HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2020/11/07 21:06
<ヘッドフォン祭>7.1.4ch再現ヘッドホンは「驚きすぎて笑っちゃう」/NUARLイヤホンの魅力をアピール
体験した感想も
「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」が本日11月7日に開催。本稿ではYouTubeで生配信されたイベントから、エム・ティ・アイとJVCケンウッドの配信内容を抜粋してレポートしたい。
■エム・ティ・アイ
NUARLブランドを展開するエム・ティ・アイは、今年発売されたモデルから、有線イヤホン2製品「NX1」「NX3」、完全ワイヤレスイヤホン「N10 Pro」「N6mini」の紹介を行った。
NX1とNX3は、同社有線イヤホンのハイエンドモデル。8月に発売されたモデルで、NX1は35,000円(税抜)、NX3は15,000円(税抜)で販売されている。
両モデルの特徴となるのは、単層カーボンナノチューブ複合振動板に7N OCCボイスコイルを組み合わせた独自開発のダイナミックドライバー。口径はNX1が10mm、NX3が6mmとなっている。
イベントMCを務める野村ケンジ氏は、このドライバーについて「特に10mmドライバーがいい音を聞かせてくれるんです。サンプルで聴いたときから大大大期待をしていて、やっと製品になって、さすがだなあと思いました」と絶賛した。
また同社の担当者は、発売までの経緯について「NX1はトップクラスのイヤホンとして作り始めたが、ハイブリッド構成の試作機をヘッドフォン祭りに持っていった際、多くの来場者から “ハイブリッドはNUARLの音ではない” という声があった。そこでダイナミックの音にこだわった」のだと説明する。
2機種ともリケーブルに対応するが、「ケーブルによって音の変化が大きいモデル。シングルダイナミックなのでエージングで音が変わることも特徴」だと担当者はアピール。野村氏も「表現が多彩というか繊細なので、ケーブルの特徴がストレートにでてくる。そういったことも楽しんでもらいたい」と述べた。
また、もう1人のイベントMCである声優の小岩井ことりさんも、「いままでリケーブルした中で一番変化を感じました。リケーブルがめちゃくちゃ楽しい機種です」とコメントしていた。
NUARLの完全ワイヤレスイヤホンから紹介されたのは、「N10 Pro」と「N6 mini」の2モデルだ。
N10 Proは同社初のアクティブノイズキャンセリング対応で、アプリからEQなどのカスタマイズが行えるのも大きな特徴。独自のφ10mmダイナミック型ドライバー「NUARL DRIVER [N10]v3」を搭載する。価格は24,500円(税抜)。
またN6 miniは、同社従来モデル「N6」から小型/低価格化を図りつつ、IPX7準拠の防水性や外音取り込みなど新機能を追加したコンパクトモデルだ。価格は9,900円(税抜)。
野村氏は「N6 miniはすごく小さくて、ノズル周りが細い。女性でも違和感なくフィットしてくれるのでは」と装着感について言及。小岩井さんも「私は耳が小さい方なのでイヤホンがうまく入らないこともあるが、NUARLさんのモデルはいつもナチュラルに馴染んでくれる」という。
また小岩井さんは「N10 Proが気に入ってます。アプリがすごくシンプルで使いやすい」とコメント。担当者も「使う人の日常に馴染むことをコンセプトにしています。アプリでは1ページだけで、画面を推移せずにつかえることにこだわりました」とアピールするなど、使い勝手も追求しているようだ。
また最後には、「今月中に1モデル、ワイヤレスの製品が出てくると思います」とメーカー担当者がコメント。詳細は明かされなかったものの、「近々に発表すると思いますのでお楽しみに」と締めくくった。
■JVCケンウッド
JVCケンウッドでは、7.1.4chサラウンドをスピーカーで聴いているように再現するワイヤレスヘッドホン「EXOFIELD THEATER」をアピールした。8月上旬に発売されたモデルで、想定価格は税抜100,000円前後となる。
