• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/01/09 07:50

<CES>ハイセンス、画面全体から音を出す“自己完結型”機など新4Kテレビ多数発表。新パネル技術「ULED XD」も

“4K Smart TriChroma Laser TV”なども
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
米ラスベガスで現地時間1月8日から開幕するCES2019。ハイセンスは開幕を前にプレスカンファレンスを開催し、3つの独立したレーザーによる“X-Fusion Laser Light Engine”を搭載した“4K Smart TriChroma Laser TV”「100L7T」など4Kテレビ新モデルを多数発表した。

プレスカンファレンスの様子

同社は、上記「100L7T」のほか、薄型の圧電スピーカーによって画面全体から音を出す“Sonic One”、そして“ULED TV”シリーズの2019年モデル「U9F」「H9F」「H8F」。Roku OSを採用する“Roku TV”「R8」やAndroid TVの「H65」「H5」なども発表している。

“4K Smart TriChroma Laser TV”「100L7T」

また、新たなパネル技術「ULED XD」も技術発表。液晶パネルとバックライトの間にグレースケールを表示する1080pモジュールによるパネルを重ねたデュアルセルのシステムで、直下型バックライトの緻密なエリア制御との組み合わせによって、より引き締まった黒と明るさを両立するのだという。

“4K Smart TriChroma Laser TV”「100L7T」は、RGBの独立したレーザー光源の組み合わせによる“X-Fusion Laser Light Engine”を搭載し、DCI-P3色域を100パーセントカバー。TI製DLPチップが830万画素を32マイクロ秒でリフレッシュすることで、驚くべき視聴体験を実現するとしている。なお発売時期や価格については現時点では公開されていない。

“Sonic One”は、上記のように圧電スピーカーを搭載し、画面全体から音を出す機構を採用。最厚部でも1.1インチというスリムデザインながら音質にもこだわっており、同社では「A Slim Self-Contained TV」と呼んでアピールしている。こちらも発売時期や価格については現時点では公開されていない。

Sonic One

「U9F」は、量子ドット技術を採用したプレミアムモデルで、輝度2,200nitsおよび1,000分割以上でのバックライトエリア駆動に対応。HDRではドルビービジョンにも対応している。75型のみでの展開となり、6月に3,499.99ドルでの発売を予定している。

U9F

「H9F」も量子ドット技術を採用し、1,000nits対応のモデル。音質面では「dbx-tv studio sound」を搭載している。こちらは3月の発売で、65型(999.99ドル)と55型(699ドル)の

「H8F」は、“spellbinding display”技術によって従来比2倍の明るさを実現。65型(749.99ドル)と50型(399.99ドル)の2サイズを3月に発売する。

“Roku TV”「R8」は2019年後半の発売予定で、65型(749.99ドル)と55型(599.99ドル)をラインナップ。Android TVの「H65」も2019年後半の発売で、75型(1,199.99ドル)から50型(349.99ドル)までを用意する。そして「H5」は3月の発売予定で、40型(249.99ドル)から32型(169.99ドル)までをラインナップする。

そのほか、プレスカンファレンスではハイセンスがテレビメーカーとして中国でナンバーワン、世界規模でも4位の地位を獲得していることなどをアピール。昨年のサッカーロシアワールドカップに続いて2020年のユーロでも公式パートナーを務めることなども紹介した。

カンファレンスのオープニングには女性フリースタイルフットボーラーも登場しアクロバットなリフティングを披露

また、欧州トップクラスの家電メーカーであるスロベニアのgorenje(ゴレニア)が傘下に加わったことも紹介。東芝やシャープ(※北米でのブランド使用権を持っている)など、様々なトップブランドを持つ有力グループであることをアピールした。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ビックカメラ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ECサイトでは11/15 22時より先行販売スタート
2 USB-Cで何ができる?!iPhoneユーザーなら知っておきたい「できること」総ざらい
3 可愛すぎる、でも本格派のCDプレーヤー。Shanling「EC Smart」で始めるデスクトップCDオーディオのススメ
4 【ミニレビュー】グランプリ受賞の実力、フルテックの電源ケーブル「Origin Power NCF(G)」
5 【速報】「オーディオ銘機賞2025」受賞モデルを一挙公開!「金賞」「特別大賞」ほか「ネットオーディオ大賞」も新設
6 <ヘッドフォン祭>DAP市場震撼? FIIOから超コスパ機「JM21」。ブランド初のフルサイズストリーマー「S15」も
7 「Nintendo Music」速攻レビュー。何が聴ける?使い勝手は?さっそく使ってみた
8 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
9 「VAIO」をノジマが子会社化
10 初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
11/12 10:19 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX