バッファロー、スマホ用CDレコーダー「ラクレコ」に語学学習モード。専用アプリを無償アップデート

バッファローは、スマートフォン用CDレコーダー「ラクレコ」の専用アプリにおいて、「語学学習プレーヤーモード」を搭載する無償アップデートを発表。iOSは本日3月22日より配信を開始、Android/Fire OSは3月29日10時の配信を予定している。

本アップデートでは、リスニング教材などの語学学習向けのCDを「ラクレコ」に取り込み、再生しながら学習する際に役立つ3つの新機能を備える「語学学習プレーヤーモード」が利用可能となる。これにより、CD教材や語学学習用CDプレーヤー等の機器を持ち運ぶ手間なく、スマートフォン1台で効率よく学習を行える。

搭載する3つの機能は、1つめが「スピードコントロール機能」。再生スピードをデジタル処理により自然な音程のまま変更する。0.5倍速～3.0倍速を0.1倍速単位で自由に選択可能で、利用頻度が高い再生スピードをワンタッチで選択できる。

再生速度を速めた音声を繰り返し再生する速聴トレーニング、時短をしながらの英語学習、逆に再生速度を落とすことで、聞き取りにくい難易度の高い問題を自分のレベルに合わせた学習、聞き取りやすい速度で聴きながら真似て発音を行うシャドウイングなどに最適としている。

2つめは、指定した区間を繰り返し再生する「A-B間リピート再生機能」。リピート区間の開始位置と終了位置は個別で自由に設定できる、開始位置は変えずに終了位置だけ少しずつ伸ばしていく直感的な学習も行える。リピート区間内での一時停止も可能で、特定の長文リスニング問題のナレーション部分だけ、途中で止めながら繰り返しトレーニングするといった使い方もできる。

3つめに、聴き取れなかった部分の聴き直しや不要な箇所をスキップできる「3秒戻し＆10秒スキップ」。再生中にワンタッチで“3秒戻す”“10秒進める”ことができる。秒数は設定画面から変更できる。

「語学学習プレーヤーモード」へは、プレーヤー画面にて通常のミュージックプレーヤーモードからワンタップで切り替えられる。また、ラクレコ用アプリならではの、取り込んだCD単位でプレイリストを作成できる「アルバムプレイリスト」を利用すれば、教材を一覧から手早く選択して学習を始められる。

ラクレコは、iPhoneやAndroidスマートフォンに音楽CDから楽曲を直接取り込むことができるスマートフォン用CDレコーダー。本体にWi-Fi機能を搭載し、音楽CDなどの楽曲をパソコン不要で直接スマートフォンにワイヤレスで取り込むことが可能。「語学学習プレーヤーモード」を新たに搭載し、同社では「今春に進級・進学をむかえる方やステップアップを志している方に向けた学習を応援するアイテムとしてもおすすめ」とアピールする。