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公開日 2019/04/27 17:53

<ヘッドフォン祭>完実ブースは豪華プレゼントあり! SOL「SHADOW FUSION」に注目、完全ワイヤレス最新機も

MONSTER「ELEMENTS」にも注目
編集部:風間雄介
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春のヘッドフォン祭2019が4月27日・28日の両日、東京・中野サンプラザで開催されている。

11Fにブースを構える完実電気は、完実電気ブース内だけで完結するスタンプラリーを実施。部屋を一回りするだけで、MASTER & DYNAMICのヘッドホンやSHURE、YEVOのイヤホン、さらには各社のノベルティグッズなど、超豪華なプレゼントが当たる企画となっていた。このチャンスをお見逃し無く。

超豪華プレゼントが当たる完実ブース内スタンプラリーを実施中

1部屋の中の4箇所のスタンプを集めるだけなのでとてもラク

SOL REPUBLIC「SHADOW FUSION」に注目

同社が扱うブランド群がずらりと並ぶ中、最も注目なのがSOL REPUBLICの「SHADOWS FUSION」だ。すでに当サイトでもレビュー記事を掲載しているが、ネックバンドスタイルのワイヤレスイヤホンで、素材にフレックニット・ファブリック素材、いわゆるニット生地が使われており、とても肌触りがよい。

それでいてIPX5の防水に対応しており、BluetoothのコーデックもSBC/AAC/aptX/aptX LLまで対応。さらには同じくニット生地を使ったキャリングポーチも付属するなど、贅沢な仕様となっている。これで実売は15,000円を切る価格帯。要チェックだ。

SOL REPUBLIC「SHADOWS FUSION」

3カラーを用意、イヤホンとケースは同色で揃えられている

新たな完全ワイヤレスイヤホンも披露された。MONSTERの「ELEMENTS」というモデルだ。MONSTERには「DIAMOND TEARS」「DIAMONDZ」とう多面体の宝石のようなデザインのヘッドホンがあったが、それが完全ワイヤレスイヤホンになったようなデザイン。価格は明らかにされていないが、「2万円は切りたい」とのことだった。

MONSTER「ELEMENTS」

真ん中の宝石のような部分はボタンになっている

この「ELEMENTS」、Bluetoothのバージョンなどは非公開だが、aptXには対応しているという。イヤホン単体で4時間の連続使用が可能で、充電ケースで4回の充電が可能。発売時期も未定だが、近々登場しそうだ。完実電気関係者が「とにかく音が良い」と絶賛するこのモデル、早期の販売を期待したい。

SHUREでは「MV88+」に注目

SHUREブランドは、5つのテーブルを使って大々的に展開。ヘッドホンやポータブルヘッドホンアンプ、イヤホン、Bluetoothケーブルなど、主要製品をほぼすべて並べて試せるようになっていた。

SHUREの展示の様子

ヘッドホンも主要製品を展示

注目したいのは、SHUREが力を入れているマイクセット「MV88+ ビデオキット」だ。スマートフォンと接続して使用するポータブルマイクとビデオアクセサリーをセットにしたモデルだ。Manfrotto PIXIミニ三脚 、クランプ& シューマウント、USB Type-CおよびLightningコネクタ用ケーブルに加え、ロールアップ式ツールバッグも付属している。

「MV88+ ビデオキット」

スマホのカメラ性能が向上し、高画質な動画を撮影できるようになったが、内蔵マイクは貧弱なまま。動画と音声のクオリティの乖離が目立つのが現状だが、本製品はそのギャップを埋めるもの。スマホにかんたんに取り付けて、SHUREならではの高音質録音が楽しめる。なお、このMV88+のレビュー記事も近日中に公開予定だ。

MASTER & DYNAMICやBANG & OLUFSENの完全ワイヤレスイヤホンが大人気

そのほか、MASTER & DYNAMICは完全ワイヤレスイヤホン「MW07」を出展。このモデルは大人気で、新色がどんどん増えているが、最新のWHITE MARBLEも絶好調で、入荷したら即完売したとのこと。会場にも置かれていなかった。

MASTER & DYNAMIC「MW07」

MW07のSAKURAカラー

また、BANG & OLUFSENの完全ワイヤレスイヤホン「E8」「E8 2.0」も大人気とのこと。特にE8 2.0はQiワイヤレス充電が可能など、進化しているポイントが多い。純正のワイヤレスチャージャーも少量だが入荷し始めているとのことなので、今後は純正でのセット購入も可能になりそうだ。

BANG & OLUFSEN」「E8 2.0」。ワイヤレス充電に対応している

USB Type-C端子を採用

なお「E8」については、「E8 MOTION」という新モデルも控えているとのこと。筐体に装着性を高めるためのフィンが設けられるということで、これにより運動時の脱落を抑えることができる。なおBANG & OLUFSENは29日までヨドバシアキバ店1F外スペースにて展示イベントも実施中、興味のある方はそちらでも製品を確かめてはいかがだろうか。

さらにFOSTEXの、新たな発想の完全ワイヤレスイヤホン「TM2」も展示されていた。MMCXを採用し、イヤホン部だけを交換することもできる耳掛け式イヤホンだ。つまり、ユーザーが所有しているMMCXイヤホンを「完全ワイヤレス化」することも可能。これまでにない画期的発想の商品だけに、注目度も高かった。

FOSTEX「TM2」

TM2をケースに収納したところ

ラトックシステム

ラトックシステムは、RATOC AUDIO LABブランドより、ストレージ用ケースの新モデルを出展した。6月発売予定で、3.5インチ用の「RAL-EC35U3P」が6万円前後、2.5インチ用の「RAL-EC25U3P」が7.5万円前後の予定。USB端子を持つネットワークオーディオ機器やオーディオNASなどと組み合わせて使用する製品だ。

2.5インチ用の「RAL-EC25U3P」(手前)

3.5インチ用「RAL-EC35U3P」(手前)

2.5インチ用は内部に50VAのトロイダルトランスを搭載しており、外部電源供給もできる。3.5インチ用は電源を内蔵せず、外付けの電源が必要。同ブランドのプレミアムDCパワーサプライ「RAL-PS0512P」(148,000円)などと一緒に使用する。

YEVO「YEVO AIR」

ETYMOTIC RESEARCHとCRYSTALLINE AUDIOも出展


EARのフォノイコライザーアンプ 25年ぶりの新製品「Phonobox」

KOJOの真鍮製イヤホン


同じくKOJOのケーブル巻き取りケース

ヘッドフォン祭の会期は明日4月28日まで。なお、イベント2日目の28日には、特売コーナーの全製品が5%オフになる「ファイルウェブ割」を実施。ファイルウェブの「春のヘッドフォン祭2019」関連記事を(この記事含む)表示したスマホを、フジヤエービックの販売スタッフに見せるだけで割引が適用される。


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