公開日 2022/05/26 11:00

ファーウェイ、読み/書き両対応の10.3型電子ペーパータブレット「HUAWEI MatePad Paper」

カバーや筆圧感知対応スタイラスペンが付属
編集部:成藤 正宣
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ファーウェイ・ジャパンは、タブレット端末“MatePadシリーズ”の新モデルとして、E Inkディスプレイを採用した10.3型モデル「HUAWEI MatePad Paper(HMW-W09)」を6月9日より発売する。価格は64,800円(税込)。

「HUAWEI MatePad Paper」

紙の印刷物であるかのような表示が特徴のE Ink(電子ペーパー)ディスプレイを採用したタブレット端末。反射式ディスプレイかつアンチグレア仕様のため、まぶしい太陽光下でもクッキリと表示内容を視認でき、また32段階の明るさ調節機能により夜間や暗所でも使用できる。

紙のような質感、太陽光の下でも見やすい表示などが特徴のE Inkディスプレイを搭載

さらに、表示するコンテンツに応じて、自動または手動にてリフレッシュレートの変更が可能。例えば動きのあるコンテンツを表示する際はリフレッシュレートを上げることで、残像感を抑えて鮮明に表示させることができるとしている。

リフレッシュレート調整機能を搭載

画面解像度は1,404×1,872 227PPIで、画面占有率は86.3%を確保。やや大きめのサイズとすることでビジネス用途への活用も想定する一方、ベゼル幅をあえて太めにすることで持ちやすさに配慮したデザインを採用した。

ビジネス用途を想定し、やや大きめの10.3型を採用。太めのベゼルは持ちやすさを考慮したものとなる

4,096段階の筆圧検知を備えた同社独自のスタイラスペン「M-Pencil(第2世代)」が付属しており、コンテンツを読むだけでなく、内蔵のメモ機能やPDFなどへの書き込みにも対応。メモ機能は他のアプリの使用中でも分割画面で起動したり、手書き文字をテキストに変換することが可能。手書き文字変換は英語/中国語/日本語を認識するとしている。

専用カバーと第2世代M-Pencilが付属。メモ機能やPDFなどへの書き込みにも対応。M-Pencilは側面にマグネットで取り付けられる

OSはHarmonyOS 2を採用し、アプリは同社独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」から追加が可能。読書アプリとしては「HUAWEI Books」をプリインストール。現時点では国内書籍は10万冊超、海外書籍は13万冊超を取り揃えており、今後もさらにラインナップの拡充を予定しているという。なお、電子書籍の正規配信を促進する団体であるABJから認証を取得しており、安心してコンテンツを楽しめる取り組みにも力を入れているとのこと。

SoCにはKirin 820Eを採用し、RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBを搭載。電源ボタン内には指紋認証機能を内蔵する。バッテリー容量は約3,625mAhで、毎日2時間の読書、30分のメモを利用する場合で約6日間の連続使用が可能。スタンバイ状態は最長4週間持続するという。加えて、付属の22.5W充電器を用いた急速充電により、約10分の充電で5時間の読書が可能だとしている。

ほか、ネットワーク機能はBluetooth 5.2 BLE/Wi-Fi 6(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4GHz&5GHz、2×2 MIMO)をサポート。HUAWEI端末同士で手軽にデータ共有ができるファイル転送機能にも対応し、スピーカーやマイクも内蔵する。外形寸法は約182.7W×225.2H×6.65Dmm、質量は約360g。

なお、発売日となる2022年6月9日から6月30日の期間中に本製品を新規購入すると、「HUAWEI Books」のコンテンツ購入で使える1,000円相当のクーポンがプレゼントされる。

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