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公開日 2023/01/04 15:28
<CES>Nuheara、HPブランドでの完全ワイヤレス型OTC補聴器「Hearing PRO」
音楽再生にも対応
AV機器を始めとした様々な分野の企業が集う国際イベント「CES2023」がアメリカ・ラスベガスで現地時間1月5日より開幕する。正式開幕に先駆けて前夜祭イベント「CES Unveiled」が開催され、NuhearaはOTC補聴器「HP Hearing PRO」を発表・展示した。
HP Hearing PROは難聴のユーザーに向けて開発されたOTC補聴器で、米国での発売は2月を予定する。価格は699ドル。米国ではOTC補聴器でもFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可が必要だが、日本では同様の規制はないため、日本市場での販売に向けても準備を進めているという。
本製品はHPブランドだが、あくまでNuhearaがライセンスを使用しているかたち(2022年4月に両社が協業)。その理由について、「HPは80年の歴史を持っており、アメリカでは26番目に認知度の高いブランド」であることから、ユーザーが販売店で購入する際に信頼して選んでもらえる、という狙いがあると説明員は話していた。
完全ワイヤレスイヤホンのような見た目だが、医療機器であることから、マイクを始めとした部品についても一般的なモデルと異なるとのこと。またイコライザーのプリセット機能など、音楽用のモデルが備えるような機能にも対応しないとしている。一方で音楽再生や通話も可能で、Bluetoothバージョンは5.0、コーデックはSBC、aptX、aptX Low Latencyをサポートする。
専用アプリからEar ID機能を使うことで、ユーザーの聴覚状況に合わせて自動調整が可能。補聴器のフィッテイングに用いるNAL-NL2というキャリブレーションアルゴリズムを採用しており、10分以内で最適な状態にできる。またビームフォーミング技術により、騒音のある状況での会話の聞き取りが30%改善したという。
ほか音楽再生用の機能として、アクティブノイズキャンセリングにも対応する。連続使用時間は8時間で、充電ケースからは3回分の充電が可能。補聴器本体はIP54の防塵防滴も備える。ケースの外形寸法は76×57×29mmで、質量は66g。また補聴器の外形寸法は直径17×24mm、質量は片側あたり8gとなる。
HP Hearing PROは難聴のユーザーに向けて開発されたOTC補聴器で、米国での発売は2月を予定する。価格は699ドル。米国ではOTC補聴器でもFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可が必要だが、日本では同様の規制はないため、日本市場での販売に向けても準備を進めているという。
本製品はHPブランドだが、あくまでNuhearaがライセンスを使用しているかたち(2022年4月に両社が協業)。その理由について、「HPは80年の歴史を持っており、アメリカでは26番目に認知度の高いブランド」であることから、ユーザーが販売店で購入する際に信頼して選んでもらえる、という狙いがあると説明員は話していた。
完全ワイヤレスイヤホンのような見た目だが、医療機器であることから、マイクを始めとした部品についても一般的なモデルと異なるとのこと。またイコライザーのプリセット機能など、音楽用のモデルが備えるような機能にも対応しないとしている。一方で音楽再生や通話も可能で、Bluetoothバージョンは5.0、コーデックはSBC、aptX、aptX Low Latencyをサポートする。
専用アプリからEar ID機能を使うことで、ユーザーの聴覚状況に合わせて自動調整が可能。補聴器のフィッテイングに用いるNAL-NL2というキャリブレーションアルゴリズムを採用しており、10分以内で最適な状態にできる。またビームフォーミング技術により、騒音のある状況での会話の聞き取りが30%改善したという。
ほか音楽再生用の機能として、アクティブノイズキャンセリングにも対応する。連続使用時間は8時間で、充電ケースからは3回分の充電が可能。補聴器本体はIP54の防塵防滴も備える。ケースの外形寸法は76×57×29mmで、質量は66g。また補聴器の外形寸法は直径17×24mm、質量は片側あたり8gとなる。