言える。また、VW745だけが搭載している「HDRリファレンスモード」についても紹介された。
同社担当者は「現在、HDRコンテンツの平均輝度はバラバラで、400-4,000nitのものが混在している。だが最近はコンテンツ制作の際に使われるモニターとして、BVM-X300が業界の主流になってきている。そうなるとX300のピーク輝度が1,000nit程度なので、ソフトも1,000nit程度に収斂される可能性が高いと考えている」とした。
1時間半ほどのイベントを通して体験したが、同じ4K/HDRプロジェクターで同じ映像ソースを再生しても、その映像表現は様々。こんな機会は滅多にないだけに、プロジェクターに興味がある方はぜひ参加することをオススメする。
なおイベントの入場料は無料で、予約も不要。なお会場には各専用駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨されている。
【イベントの詳細】
<会場>
東京会場:BUoY(ブイ)北千住アートセンター 地下
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11(墨提通り側)
北千住駅「出口1」より線路沿いに徒歩約6分
大阪会場:難波・日興ビル館
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-4-2
大阪市営地下鉄御堂筋線「なんば駅」25番出口より徒歩1分
日程:東京会場 6月2日(土)、大阪会場 6月9日(土)
時間:各会場とも10:00 - 18:00(最終入場時間は終了30分前)
<シュートアウト予定のHDRプロジェクター>
・EPSON :「EH-LS10500」「EH-TW8300」
・JVC :「DLA-X990」「DLA-X590R」
・Sony:「VPL-VW745」「VPL-VW245」
・Optoma:「UHD65」「UHD60」
<シュートアウト用スクリーン>
・オーエス:「レイロドール」(生地型式HF102)120インチ
・オーエス:「ピュアマットIIICinema」(生地型式WF302)120インチ