同モデルの最大の特徴は、「ヘッドホン1つで本格的なシアタールームと同じ立体音場を楽しめる」ということ。専用のスマートフォンアプリを用いることで聴覚の個人特性を測定し、それぞれに合わせた音場を提供するという。
水平方向に7基、サブウーファー1基、天井に4基のスピーカーを配置した7.1.4chのイマーシブオーディオを再現。ドルビーアトモス/DTS:Xといった音声フォーマットや、2チャンネル/5.1チャンネル音源を7.1.4チャンネルにアップミックスする機能にも対応している。
本体はヘッドホン部とプロセッサー部から成り、双方の通信方式は2.4GHz/5GHzのデュアルバンドデジタルワイヤレス伝送を採用。周囲の環境に合わせて音が途切れにくい伝送帯域を自動選択する。
ヘッドホン部は40mmの大口径ネオジムドライバーユニットを搭載。臨場感豊かでパワフル、ワイドレンジなサウンドが楽しめるとする。イヤーパッドは遮音性と装着感に優れる大型ソフトイヤーパッドを採用。長時間の連続使用でも疲れにくく、快適なリスニングが楽しめる。
プロセッサー部は3系統のHDMI入力/1系統の光デジタル入力/1系統のアナログ入力を搭載。eARC対応のHDMI出力も1系統搭載し、4Kパススルーにも対応する。また、視聴するソフトの種類やユーザーの好みに応じて、CINEMA/MUSIC/GAME/CUSTOMの4種類のサウンドモードを切替可能。CUSTOMモードでは5段階の可変イコライザーをユーザーの手で調節できる。
担当者は本機で楽しめるオススメの映画シーンとして、「ミッション・インポッシブルにヘリコプターで追いかけるシーンがあるが、このヘリコプターのローター音が上から聴こえる。戦っているその場にいるように感じられる」と紹介。
さらに野村氏が「オーディオ的にいうと前側にステージが浮かび、ある一定の距離に音像がフォーカスする。ライブでは結構良い位置で楽しんでいる感があり、これが面白い」と説明した。
また小岩井さんは、その効果について「驚きすぎて笑っちゃいました」「映画を見てもDVDを見てもそうですが、思い出だったものを現実にしてくれる。臨場感がすごすぎて、持ち歩ける思い出」だと表現していた。
■エム・ティ・アイ
NUARLブランドを展開するエム・ティ・アイは、今年発売されたモデルから、有線イヤホン2製品「NX1」「NX3」、完全ワイヤレスイヤホン「N10 Pro」「N6mini」の紹介を行った。
NX1とNX3は、同社有線イヤホンのハイエンドモデル。8月に発売されたモデルで、NX1は35,000円(税抜)、NX3は15,000円(税抜)で販売されている。
両モデルの特徴となるのは、単層カーボンナノチューブ複合振動板に7N OCCボイスコイルを組み合わせた独自開発のダイナミックドライバー。口径はNX1が10mm、NX3が6mmとなっている。
イベントMCを務める野村ケンジ氏は、このドライバーについて「特に10mmドライバーがいい音を聞かせてくれるんです。サンプルで聴いたときから大大大期待をしていて、やっと製品になって、さすがだなあと思いました」と絶賛した。
また同社の担当者は、発売までの経緯について「NX1はトップクラスのイヤホンとして作り始めたが、ハイブリッド構成の試作機をヘッドフォン祭りに持っていった際、多くの来場者から “ハイブリッドはNUARLの音ではない” という声があった。そこでダイナミックの音にこだわった」のだと説明する。
2機種ともリケーブルに対応するが、「ケーブルによって音の変化が大きいモデル。シングルダイナミックなのでエージングで音が変わることも特徴」だと担当者はアピール。野村氏も「表現が多彩というか繊細なので、ケーブルの特徴がストレートにでてくる。そういったことも楽しんでもらいたい」と述べた。
また、もう1人のイベントMCである声優の小岩井ことりさんも、「いままでリケーブルした中で一番変化を感じました。リケーブルがめちゃくちゃ楽しい機種です」とコメントしていた。
NUARLの完全ワイヤレスイヤホンから紹介されたのは、「N10 Pro」と「N6 mini」の2モデルだ。
N10 Proは同社初のアクティブノイズキャンセリング対応で、アプリからEQなどのカスタマイズが行えるのも大きな特徴。独自のφ10mmダイナミック型ドライバー「NUARL DRIVER [N10]v3」を搭載する。価格は24,500円(税抜)。
またN6 miniは、同社従来モデル「N6」から小型/低価格化を図りつつ、IPX7準拠の防水性や外音取り込みなど新機能を追加したコンパクトモデルだ。価格は9,900円(税抜)。
野村氏は「N6 miniはすごく小さくて、ノズル周りが細い。女性でも違和感なくフィットしてくれるのでは」と装着感について言及。小岩井さんも「私は耳が小さい方なのでイヤホンがうまく入らないこともあるが、NUARLさんのモデルはいつもナチュラルに馴染んでくれる」という。
また小岩井さんは「N10 Proが気に入ってます。アプリがすごくシンプルで使いやすい」とコメント。担当者も「使う人の日常に馴染むことをコンセプトにしています。アプリでは1ページだけで、画面を推移せずにつかえることにこだわりました」とアピールするなど、使い勝手も追求しているようだ。
また最後には、「今月中に1モデル、ワイヤレスの製品が出てくると思います」とメーカー担当者がコメント。詳細は明かされなかったものの、「近々に発表すると思いますのでお楽しみに」と締めくくった。
■JVCケンウッド
JVCケンウッドでは、7.1.4chサラウンドをスピーカーで聴いているように再現するワイヤレスヘッドホン「EXOFIELD THEATER」をアピールした。8月上旬に発売されたモデルで、想定価格は税抜100,000円前後となる。
同モデルの最大の特徴は、「ヘッドホン1つで本格的なシアタールームと同じ立体音場を楽しめる」ということ。専用のスマートフォンアプリを用いることで聴覚の個人特性を測定し、それぞれに合わせた音場を提供するという。
水平方向に7基、サブウーファー1基、天井に4基のスピーカーを配置した7.1.4chのイマーシブオーディオを再現。ドルビーアトモス/DTS:Xといった音声フォーマットや、2チャンネル/5.1チャンネル音源を7.1.4チャンネルにアップミックスする機能にも対応している。
本体はヘッドホン部とプロセッサー部から成り、双方の通信方式は2.4GHz/5GHzのデュアルバンドデジタルワイヤレス伝送を採用。周囲の環境に合わせて音が途切れにくい伝送帯域を自動選択する。
ヘッドホン部は40mmの大口径ネオジムドライバーユニットを搭載。臨場感豊かでパワフル、ワイドレンジなサウンドが楽しめるとする。イヤーパッドは遮音性と装着感に優れる大型ソフトイヤーパッドを採用。長時間の連続使用でも疲れにくく、快適なリスニングが楽しめる。
プロセッサー部は3系統のHDMI入力/1系統の光デジタル入力/1系統のアナログ入力を搭載。eARC対応のHDMI出力も1系統搭載し、4Kパススルーにも対応する。また、視聴するソフトの種類やユーザーの好みに応じて、CINEMA/MUSIC/GAME/CUSTOMの4種類のサウンドモードを切替可能。CUSTOMモードでは5段階の可変イコライザーをユーザーの手で調節できる。
担当者は本機で楽しめるオススメの映画シーンとして、「ミッション・インポッシブルにヘリコプターで追いかけるシーンがあるが、このヘリコプターのローター音が上から聴こえる。戦っているその場にいるように感じられる」と紹介。
さらに野村氏が「オーディオ的にいうと前側にステージが浮かび、ある一定の距離に音像がフォーカスする。ライブでは結構良い位置で楽しんでいる感があり、これが面白い」と説明した。
また小岩井さんは、その効果について「驚きすぎて笑っちゃいました」「映画を見てもDVDを見てもそうですが、思い出だったものを現実にしてくれる。臨場感がすごすぎて、持ち歩ける思い出」だと表現していた。