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公開日 2018/11/15 11:31
シャープ、4辺ナローベゼル実現のコンパクトスマホトップエンド「AQUOS R2 compact」
性能も更に強化
シャープは、ディスプレイベゼルを4辺すべてスリム化した、コンパクトスマートフォンのトップエンドモデル「AQUOS R2 compact」を2019年1月中旬より発売する。
本日開催された製品発表会では、同社パーソナル通信事業部長の小林繁氏が本機について「コンパクトサイズにフラグシップに匹敵する性能を搭載したモンスター級スペック」と紹介。搭載技術とコンセプトについても語った。
コンパクトスマートフォンの従来モデル「AQUOS R compact」では、基板レイアウトなど技術的な課題からディスプレイベセルのスリム化が3辺のみにとどまっていたが、ディスプレイ基板の設計変更、指紋センサーのコンパクト化などにより、4辺すべてのスリム化を実現。AQUOS R compactから本体幅を約2mm縮小しながらも、ディスプレイの表示面積は4.9型から5.2型へと拡大した。
小林氏はコンパクトモデルの開発にこだわる理由として、スマホの片手操作やポケットでの携帯を行うユーザーが多いことを挙げた。同氏が「片手ポケット族」と呼ぶこれらのユーザーは、スマホで幅広いサービスが利用できるようになる「スマホのインフラ化」が進んだことで、さらに増加傾向にあるという。
AQUOS R2 compactは、そうした俊敏性/機動性が要求される利用スタイルに合わせるかたちで設計されており、なかでも日本人の平均的な手のサイズ、特に中指と親指の長さに注目。本体幅を65mm以下、画面幅を60mm以下に抑えることで、ホールド性/操作性を両立した。また、片手操作時に親指の付け根がディスプレイに触れ、誤操作が起こりやすいことを考慮し、専用のタッチ設定も搭載している。
ハードウェアとして、2.8GHz+1.7GHz オクタコアCPUのクアルコム「Snapdragon 845」、4GBのRAM、64GBのROMを搭載。従来モデルと比較してCPU性能は約1.5倍、GPU性能は約4倍になるなどいずれも従来モデルからスペックアップを遂げ、スマートフォンとしての基礎性能が向上した。
また設計の見直しにより放熱性能も高めており、発熱による性能低下を軽減。ハードウェアの最高性能を維持できる時間は約7倍にまで延長したという。
ディスプレイ解像度は2,280×1,080のフルHD+。同社独自の倍速駆動機能を備えた「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」技術を搭載し、AQUOS R compactと比較しても画素応答速度は1.6倍に高速化している。
映像エンジンは同社フルサイズスマートフォンと同様、色再現性を高めた「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載。広色域、高輝度、高コントラストのほか、色の正確性まで調整し、美しい画質を追求している。また、ドルビービジョンを始めHDR10、HLG、VP9などHDRコンテンツの再生にも対応している。
ディスプレイデザインには同社独自のFree Form Display技術を活用し、画面上部にはカメラ、下部には指紋センサーが張り出す「Wノッチデザイン」を採用した。Android 9ではスマートフォンのノッチデザインを正式にサポートしていることもあり、アプリの動作や操作性を損なうこともないという。
カメラ側ノッチは、切り欠きタイプからピンホールタイプに形状を変えたことでAQUOS R compactから26%縮小。インカメラは、新たに顔認証にも対応している。指紋センサーはタッチに加えスワイプ操作にも対応、Androidのホームボタンと同等の機能を備えている。
メインカメラの性能は、同社のフラグシップスマートフォン「AQUOS R2」の静止画用カメラと同等で、画素数は約2,260万画素。静止画撮影用の光学手ブレ補正、動画用撮影用の電子手ブレ補正と2種類の手ブレ補正を搭載し、撮影方法ごとに異なるブレパターンへ効果的に対応するという。
充電やデータ転送用端子にはUSB Type-Cを採用。スマホユーザーの有線ヘッドホン/イヤホン使用率がいまだ高い事から3.5mmヘッドホンジャックも引き続き搭載しており、ヘッドホン/イヤホン使用時にはドルビーアトモスコンテンツの再生も可能。最大サンプリングレート等は現時点で不明だが、FLAC/WAV/DSF/DSDIFFなどの音源フォーマットも再生に対応する(DSDはリニアPCM変換再生)。
本体のシャーシはアルミ、ディスプレイはゴリラガラス3、バックパネルはPC-アクリル樹脂ハイブリッド材で構成し、質量は約135gに抑えた。バックパネルは樹脂を吟味した上で、通常用いられる射出成形ではなくプレス成形によって製造。薄さと剛性を両立した。外形寸法は64W×131H×9.3Dmm。
その他、microSDXCスロットは1基、バッテリーは2,500mAhを搭載。バッテリー持ちについては現在最終調整と計測を行っているとのことだが、AQUOS R compactから連続待機時間は据え置くとのこと。
