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公開日 2022/09/30 13:16

ASUS、スペックと操作性を突き詰めたゲーミングスマホ「ROG Phone 6/6 Pro」

高性能プロセッサーに合わせ冷却性も強化
編集部:成藤 正宣
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ASUS JAPANは、同社のゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)より、6.78型Androidスマートフォン「ROG Phone 6 Pro」「ROG Phone 6」を、2022年10月7日より発売する。搭載メモリー/内蔵ストレージ容量のラインナップと希望小売価格(税込)は以下の通り。

ROG Phone 6 Pro
・RAM 18GB/ROM 512GBモデル:169,800円

ROG Phone 6
・RAM 16GB/ROM 512GBモデル:149,800円
・RAM 12GB/ROM 256GBモデル:129,800円

「ROG Phone 6 Pro」「ROG Phone 6」

現時点で最上位クラスの性能を備えたプロセッサーや独自の冷却システムによる高性能と、超音波タッチセンサーによるゲーム機並みの操作性を両立したとするゲーミングスマートフォン。

モデルごとの主な違いとして、上位モデルのROG Phone 6 Proは、ゲーミングPCに匹敵する18GBのメモリーと512GBのストレージを内蔵。さらに背面には2.0型OLEDディスプレイ「ROG Vision」を搭載。充電や着信などの様々な動作に合わせ、設定したアニメーションやテキストを表示させることができる。カラーバリエーションはストームホワイト1色となる。

「ROG Phone 6 Pro」は、ラインナップ中最大容量のメモリー/ストレージと、2.0型の背面ディスプレイを搭載

また兄弟モデルのROG Phone 6も、一般的なスマートフォンを上回る容量のメモリー/ストレージを内蔵。背面にはドットマトリクスLED「Auraライト」を搭載し、着信や通知に合わせて発光させることが可能。カラーバリエーションはストームホワイト/ファントムブラックの2色を展開する。

「ROG Phone 6」は、背面にドット風表示のLEDを搭載する

SoCは全モデル共通で、高い処理性能を備えるクアルコムのハイエンドプラットフォーム「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。同時に、プロセッサーと放熱部位との間に熱伝導率の高い窒化ホウ素入りグリスを使用することで、急激な温度上昇による性能低下(サーマルスロットリング)を抑制している。

加えて、プロセッサーの熱を迅速に移動するベイパーチャンバーや、熱を広範囲に拡散するグラファイトシートを従来モデル「ROG Phone 5」より大型化するなど、冷却性能を強化。プロセッサーの性能を限界まで引き出すとしている。

画面には、リフレッシュレート165Hz、応答速度1msのAMOLEDディスプレイを搭載。解像度2,448×1,080でHDR10+もサポートし、鮮やかな発色や滑らかな表示により高い没入感/臨場感を得られるとする。表面にはCorning Gorilla Glass Victusを採用し、擦り傷や落下による割れなどから保護する。

ゲームプレイに関わる操作面では、新たに超音波タッチセンサー「AirTrigger 6」を内蔵。タップやスワイプなどを検知して、事前に設定した任意の操作を呼び出すことができる。ほかにも、スマートフォン本体の動きをゲームの操作に反映できるモーションコントロール機能やジャイロエイム機能を搭載。タッチ操作のレスポンスも高めている。

カメラは、背面に5,000万画素広角カメラ/1,300万画素超広角カメラ/500万画素マクロカメラを搭載。前面には1,200万画素のカメラを搭載し、マスクを着用したままの顔認証をサポートする。なお、画面内指紋認証も併用可能。

オーディオ面では、ディスプレイ正面に向けて音を発するため非常にクリアなサウンドが味わえるとするデュアルフロントスピーカーを本体上下に配置。特に本体を横向きにして使用する際は完璧なステレオサウンドを実現でき、ゲームや動画では段違いの没入感が得られるとする。加えてDirac社の音響技術も採用し、コンテンツに応じて切り替えられる再生モードを搭載。イコライザーによる音質カスタマイズにも対応する。

また、3.5mmジャックを搭載するため有線イヤホン/ヘッドホンをアダプター無しで接続可能。192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生もサポートする。

そのほか、ゲーム中に本体温度やゲームのフレームレート表示、通知や画面録画のオン/オフなどを行えるアシストツール「Game Genie」、スマートフォンの動作をゲームに特化させる「Xモード」、時刻やバッテリー残量などを常に表示しておける画面常時点灯機能などを搭載。USB Type-Cポートを本体下部と左側面の2ヶ所に備えており、充電しながらゲームをする際に邪魔にならない方へケーブルを接続できるとしている。

バッテリー容量は6,000mAhで、3,000mAhずつ2つに分割して搭載することで放熱しやすい設計としている。連続使用時間は最長約16時間(Wi-Fi通信時)/約14時間(5G通信時)。

インターフェースはAndroid 12をベースとした「ROG UI」を採用。通信面では5G/LTE、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2をサポート。IPX4防水やNFCにも対応する。外形寸法は77W×173H×10.4Dmm、質量は239g。

専用アクセサリーとして、長時間のゲームプレイでも発熱を強力に抑制する外付け冷却ユニット「AeroActive Cooler 6」(12,480円/税込)、有線/無線どちらでも接続できるコントローラー「ROG Kunai 3 Gamepad for ROG Phone 6」(12,080円/税込)を本体と同時発売する。

冷却性能をさらに高める「AeroActive Cooler 6」や、コントローラー「ROG Kunai 3 Gamepad for ROG Phone 6」も本体と同時発売する

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