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ガジェット 公開日 2023/09/13 15:15
アップル、48MP画像をコンパクトに保存できる「HEIF Max」形式をiOS 17に搭載
iOS 16まで48MPはProRAWだけでした
アップルは、9月13日午前2時から開催された新iPhone発表イベント「Wonderlust.」で、iPhone 15/15 Plus、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxを発表した。これら新しいiPhoneは、メインカメラにiPhone 14 Pro Maxと同じ48MP解像度のセンサーを搭載しており、非常に高精細な写真を撮影する能力を備えている。
ただし、iOS 16とiPhone 14 Pro Maxの組み合わせの場合、この48MPの高解像度な写真を保存するには、ProRAW形式を使用するほかなかった。ProRAW画像フォーマットはセンサーが取得した生のデータそのものであり、そのままでは写真画像として扱うことができないだけでなく、データ量も1枚で約75MBに及ぶため、特に初心者には扱いにくい。
一方、iOS 11以降で採用されているHEIFフォーマットや、従来のJPEGフォーマットは、12MP解像度までしか保存ができない制約があった。
iOS 17では、この問題を解決する「HEIF Max」と呼ばれるフォーマットが追加されている。これによりユーザーは、48メガピクセルの解像度で、なおかつProRAW形式よりもはるかに少ないデータ容量(1枚あたり約5MB)で写真を保存できるようになった。
また従来のiOSでは、写真の保存フォーマットを切り替える際、設定アプリから目的の設定項目を探していく必要があった。だがiOS 17では、HEIF Max/RAWボタンを長押しすれば、目的のフォーマットに切り替えることが可能になっている。
ちなみに、iPhoneのカメラでの写真の撮影方法をカスタマイズ、プリセット化できる「フォトグラフスタイル」機能は、HEIF Maxフォーマットでも利用可能だ。一方で、HEIF Maxは「Live Photos」機能に対応していない点には注意したい。
HEIF Maxフォーマットが使えるiOS 17は、9月19日に公開される予定だ。対応機種はiPhone XR以降およびiPhone SEとなっている。また今回発表されたiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxは、iOS 17をプリインストールして出荷されるため、購入直後からこのオプションが利用可能だ。
Source: Apple
ただし、iOS 16とiPhone 14 Pro Maxの組み合わせの場合、この48MPの高解像度な写真を保存するには、ProRAW形式を使用するほかなかった。ProRAW画像フォーマットはセンサーが取得した生のデータそのものであり、そのままでは写真画像として扱うことができないだけでなく、データ量も1枚で約75MBに及ぶため、特に初心者には扱いにくい。
一方、iOS 11以降で採用されているHEIFフォーマットや、従来のJPEGフォーマットは、12MP解像度までしか保存ができない制約があった。
iOS 17では、この問題を解決する「HEIF Max」と呼ばれるフォーマットが追加されている。これによりユーザーは、48メガピクセルの解像度で、なおかつProRAW形式よりもはるかに少ないデータ容量(1枚あたり約5MB)で写真を保存できるようになった。
また従来のiOSでは、写真の保存フォーマットを切り替える際、設定アプリから目的の設定項目を探していく必要があった。だがiOS 17では、HEIF Max/RAWボタンを長押しすれば、目的のフォーマットに切り替えることが可能になっている。
ちなみに、iPhoneのカメラでの写真の撮影方法をカスタマイズ、プリセット化できる「フォトグラフスタイル」機能は、HEIF Maxフォーマットでも利用可能だ。一方で、HEIF Maxは「Live Photos」機能に対応していない点には注意したい。
HEIF Maxフォーマットが使えるiOS 17は、9月19日に公開される予定だ。対応機種はiPhone XR以降およびiPhone SEとなっている。また今回発表されたiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxは、iOS 17をプリインストールして出荷されるため、購入直後からこのオプションが利用可能だ。
Source: Apple