風呂場での使用も可能なIPX5/IPX8の防水や、IP6Xの防塵にも対応。BluetoothはVer.5.0に準拠する。また、小林氏はカタログスペックに表れない改良点として、前モデルユーザーから寄せられていたWi-Fi感度も改善を図ったと話していた。
本日開催された製品発表会では、同社パーソナル通信事業部長の小林繁氏が本機について「コンパクトサイズにフラグシップに匹敵する性能を搭載したモンスター級スペック」と紹介。搭載技術とコンセプトについても語った。
コンパクトスマートフォンの従来モデル「AQUOS R compact」では、基板レイアウトなど技術的な課題からディスプレイベセルのスリム化が3辺のみにとどまっていたが、ディスプレイ基板の設計変更、指紋センサーのコンパクト化などにより、4辺すべてのスリム化を実現。AQUOS R compactから本体幅を約2mm縮小しながらも、ディスプレイの表示面積は4.9型から5.2型へと拡大した。
小林氏はコンパクトモデルの開発にこだわる理由として、スマホの片手操作やポケットでの携帯を行うユーザーが多いことを挙げた。同氏が「片手ポケット族」と呼ぶこれらのユーザーは、スマホで幅広いサービスが利用できるようになる「スマホのインフラ化」が進んだことで、さらに増加傾向にあるという。
AQUOS R2 compactは、そうした俊敏性/機動性が要求される利用スタイルに合わせるかたちで設計されており、なかでも日本人の平均的な手のサイズ、特に中指と親指の長さに注目。本体幅を65mm以下、画面幅を60mm以下に抑えることで、ホールド性/操作性を両立した。また、片手操作時に親指の付け根がディスプレイに触れ、誤操作が起こりやすいことを考慮し、専用のタッチ設定も搭載している。
ハードウェアとして、2.8GHz+1.7GHz オクタコアCPUのクアルコム「Snapdragon 845」、4GBのRAM、64GBのROMを搭載。従来モデルと比較してCPU性能は約1.5倍、GPU性能は約4倍になるなどいずれも従来モデルからスペックアップを遂げ、スマートフォンとしての基礎性能が向上した。
また設計の見直しにより放熱性能も高めており、発熱による性能低下を軽減。ハードウェアの最高性能を維持できる時間は約7倍にまで延長したという。
ディスプレイ解像度は2,280×1,080のフルHD+。同社独自の倍速駆動機能を備えた「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」技術を搭載し、AQUOS R compactと比較しても画素応答速度は1.6倍に高速化している。
映像エンジンは同社フルサイズスマートフォンと同様、色再現性を高めた「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載。広色域、高輝度、高コントラストのほか、色の正確性まで調整し、美しい画質を追求している。また、ドルビービジョンを始めHDR10、HLG、VP9などHDRコンテンツの再生にも対応している。
ディスプレイデザインには同社独自のFree Form Display技術を活用し、画面上部にはカメラ、下部には指紋センサーが張り出す「Wノッチデザイン」を採用した。Android 9ではスマートフォンのノッチデザインを正式にサポートしていることもあり、アプリの動作や操作性を損なうこともないという。
カメラ側ノッチは、切り欠きタイプからピンホールタイプに形状を変えたことでAQUOS R compactから26%縮小。インカメラは、新たに顔認証にも対応している。指紋センサーはタッチに加えスワイプ操作にも対応、Androidのホームボタンと同等の機能を備えている。
メインカメラの性能は、同社のフラグシップスマートフォン「AQUOS R2」の静止画用カメラと同等で、画素数は約2,260万画素。静止画撮影用の光学手ブレ補正、動画用撮影用の電子手ブレ補正と2種類の手ブレ補正を搭載し、撮影方法ごとに異なるブレパターンへ効果的に対応するという。
充電やデータ転送用端子にはUSB Type-Cを採用。スマホユーザーの有線ヘッドホン/イヤホン使用率がいまだ高い事から3.5mmヘッドホンジャックも引き続き搭載しており、ヘッドホン/イヤホン使用時にはドルビーアトモスコンテンツの再生も可能。最大サンプリングレート等は現時点で不明だが、FLAC/WAV/DSF/DSDIFFなどの音源フォーマットも再生に対応する(DSDはリニアPCM変換再生)。
本体のシャーシはアルミ、ディスプレイはゴリラガラス3、バックパネルはPC-アクリル樹脂ハイブリッド材で構成し、質量は約135gに抑えた。バックパネルは樹脂を吟味した上で、通常用いられる射出成形ではなくプレス成形によって製造。薄さと剛性を両立した。外形寸法は64W×131H×9.3Dmm。
その他、microSDXCスロットは1基、バッテリーは2,500mAhを搭載。バッテリー持ちについては現在最終調整と計測を行っているとのことだが、AQUOS R compactから連続待機時間は据え置くとのこと。
風呂場での使用も可能なIPX5/IPX8の防水や、IP6Xの防塵にも対応。BluetoothはVer.5.0に準拠する。また、小林氏はカタログスペックに表れない改良点として、前モデルユーザーから寄せられていたWi-Fi感度も改善を図ったと話していた。