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公開日 2018/07/31 15:44
シャープ、1Qは売上/利益とも大幅増。テレビは「量より質」で中国市場の販売抑制
8K/AIoTにも注力
シャープ(株)は本日、2018年度第1四半期の連結業績を発表。代表取締役 兼 副社長執行役員の野村勝明氏らが出席し、決算会見を行った。
売上高が2016年度第4四半期以降、6四半期連続で前年同期を上回る結果になったことなどを受けて、「中期経営計画の達成に向けて、引きつづき順調に推移している」と評価した。
第1四半期の売上げは5,338億円で、前年同期比5.4%増。営業利益は248億円で、同45%増となった。純利益も192億円と、前年同期比32.6%増と好調だった。
今回の好業績は、販売増によるものが大きい。セグメント別の売上げは、液晶テレビや白物家電などを抱えるスマートホーム部門が1,505億円(前年同期比15.6%増)、スマートビジネスソリューション部門が786億円(8.9%増)となった。
なお液晶テレビは「量より質」という考えのもと、値段が崩れ気味だった中国市場での販売を抑制した。一方で「欧州やアジアが伸張し、販売を抑えた中国向け以外は伸びている」(野村副社長)という。
またIoTエレクトロデバイス部門は1,112億円(33.6%)、アドバンスディスプレイシステム部門は2,111億円(15.4%減)で、アドバンスディスプレイシステム以外はすべて増収となった。
営業利益を見ても、上記の4部門すべてで営業黒字を達成。売上げを落としたアドバンスディスプレイシステム部門も105億円の営業黒字となり、営業利益ベースでは55.6%増となった。
今後同社は、「人に寄り添うIoT」をキーワードに、「8KとAIoTで世界を変える」ことを目指していく。スマートホーム事業では、すでに9カテゴリー104機種が同社のAIoTシステムに対応。COCORO VIDEO、COCORO MUSIC、COCORO GAME、COCORO PETなどの新サービスも積極的に展開しているとした。
また8Kエコシステムにおいては、8K放送への対応はもちろん、別項でお伝えした美術や教育などのソリューション、医療、インフラ保全、セキュリティ、観光、エンターテイメント、工業分野など、あらゆる分野へ8Kテクノロジーを売り込んでいく(関連ニュース)。
また8K映像の配信インフラについても、5Gをにらみ、8K-IP配信のシステム化を行っており、すでに堺データセンターで実証実験を始めているという。
売上高が2016年度第4四半期以降、6四半期連続で前年同期を上回る結果になったことなどを受けて、「中期経営計画の達成に向けて、引きつづき順調に推移している」と評価した。
第1四半期の売上げは5,338億円で、前年同期比5.4%増。営業利益は248億円で、同45%増となった。純利益も192億円と、前年同期比32.6%増と好調だった。
今回の好業績は、販売増によるものが大きい。セグメント別の売上げは、液晶テレビや白物家電などを抱えるスマートホーム部門が1,505億円(前年同期比15.6%増)、スマートビジネスソリューション部門が786億円(8.9%増)となった。
なお液晶テレビは「量より質」という考えのもと、値段が崩れ気味だった中国市場での販売を抑制した。一方で「欧州やアジアが伸張し、販売を抑えた中国向け以外は伸びている」(野村副社長)という。
またIoTエレクトロデバイス部門は1,112億円(33.6%)、アドバンスディスプレイシステム部門は2,111億円(15.4%減)で、アドバンスディスプレイシステム以外はすべて増収となった。
営業利益を見ても、上記の4部門すべてで営業黒字を達成。売上げを落としたアドバンスディスプレイシステム部門も105億円の営業黒字となり、営業利益ベースでは55.6%増となった。
今後同社は、「人に寄り添うIoT」をキーワードに、「8KとAIoTで世界を変える」ことを目指していく。スマートホーム事業では、すでに9カテゴリー104機種が同社のAIoTシステムに対応。COCORO VIDEO、COCORO MUSIC、COCORO GAME、COCORO PETなどの新サービスも積極的に展開しているとした。
また8Kエコシステムにおいては、8K放送への対応はもちろん、別項でお伝えした美術や教育などのソリューション、医療、インフラ保全、セキュリティ、観光、エンターテイメント、工業分野など、あらゆる分野へ8Kテクノロジーを売り込んでいく(関連ニュース)。
また8K映像の配信インフラについても、5Gをにらみ、8K-IP配信のシステム化を行っており、すでに堺データセンターで実証実験を始めているという。