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公開日 2019/03/18 18:56
OPPO、10倍ズームスマホを2019年に日本市場投入。防水/Felica対応機や新シリーズ「Reno」も
5Gへの取り組みもアピール
OPPOは、日本市場における2019年の活動方針などを説明する発表会を開催。新技術「10倍ハイブリッドズーム」搭載スマートフォンを2019年第二四半期に日本市場へ投入予定であること、防水およびFelica対応モデルや、新シリーズ「Reno(リノ)」での端末も投入予定であることを明かした。
オッポジャパン(株)代表取締役社長の揄F辰(トウ・ウシン)氏らが登壇した席上で明かしたもの。また、発表会では5Gについての取り組みなどについても言及された。
「10倍ハイブリッドズーム」は、スマートフォンに搭載した3基のカメラをリレーすることで、スマホ本体の厚みを抑えたままで画質劣化なく10倍ズームを実現するという独自技術。「ロスレス10倍ズーム」として今年1月に発表していたもので(関連ニュース)、名称を改めて展開していく。
ズーム倍率1倍-1.7倍を受け持つ焦点距離16mm(35mm換算)で画角120度の超広角カメラ、1.7倍-8倍を受け持つ4,880万画素のメインカメラ、8倍-10倍を受け持つテレフォト(望遠)カメラという3基のカメラを搭載。3台のカメラが連動して動作してリレー方式で画像を処理することで10倍ズームを実現する。
同社では「今回、800万画素を下回ることがないことをロスレスだと定義した」とし、800万画素相当の画質で10倍ズームが行えると説明した。なお発表会の会場には実際に同技術を搭載した端末を参考展示しており、その端末では、ロスレスではなくなるものの最大20倍までのデジタルズームが行えるようになっていた。また、「日本ではまだ環境が整っていないのでどうなるかわからないが、この試作機はハードウェアとしては5Gにも対応している」とのことだった。
同技術では、独自の「ペリスコープ(潜望鏡)構造」を採用し、レンズセットの横方向の配置と屈折を利用して、スマホ筐体の幅と厚みを最大限に活用。これによって省スペース化を図り、「従来のやり方ではレンズモジュールの厚さが15mmにもなってしまうが、カメラモジュール全体の厚さをR17 Proとほぼ同じ6.7mmにすることができた」という。
さらに、メインカメラとテレフォトカメラには光学式手ぶれ補正機構を装備。加えて「D-カットレンズ」によって優れた光学性能も確保しているという。
なお、端末の最終的なスペックなど詳細はまだ未定。防水&Felica対応モデルや、新シリーズ「Reno」についても2019年内の日本市場投入が予告されたのみで、「具体的なことはまた適切な時期に改めて紹介したい。ご期待いただきたい」とした。
搦≠ヘ、「2019年はモバイル業界においていろんなチャレンジが待ち構えている。(通信回線提供と端末販売の)分離プランの実行による影響、5G時代の本格的な到来によってマーケットは大きな変化を迎えるだろう」とコメントし、「そのためにOPPOは革新的な製品を提供し、日本市場の皆さんに素晴らしい体験を提供し続ける」とあいさつ。
“より身近なOPPO” になるとし、「日本のお客様とのお約束」として、上記の各種新製品の投入予定や、より日本に適した方法でユーザーとのコミュニケーションをとっていくこと、アフターサポートのさらなる充実を図っていくことなどを発表した。
5Gについては、OPPO標準化リサーチ担当ディレクターのHenry Tang(ヘンリー・タン)氏が紹介。2015年4月に5G標準化チームを結成するなど早期から5Gへ取り組み、2018年8月には世界で初めて5G信号およびデータ接続を達成した1社になるなど、5Gにおける多くの実績を持つメーカーであることを改めて説明した。
オッポジャパン(株)代表取締役社長の揄F辰(トウ・ウシン)氏らが登壇した席上で明かしたもの。また、発表会では5Gについての取り組みなどについても言及された。
「10倍ハイブリッドズーム」は、スマートフォンに搭載した3基のカメラをリレーすることで、スマホ本体の厚みを抑えたままで画質劣化なく10倍ズームを実現するという独自技術。「ロスレス10倍ズーム」として今年1月に発表していたもので(関連ニュース)、名称を改めて展開していく。
ズーム倍率1倍-1.7倍を受け持つ焦点距離16mm(35mm換算)で画角120度の超広角カメラ、1.7倍-8倍を受け持つ4,880万画素のメインカメラ、8倍-10倍を受け持つテレフォト(望遠)カメラという3基のカメラを搭載。3台のカメラが連動して動作してリレー方式で画像を処理することで10倍ズームを実現する。
同社では「今回、800万画素を下回ることがないことをロスレスだと定義した」とし、800万画素相当の画質で10倍ズームが行えると説明した。なお発表会の会場には実際に同技術を搭載した端末を参考展示しており、その端末では、ロスレスではなくなるものの最大20倍までのデジタルズームが行えるようになっていた。また、「日本ではまだ環境が整っていないのでどうなるかわからないが、この試作機はハードウェアとしては5Gにも対応している」とのことだった。
同技術では、独自の「ペリスコープ(潜望鏡)構造」を採用し、レンズセットの横方向の配置と屈折を利用して、スマホ筐体の幅と厚みを最大限に活用。これによって省スペース化を図り、「従来のやり方ではレンズモジュールの厚さが15mmにもなってしまうが、カメラモジュール全体の厚さをR17 Proとほぼ同じ6.7mmにすることができた」という。
さらに、メインカメラとテレフォトカメラには光学式手ぶれ補正機構を装備。加えて「D-カットレンズ」によって優れた光学性能も確保しているという。
なお、端末の最終的なスペックなど詳細はまだ未定。防水&Felica対応モデルや、新シリーズ「Reno」についても2019年内の日本市場投入が予告されたのみで、「具体的なことはまた適切な時期に改めて紹介したい。ご期待いただきたい」とした。
搦≠ヘ、「2019年はモバイル業界においていろんなチャレンジが待ち構えている。(通信回線提供と端末販売の)分離プランの実行による影響、5G時代の本格的な到来によってマーケットは大きな変化を迎えるだろう」とコメントし、「そのためにOPPOは革新的な製品を提供し、日本市場の皆さんに素晴らしい体験を提供し続ける」とあいさつ。
“より身近なOPPO” になるとし、「日本のお客様とのお約束」として、上記の各種新製品の投入予定や、より日本に適した方法でユーザーとのコミュニケーションをとっていくこと、アフターサポートのさらなる充実を図っていくことなどを発表した。
5Gについては、OPPO標準化リサーチ担当ディレクターのHenry Tang(ヘンリー・タン)氏が紹介。2015年4月に5G標準化チームを結成するなど早期から5Gへ取り組み、2018年8月には世界で初めて5G信号およびデータ接続を達成した1社になるなど、5Gにおける多くの実績を持つメーカーであることを改めて説明した。