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公開日 2019/09/06 19:41
<IFA>シャープ、小型8Kカムコーダーや「Dynabook 8K PC」など20年に発売へ
5Gスマートフォンも2020年投入予定
シャープは、独ベルリンにて開催されている「IFA2019」にてプレスカンファレンスを実施。世界最大サイズの120インチ8K液晶ディスプレイやDynabook 8K PCなど新製品を発表した。
「Changing the World wht 8K+5G and AIoT」をビジョンとして掲げ、「8K+5Gエコシステム」「AIoTワールド」の構築によって新たな価値の提供を目指すとしており、IFA 2019の出展ブースでは「8K+5G」「AIoT」の2つのテーマに分けて製品やシステムソリューション展示が行われる。プレスカンファレンスでは、「8K+5Gエコシステム」についてはシャープの喜多村和洋氏が、「AIoTワールド」については沖津雅浩氏がそれぞれ説明した。
8Kイメージの撮影/編集/データ伝送/表示という一連の流れにおいて、製品やサービスを拡充させ、「8K+5Gエコシステム」の構築を推進するという同社。本記事ではPC事業「DynaBook」の8K PCのほか、小型8Kカメラやスマートフォンなどの発表内容をレポートする。
2018年10月にシャープ傘下となった、東芝のPCブランド“Dynabook”。今回発表された8K Dynabook PCでは、これまで培われたDynabookおよびシャープの技術を融合し、8Kコンテンツを容易に編集できるとアピールした。8K PCは2種類をラインナップ。8Kディスプレイ分離型のPCは2020年に、2021年にはディスプレイ一体型モデルを登場させるという。「クリエイターやデザイナーなど、高価な編集機器を使うことができなくても、8K Dynabook PCであれば幅広い層が8Kイメージの編集を体験できるだろう」とした。
Dynabook Europe GmbH社長 ダミアン・ハウメ氏が登壇。DynaBookからは他に、欧州向けモデルとして新たな15インチノートブックPC「Tecra X50-F」も発表された。解像度フルHDのIGZOディスプレイを搭載し、470nitの高輝度を実現。また17時間の連続駆動が可能な長時間バッテリーを内蔵する。CPUは第8世代Intel Core i3-8145U/i5-8265U/i7-8565U、またはi5-8365U vPro/i7-8665U vProプロセッサーから選択できる。質量が約1.36kgという軽量さも特徴だ。欧州では10月に発売予定で、価格は未定。日本での展開は検討中とした。
同じくプレスカンファレンスで紹介された小型8Kカムコーダーは、CES 2019で初公開されたもの。シャープ製4/3サイズCMOSセンサーを搭載しており、欧州含むグローバルで、2020年春には市場投入すると発表した。本製品について喜多村氏は「これまで8K撮影は放送局など限られてきたが、本製品はプロシューマーやハイエンドユーザー向けのモデルとして、8K撮影を楽しむ顧客層を拡大し、普及させていきたい」と語った。
また、5G対応のスマートフォンも発表。日本でもすでに公開されたプロトタイプで、同社「日本においては、来年3月に大手キャリアが5Gサービスをスタートする。そこに向けて、先頭集団としていち早く製品投入を進める」とした。
5Gスマートフォンのベースとなるのは「AQUOS R3」。今回、欧州での導入も発表された。欧州シャープのサッシャ・ランゲ氏は、「日本のAndroidでナンバー1のブランド」とアピール。AQUOS R3は最大表示可能色数10億色の「Pro IGZO」ディスプレイを搭載、QualcommのSnapdragon 855 オクタコアプロセッサーを採用する、同社スマートフォンのフラグシップモデルで、年内導入予定、価格は729ユーロを予定する。
「Changing the World wht 8K+5G and AIoT」をビジョンとして掲げ、「8K+5Gエコシステム」「AIoTワールド」の構築によって新たな価値の提供を目指すとしており、IFA 2019の出展ブースでは「8K+5G」「AIoT」の2つのテーマに分けて製品やシステムソリューション展示が行われる。プレスカンファレンスでは、「8K+5Gエコシステム」についてはシャープの喜多村和洋氏が、「AIoTワールド」については沖津雅浩氏がそれぞれ説明した。
8Kイメージの撮影/編集/データ伝送/表示という一連の流れにおいて、製品やサービスを拡充させ、「8K+5Gエコシステム」の構築を推進するという同社。本記事ではPC事業「DynaBook」の8K PCのほか、小型8Kカメラやスマートフォンなどの発表内容をレポートする。
2018年10月にシャープ傘下となった、東芝のPCブランド“Dynabook”。今回発表された8K Dynabook PCでは、これまで培われたDynabookおよびシャープの技術を融合し、8Kコンテンツを容易に編集できるとアピールした。8K PCは2種類をラインナップ。8Kディスプレイ分離型のPCは2020年に、2021年にはディスプレイ一体型モデルを登場させるという。「クリエイターやデザイナーなど、高価な編集機器を使うことができなくても、8K Dynabook PCであれば幅広い層が8Kイメージの編集を体験できるだろう」とした。
Dynabook Europe GmbH社長 ダミアン・ハウメ氏が登壇。DynaBookからは他に、欧州向けモデルとして新たな15インチノートブックPC「Tecra X50-F」も発表された。解像度フルHDのIGZOディスプレイを搭載し、470nitの高輝度を実現。また17時間の連続駆動が可能な長時間バッテリーを内蔵する。CPUは第8世代Intel Core i3-8145U/i5-8265U/i7-8565U、またはi5-8365U vPro/i7-8665U vProプロセッサーから選択できる。質量が約1.36kgという軽量さも特徴だ。欧州では10月に発売予定で、価格は未定。日本での展開は検討中とした。
同じくプレスカンファレンスで紹介された小型8Kカムコーダーは、CES 2019で初公開されたもの。シャープ製4/3サイズCMOSセンサーを搭載しており、欧州含むグローバルで、2020年春には市場投入すると発表した。本製品について喜多村氏は「これまで8K撮影は放送局など限られてきたが、本製品はプロシューマーやハイエンドユーザー向けのモデルとして、8K撮影を楽しむ顧客層を拡大し、普及させていきたい」と語った。
また、5G対応のスマートフォンも発表。日本でもすでに公開されたプロトタイプで、同社「日本においては、来年3月に大手キャリアが5Gサービスをスタートする。そこに向けて、先頭集団としていち早く製品投入を進める」とした。
5Gスマートフォンのベースとなるのは「AQUOS R3」。今回、欧州での導入も発表された。欧州シャープのサッシャ・ランゲ氏は、「日本のAndroidでナンバー1のブランド」とアピール。AQUOS R3は最大表示可能色数10億色の「Pro IGZO」ディスプレイを搭載、QualcommのSnapdragon 855 オクタコアプロセッサーを採用する、同社スマートフォンのフラグシップモデルで、年内導入予定、価格は729ユーロを予定する。