• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/09/11 04:48

アップル、トリプルカメラ搭載「iPhone 11 Pro」。有機ELディスプレイも進化

iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro MAXの2機種
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アップルは米国時間10日、スマートフォン新モデル「iPhone 11 Pro」と「iPhone 11 Pro Max」の2モデルを発表した。いずれも9月20日に発売。日本では9月13日午後9時から予約が開始される。

iPhone 11 Pro

iPhone 11 Proは画面サイズが5.8インチで、価格は容量64GBが106,800円、256GBが122,800円、512GBが144,800円(いずれも税抜)となる。

iPhone 11 Pro Maxは画面サイズが6.5インチで、価格は64GBが119,800円、256GBが135,800円、512GBが157,800円(いずれも税抜)となる。

カラーはミッドナイトグリーン、シルバー、スペースグレイ、ゴールドの4色をラインナップする。ボディはステンレススチールとガラス製。

iPhone 11 Proシリーズは、iPhone Xsシリーズの後継モデル。最新のA13 Bionicチップを採用。進化した有機ELディスプレイ「Super Retina XDRディスプレイ」を搭載する。ドルビーアトモスにも対応している。

最大の特徴となるのがトリプル12MPカメラを初採用した点だ。従来は2基搭載(望遠/広角)だった背面のメインカメラが、3基搭載(望遠/広角/超広角)となった。いずれのカメラも解像度は12メガピクセル。4倍の光学、最大10倍のデジタルズームに対応する。

トリプルカメラを初搭載

一番右の超広角カメラは視野角120度。レンズは5枚構成で、焦点距離は13mm、F値は2.4。

左列上が広角カメラ。こちらは6枚構成のレンズを採用し、焦点距離は26mm、F値は1.8。光学式手ブレ補正も搭載している。

左列下が望遠カメラ。こちらも6枚構成のレンズを採用し、焦点距離は52mm、F値は2.0。2倍の光学ズームも可能だ。光学式手ブレ補正も搭載している。

3つの異なるカメラで撮影しても写真の色味などが変わらないよう、カメラごとにホワイトバランスや露出などを精密調整。さらに3つのカメラをペアリングした上でモジュール間で再調整したとのこと。

フロントカメラも12メガピクセルのものを搭載。スローモーションでのセルフィー撮影が可能になったほか、iPhoneを横向きにすると自動的にズームアウト。横並びになった被写体も画角に入れられるという。

iPhone 11と同様に、暗部でも美しい写真が撮れるナイトモードも搭載。マシーンラーニングを用いて、瞬時に撮影した9枚の画像を合成して理想的な1枚を撮影するというDeep Fusion機能にもアップデートで対応する。

また、ポートレートモードに、スタジオ風のモノクロ写真が撮れるエフェクトが追加された。

最大4K/60pの動画撮影に対応。トリプルカメラを活用した超広角撮影も可能だ。動画のズームに合わせて音声もズームする機能も搭載。回転、トリミング、フィルタの追加など編集機能も充実させている。QuickTake機能により、写真撮影モードからそのままビデオ撮影を始めることもできる。

新たに搭載された「Super Retina XDRディスプレイ」は、日光下では最大800nit、HDRコンテンツを表示する際には最大1,200nitのピーク輝度を実現。コントラスト比は200万対1。解像度は11 Proが2,436×1,125、11 Pro Maxが2,688×1,242(いずれも458ppi)となる。従来に比べ高効率となって、バッテリーライフの伸長にも寄与する。

ビデオ再生については、ドルビービジョン、HDR10のHDRコンテンツに対応。オーディオ再生については、ドルビーアトモスに対応している。

バッテリー駆動時間は、iPhone 11 Proで従来機からプラス4時間、iPhone 11 Pro MAXでプラス5時間伸びた。また、Qiによるワイヤレス充電や、50%の充電を約30分で行える高速充電にも対応する。

水深4mで最大30分間の耐水性能を実現するIP68等級の防水性能、防塵性能も備える。

外形寸法と質量は、11 Proが71.4W×144.0H×8.1Dmm/188g、11 Pro Maxが77.8W×158H×8.1Dmm/226g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX