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公開日 2020/06/02 13:21
ファーウェイ、Leicaクアッドカメラ搭載の5Gスマホ「P40 Pro 5G」
価格は108,800円
ファーウェイ・ジャパンは、SIMフリースマートフォン「P40 Pro 5G」を6月12日に発売する。価格は108,800円(税抜)。カラーはシルバーフロストとブラックの2色を用意する。
5Gのチップセットを搭載する、同社Pシリーズの最新モデル。5GではNSAとNSに対応するほか、最大で2,400Mbpsの通信が可能な160MHzのWi-Fi6+に対応。カメラ機能にも注力し、Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」を搭載している。
ディスプレイは約6.58インチのOLEDで、アスペクト比は19.8:9。DCI-P3の色域に対応しており、HDRにも対応する。最大90Hzのリフレッシュレートによりなめらかな動作が可能。解像度は2,640×1,200ピクセルで441ppi。ブルーライトを30%低減するブルーライトカットも備える。
SoCには、HUAWEI Kirin990 5Gを搭載する。性能は従来と比較し、CPUが23%、GPUが39%、NPUが460%向上。電力効率に関しても、CPUが23%、GPUが32%、NPUが290%と向上している。特にAIパフォーマンスがアピールされており、ベンチマークで70185点を実現している。
RAMは6GBで、ストレージ容量は256GB。NMカードにより最大256GBまでの拡張にも対応する。SIMスロットはデュアルで、1つはNMカードとの排他仕様。加えてeSIMも搭載する。ディスプレイの下には、インスクリーン指紋認証を搭載。前モデル「P30 Pro」と比較して解除スピードが30%向上している。
カメラはクワッド構成の「Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」で、約5,000万画素/F1.9のウルトラビジョン広角カメラをメインカメラとして採用。1/1.28の大型センサーを採用し、2.44μmのピクセルサイズを実現。これにより、高いSN比と広いダイナミックレンジを実現しているとする。
また、世界初となる全画素オクタPDAFを採用する。これにより、光量が少ない場合でも小さい被写体・動く被写体などのフォーカス速度が向上したとのこと。ホワイトバランスについては、従来3つのカラーチャネルを8つにしたマルチスペクトル色温度センサーとAI AWBアルゴリズムにより、色精度を45%向上させたという。
そのほかカメラでは、約4,000万画素/F1.8の超広角シネマカメラ、約1,200万画素の5倍光学望遠カメラ、ToFセンサーを搭載。望遠カメラは、ペリスコープ構造とRYYBセンサーを採用する。画像エンジン「XD Fusion」を搭載し超高精細な写真や、リアルな風景、鮮やかなポートレートが撮影できるとのこと。夜景モードを使用することで、低照度下でも撮影が行える。
撮影機能としては、ベストな一枚を選べる「Golden Snap」、自動的に通行人を消すことができる「通行人除去」、ガラスなどの反射を取り除く「反射除去」といったAIを活用したモードを搭載する。
フロント部には、3,200万画素/F2.2のインカメラ、IRデプスカメラと環境&近接センサーも備える。インカメラでは、4Kセルフィービデオ撮影やベストボケセルフィーといった機能を搭載。また赤外線による顔認証の低照度ロック解除、使用中に画面を暗くしない画面注視識別、ジェスチャーでのコントロールにも対応する。
静止画だけでなくビデオ撮影にも注力しており、16ピクセルを1つのピクセルとして使用する「ピクセルフュージョンテクノロジー」による0.5ルクスでの低照度撮影、ISO51200の高感度、4K HDR撮影、4K 60fps撮影、7680fpsのスロー撮影などが可能。
また光学式と電子式を組み合わせた手ブレ補正、リアルタイムボケ機能などにも対応。マイクは3つの全方向性マイクにビームフォーミングアルゴリズムを組み合わせた「方向性オーディオズーム」を採用する。
バッテリー容量は4,200mAhで、最大40Wの超急速充電に対応する。ワイヤレスでも27Wの急速充電が行えるほか、他の端末へのワイヤレス給電にも対応する。
ソフトウェア面はAndroid10をベースにしたEMUI10.1を採用。マルチウィンドウ、Huawei Shareにも対応する。またデザインでは4つの角が緩やかなカーブを描く「クアッドカーブオーバーフローディスプレイ」を採用。耐水防塵のIP68に対応する。外形寸法は約72.6W×158.2H×8.95Dmmで、質量は約209g。
購入特典として、6月12日から9月30日までの期間中に応募した3,000名を対象に、U-NEXTが6ヶ月見放題になるキャンペーンを用意する。また同期間でNAVITIMEのプレミアムコースが1年間無料になるサービスも実施。加えて2021年3月10までのキャンペーンで、HUAWEI Mobile Cloudで50GBが1年間無料になるキャンペーンも行われる。
■前年同期比で1.4%のプラス
オンラインで発表会が開催された。発表会では、同社日本韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴハ)氏が登壇。これまで10年間務めてきた同役職を譲り、中国本社でコンシューマービジネスチームに加わると明かした。
その後任となるのが、2000年ファーウェイに入社し、ファーウェイエジプトなどでCEOの経験がある楊涛(タンヤオ)氏。同氏からは、4月21日に発表されたファーウェイの第1四半期の業績発表が行われた。
全体的な売上は、前年同期比で1.4%のプラスとなる1,822億人民元を記録。IDCのレポートによるとグローバルの出荷台数は2位、タブレットの出荷数についても3位を維持しているという。
また、ウェアラブル製品で+60%、ルーターで+70%、ノートPCで+120%、完全ワイヤレスイヤホンで+130%の伸び率(前年同期比)を記録したとのこと。2019年は1,317億人民元を研究開発に投資したほか、85,000件以上の有効特許を保有し、その90%以上が発明特許だとアピールされた。
5Gのチップセットを搭載する、同社Pシリーズの最新モデル。5GではNSAとNSに対応するほか、最大で2,400Mbpsの通信が可能な160MHzのWi-Fi6+に対応。カメラ機能にも注力し、Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」を搭載している。
ディスプレイは約6.58インチのOLEDで、アスペクト比は19.8:9。DCI-P3の色域に対応しており、HDRにも対応する。最大90Hzのリフレッシュレートによりなめらかな動作が可能。解像度は2,640×1,200ピクセルで441ppi。ブルーライトを30%低減するブルーライトカットも備える。
SoCには、HUAWEI Kirin990 5Gを搭載する。性能は従来と比較し、CPUが23%、GPUが39%、NPUが460%向上。電力効率に関しても、CPUが23%、GPUが32%、NPUが290%と向上している。特にAIパフォーマンスがアピールされており、ベンチマークで70185点を実現している。
RAMは6GBで、ストレージ容量は256GB。NMカードにより最大256GBまでの拡張にも対応する。SIMスロットはデュアルで、1つはNMカードとの排他仕様。加えてeSIMも搭載する。ディスプレイの下には、インスクリーン指紋認証を搭載。前モデル「P30 Pro」と比較して解除スピードが30%向上している。
カメラはクワッド構成の「Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」で、約5,000万画素/F1.9のウルトラビジョン広角カメラをメインカメラとして採用。1/1.28の大型センサーを採用し、2.44μmのピクセルサイズを実現。これにより、高いSN比と広いダイナミックレンジを実現しているとする。
また、世界初となる全画素オクタPDAFを採用する。これにより、光量が少ない場合でも小さい被写体・動く被写体などのフォーカス速度が向上したとのこと。ホワイトバランスについては、従来3つのカラーチャネルを8つにしたマルチスペクトル色温度センサーとAI AWBアルゴリズムにより、色精度を45%向上させたという。
そのほかカメラでは、約4,000万画素/F1.8の超広角シネマカメラ、約1,200万画素の5倍光学望遠カメラ、ToFセンサーを搭載。望遠カメラは、ペリスコープ構造とRYYBセンサーを採用する。画像エンジン「XD Fusion」を搭載し超高精細な写真や、リアルな風景、鮮やかなポートレートが撮影できるとのこと。夜景モードを使用することで、低照度下でも撮影が行える。
撮影機能としては、ベストな一枚を選べる「Golden Snap」、自動的に通行人を消すことができる「通行人除去」、ガラスなどの反射を取り除く「反射除去」といったAIを活用したモードを搭載する。
フロント部には、3,200万画素/F2.2のインカメラ、IRデプスカメラと環境&近接センサーも備える。インカメラでは、4Kセルフィービデオ撮影やベストボケセルフィーといった機能を搭載。また赤外線による顔認証の低照度ロック解除、使用中に画面を暗くしない画面注視識別、ジェスチャーでのコントロールにも対応する。
静止画だけでなくビデオ撮影にも注力しており、16ピクセルを1つのピクセルとして使用する「ピクセルフュージョンテクノロジー」による0.5ルクスでの低照度撮影、ISO51200の高感度、4K HDR撮影、4K 60fps撮影、7680fpsのスロー撮影などが可能。
また光学式と電子式を組み合わせた手ブレ補正、リアルタイムボケ機能などにも対応。マイクは3つの全方向性マイクにビームフォーミングアルゴリズムを組み合わせた「方向性オーディオズーム」を採用する。
バッテリー容量は4,200mAhで、最大40Wの超急速充電に対応する。ワイヤレスでも27Wの急速充電が行えるほか、他の端末へのワイヤレス給電にも対応する。
ソフトウェア面はAndroid10をベースにしたEMUI10.1を採用。マルチウィンドウ、Huawei Shareにも対応する。またデザインでは4つの角が緩やかなカーブを描く「クアッドカーブオーバーフローディスプレイ」を採用。耐水防塵のIP68に対応する。外形寸法は約72.6W×158.2H×8.95Dmmで、質量は約209g。
購入特典として、6月12日から9月30日までの期間中に応募した3,000名を対象に、U-NEXTが6ヶ月見放題になるキャンペーンを用意する。また同期間でNAVITIMEのプレミアムコースが1年間無料になるサービスも実施。加えて2021年3月10までのキャンペーンで、HUAWEI Mobile Cloudで50GBが1年間無料になるキャンペーンも行われる。
■前年同期比で1.4%のプラス
オンラインで発表会が開催された。発表会では、同社日本韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴハ)氏が登壇。これまで10年間務めてきた同役職を譲り、中国本社でコンシューマービジネスチームに加わると明かした。
その後任となるのが、2000年ファーウェイに入社し、ファーウェイエジプトなどでCEOの経験がある楊涛(タンヤオ)氏。同氏からは、4月21日に発表されたファーウェイの第1四半期の業績発表が行われた。
全体的な売上は、前年同期比で1.4%のプラスとなる1,822億人民元を記録。IDCのレポートによるとグローバルの出荷台数は2位、タブレットの出荷数についても3位を維持しているという。
また、ウェアラブル製品で+60%、ルーターで+70%、ノートPCで+120%、完全ワイヤレスイヤホンで+130%の伸び率(前年同期比)を記録したとのこと。2019年は1,317億人民元を研究開発に投資したほか、85,000件以上の有効特許を保有し、その90%以上が発明特許だとアピールされた。