• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/10/16 12:06

Android TV搭載メディアプレーヤー「Nexus Player」発表 − Android 5.0は“Lollipop”に

「Nexus 6」「Nexus 9」も
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Googleは、次期Android OS「Android 5.0」のコードネームが“Lollipop(ロリポップ)”になることを正式発表した。同時にこのLollipop搭載デバイスとして、モトローラ製スマホ「Nexus 6」、HTC製タブレット「Nexus 9」や、ASUS製のAndroid TV搭載メディアプレーヤー「Nexus Player」が登場することをアナウンスしている。

次期Android OS「Android 5.0」のコードネームは多くの予想通り“Lollipop(ロリポップ)”に

Android 5.0搭載のデバイス群が発表された

Android 5.0 “Lollipop”では、音楽や写真、アプリ、検索履歴などの情報を、同OSを搭載する異なるデバイス間でシームレスに連携させて引き継ぐことができるようになるという。また、これらの機能をかんたんに操作できる「Material Design」と呼ばれる新デザインのUIを採用しており、ユーザーのタッチ操作や声に応答し、より直感的な操作が可能になるとしている。

特定の人からの連絡通知はロック画面から確認することができるように設定できるなど、デバイスのより細かい制御にも対応。さらに複数のユーザーアカウントを登録することが可能となり、ゲストユーザーモードも備える。また、デバイスのバッテリー寿命を拡張する新しいバッテリーセーバー機能も搭載する。

アプリ開発者向けには5,000以上のAPIが用意されるとのことで、フレキシブルなデザイン性を備え、様々なデバイスにフィットするカスタマイズが行えるとしている。

■Android TV搭載メディアプレーヤー「Nexus Player」

Nexus Playerは、スマホなどのデバイスと連携し、VODやYouTubeなどの動画コンテンツや音楽アプリおよびゲームなどを、テレビで再生/視聴できるようになるHDMI接続型のメディアプレーヤー。iPhone/AndroidやPC、Chromebookなどと連携し、各デバイス内コンテンツをキャスト再生することもできる。本機は、米国版Google Playで10月17日発売を予定している。価格は99ドル。

Nexus Player

コンソール部のほか、専用リモコンが付属。オプションでゲーム用コントローラーも用意する

プラットフォームにAndroid TVを搭載する初のデバイスで、円形上のコンソール部本体のほかに音声操作対応リモコンが付属する。また、オプションで用意するゲーム用コントローラーを使用することで、専用ゲームを楽しむことができる。

本体CPUにはインテルの1.8GHzクアッドコアAtom、グラフィックにPowerVR Series 6を採用する。2D/3Dエンジンも搭載。メモリーはRAMが1GBで、8GBの内蔵ストレージを備える。

搭載端子は、1,920×1,080/60Hz映像の出力が可能なHDMI出力、microUSB 2.0を装備。ワイヤレス通信規格は802.11ac 2×2 (MIMO)およびBluetooth 4.1をサポートしている。付属リモコンとはBluetooth経由でワイヤレス接続する。

■「Nexus 6」と「Nexus 9」

Nexus 6は、約6インチ(5.96インチ)のディスプレイを搭載するモトローラ製のスマートフォン。Gorilla Glass 3を採用しており、表示解像度は1,440×2,560で、画素密度は493ppi。日本では、ワイモバイルが独占して販売する。ワイモバイルでは「発売日・価格等、詳細は追って発表する」としている。

Nexus 6

プロセッサーはクアッドコア Krait 450 CPU 2.7 GHz(Qualcomm Snapdragon 805 SOC)、GPUはAdreno 420を搭載する。4K/30fps動画撮影に対応し、光学式手ぶれ補正を備える13メガピクセルのメインカメラと、2メガピクセルのサブカメラを装備。3,220mAhのバッテリーを搭載しており、最長24時間の通話、最長10時間の動画再生に対応する。なお、内蔵ストレージの容量別に32GBと64GBをラインナップする。

Nexus 9は、2,048×1,536(QXGA)/アスペクト比4対3の8.9インチディスプレイを搭載するHTC製タブレット。本機もGorilla Glass 3を採用している。CPUは64 ビット NVIDIA Tegra K1 プロセッサーで、グラフィックはKepler GPUを採用する。

Nexus 9

ワイヤレス通信規格は802.11ac 2×2 (MIMO)、NFC対応のBluetooth 4.1をサポート。6,700mAhのバッテリーを搭載しており、Wi-Fi通信時で最長9.5時間、LTE通信時で最長8.5時間のインターネット接続、最長9.5時間の動画再生に対応する。

カメラ機能は8メガピクセルのメインカメラと、1.6メガピクセルのサブカメラを装備する。音声再生機能としては、本体フロントに配置したHTC BoomSoundスピーカーによる、より臨場感と深みのあるひずみのないサウンドを実現するとしている。本機は、内蔵ストレージの容量別に16GBと32GBのモデルをラインナップする。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX