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公開日 2022/06/10 10:03

ソニー、新スタンダード4K液晶テレビ「BRAVIA X85K」。エントリー機「X80K/X80WK」も

3シリーズともBRAVIA CAM使用可能
編集部:小野佳希
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ソニーは、同社製4Kテレビ“BRAVIA”(ブラビア)液晶モデルの新製品として、スタンダードモデル「X85K」、エントリーモデル「X80K」「X80WK」を7月から順次発売する。各シリーズのサイズ展開や税込での予想実売価格など詳細は下記のとおり。

X85Kシリーズ

■X85Kシリーズ
XRJ-55X85K(55型)209,000円前後 10月発売
XRJ-50X85K(50型)187,000円前後 10月発売
XRJ-43X85K(43型)176,000円前後 10月発売

■X80Kシリーズ
XRJ-75X80K(75型)286,000円前後 8月発売
XRJ-65X80K(65型)220,000円前後 8月発売
XRJ-55X80K(55型)182,000円前後 10月発売
XRJ-50X80K(50型)154,000円前後 7月発売
XRJ-43X80K(43型)138,000円前後 7月発売

■X80WKシリーズ
XRJ-75X80WK(75型)264,000円前後 8月発売
XRJ-65X80WK(65型)198,000円前後 8月発売
XRJ-55X80WK(55型)171,000円前後 10月発売
XRJ-50X80WK(50型)143,000円前後 7月発売
XRJ-43X80WK(43型)127,000円前後 7月発売

3シリーズともプロセッサーには「HDR X1」を搭載。スタンダードモデルの「X85Kシリーズ」は倍速駆動やHDMI 2.1などに対応するのに対し、「X80K」「X80WK」シリーズは等速パネル、HDMI 2.1非対応である点が主な違い。

「X80K」と「X80WK」シリーズの違いはハンズフリー音声操作に対応するかどうかで、X80Kが対応、X80WKは非対応。また、X80Kは高級感のあるスタンドを採用しているという。

X80K/X80WKシリーズ

なお、スタンダードモデルの「X85Kシリーズ」もハンズフリー音声操作対応。この点が前モデル「X85Jシリーズ」からの進化ポイントとなる。

そのほかの機能は3シリーズとも基本的に共通で、画質面では広色域化技術「Triluminos Pro」を搭載。音質面では、非対称形状によって音の歪みを軽減しクリアな音を実現するというスピーカー「X-Balanced Speaker」を従来から引き続き搭載している。

チューナーはBS/110度CS 4Kチューナーと地デジ/BS/110度CSチューナーを3基搭載。OSにはGoogle TVを採用している。

ネット機能ではNetflix専用画質モードも備えるほか、Apple AirPlay2に対応。AirPlay2では新たにドルビーアトモスコンテンツのキャストや、4K写真/動画のキャストにも対応した。

加えて、リモコンには新たにDisney+のダイレクト起動ボタンも搭載。「操作/録画」ボタンも新たに装備した。

リモコン

HDMI端子は4系統を装備。前述のとおり、「X85Kシリーズ」のみHDMI 2.1対応で、4K 120fpsやVRR、ALLMといったゲーム連携が可能。なお、HDMI 2.1非対応の「X80Kシリーズ」と「X80WKシリーズ」も含めた3シリーズとも「Perfect for Playstation 5」として、PS5接続にオートHDRトーンマッピングやコンテンツ連動画質モードなどが連携動作する。

そして、同時発表されたアクセサリー“BRAVIA CAM”「CMU-BC1」の使用にも3シリーズとも対応。BRAVIA CAMを装着することで、ジェスチャーコントロールや、Google Duoを使ったビデオチャットなどが利用できるようになる。

BRAVIA CAM

また、子供などがテレビに近づきすぎた際にアラートを発したり、ユーザーがテレビの前にいないことを認識して自動で省エネモードにしたりなどといったことができる。なお、ユーザーの視聴位置を認識して画面の明るさや音声を最適化する自動画音質調整機能は、認知特性プロセッサー「XR」を搭載した“BRAVIA XR”2022年モデルのみの対応となるため、本稿で紹介している3シリーズは利用できない。

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