ガジェット 公開日 2025/02/12 14:35

ブルーエア、“多機能空気清浄機”参入。加湿対応モデル、ヒーター搭載モデルなど3機種発表

ヒーター搭載モデルは来年1月発売
Gadget Gate
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
セールス・オンデマンドは、同社が取り扱うBlueair(ブルーエア)より、3つの空気清浄機を12月13日から順次発売する。ラインナップおよび税込価格、発売日は以下の通り。

・「2-in-1 加湿空気清浄機 DH3i」59,400円/2024年12月13日発売・「Classic Pro CP7i」108,900円/2024年12月13日発売・「ComfortPure 3-in-1 空気清浄機 T10i」66,000円/2025年1月下旬発売予定

スウェーデンの空気清浄機ブランドのブルーエアが、多機能空気清浄機に本格する格好。加湿機能や温度調整機能を搭載したモデルを投入することで、より多くのユーザーの「エアウェルネス」に貢献するとしている。

■2-in-1 加湿空気清浄機

空気清浄と加湿に対応するモデル。「日本では加湿空気清浄機の需要が高いが、消費者の期待に応える製品が少ない」という日本市場の要望に、空気清浄機の専門家として応えるために開発したとしている。

空気清浄機能と加湿性能を両立したと説明。空気清浄には独自のHEPASilentテクノロジーを採用し、0.1μmまでの有害物質を99.97%まで除去する。また加湿フィルターには表面積の大きいものを採用することで、360度から吸い込み素早く部屋を加湿するという。

また、清潔さと手入れのしやすさにも配慮。加湿フィルターとタンクを完全に分けたセパレート構造とすることで、加湿フィルターを清潔に保つという。さらにタンク内のポンプにはUVランプを備え、細菌を抑制。使用後に加湿フィルターを完全乾燥させるオートドライモードも搭載する。

給水については、天面から直接注ぐ方法と、タンクに直接給水する方法に対応。ボディカラーにはニュアンスグレーを採用しつつ、デザインは角張った機械的な印象ではなく、柔らかな曲線を活かしたフォルムを目指している。

また、天面にはディスプレイが搭載されており、部屋の湿度を確認することが可能。サイドにはファブリックハンドルを搭載し、部屋間の移動に利用できる。ほか、空気の質を5段階で表示するLEDランプを搭載する。

空気清浄運転の適用床面積は30畳まで、加湿運転の適用床面積は19畳まで(プレハブ)/12畳まで(木造)。外形寸法は約305W×660H×340Dmm、質量は約9.1kg。保証期間は3年間、アプリにも対応する。

■Classic Pro

Classicシリーズを進化させたとする最上位モデル。空気清浄機の要である、空気を吸引するファンと有害物質を除去するフィルターの両方を強化したとしている。

ファンには、DCモーターを採用したデュアルパワーファンを搭載。2つのファンが吸引することで、8畳を5分で清浄するという。フィルターは5層で清浄する仕組みとなっており、具体的には大きなホコリや粒子を取るプレフィルター、イオン帯電、メインフィルター、匂いを除去するカーボンフィルター、そして最後にHINS Pureテクノロジーによる除菌が行われる。

このHINS Pureテクノロジーとは、UVCよりも安全で人体に害のない可視光線(405nm)をフィルターに照射するというもので、欧米では手術室にも使用される技術。ウイルスの12分の1サイズである、0.008μmまでの有害物質を99.99%除去できる。これにより、フィルター交換時の二次感染リスクを抑制。フィルター素材への影響も少ないため、長期使用にも貢献するとのこと。

デザインは、さまざまなインテリアに合うものを追求。本体も長期間の使用を考慮しており、本体素材には、航空宇宙産業でも使われるというカーボンスチール素材を採用する。底面にはキャスターを備えるため、転がして移動させることができる。

適用床面積は56畳まで。外形寸法は約500W×600H×250Dmm、質量は約15kg。保証期間は5年間、アプリにも対応する。

■ComfortPure 3-in-1 空気清浄機

夏にはファン、冬にはヒーター、そして春と秋には空気清浄機という、3つの役割を1台に備えたモデル。季節を問わず、出しっぱなしで使えるとアピールされている。

それぞれの機能ごとに吹き出し口が設けられており、正面のスリットはヒーター、その左右からはファン、天面からは空気清浄した空気が出る設計。フィルターにはHEPASilentテクノロジーを採用し、0.1μmまでの有害物質を99.97%除去できる。

ヒーターには熱伝導率の高いセラミック素材し、電源をいれてから60秒で暖められるとのこと。またファンについても、シャープで直線的な風が出せるように設計。パワフルなので涼しさを感じられると説明している。

今回発表されたモデルでは、唯一本モデルのみがリモコン操作に対応。本体とアプリからの操作にも対応する。アプリを使うことで、首振りの角度やタイマーといった詳細な設定が可能。

デザインは、リビングにも寝室にも馴染むよう意識したとのこと。転倒検知にも対応しているため、ヒーター使用時にうっかり倒しても安心だとしている

適用床面積は18畳まで。外形寸法は約262W×502H×2262Dmm、質量は約6.3kg。

Source: Blueair

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ティアックからのクリスマスプレゼント。ネットワークオーディオと過ごす“すてきなホリデイ”
2 日常生活とエンタメをシームレスに楽しむ! マンションのLDKで120型/5.1.4chシアター
3 【インタビュー】“カメラ新世界”へ導くニコン。動画制作や若年層など新たな需要にも訴える魅力溢れる商品群
4 有力ブランド開発陣による珠玉のリファレンス、映像コンテンツ<画質編>
5 【ミニレビュー】デジタルケーブルのノイズをキャッチ!パーフェクション「Amorcrystal Split」
6 IXOOST、F1やスーパーカーのコンポーネントを活かしたオーダーメイドBlutoothスピーカー
7 Volumio、DACや入出力を強化したネットワークプレーヤー「Primo Plus」
8 タンスのゲン、好みのサイズに調整できるユニット式テレビ台。伸縮式やフラップ扉モデルも
9 トップウイング、海苔波形や高周波ノイズを補正するアクティブアナログフィルター「Sonic Corrector」
10 Eleven Audio、ACアダプターのノイズを低減する電源クリーナー「VoltCel」
12/23 10:49 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX