公開日 2012/12/25 12:07
ロジテック「LBT-AVHPC30」を聴く − AAC/aptX対応“高音質”Bluetoothイヤホン
プレミアムヘッドホンガイド注目レビュー
ワイヤレスリスニングを軽快に! aptX対応の“高音質”イヤホン
スマートフォンは鞄のなかに入れつつ、ワイヤレスでスマホの音楽を楽しみたい−−− そんなシチュエーションでも高音質かつ、抜群の装着感で楽しめるのが、最新技術が満載のロジテックの新しいBluetoothイヤホン「LBT-AVHPC30」だ。マイクやリモコンなどの操作系もコンパクトなイヤホン本体に内蔵。小さいけれど高音質を実現した本機の魅力をご紹介しよう。
ロジテック
LBT-AVHPC30 ¥OPEN/2012年12月発売
Bluetoothならロジテック! 最先端技術をスタンダードモデルにも投入
スマートフォンの多くは、Bluetooth無線通信機能を内蔵している。だからBluetooth対応ヘッドホンと組み合わせれば、ワイヤレスで快適に音楽を楽しんだり、ハンズフリー通話が簡単に実現できる。
そんな軽快さが魅力のBluetoothヘッドホンのなかでも、とくに人気を集めているのが「ボックスレス型」の製品だ。通信回路やバッテリーなどをイヤホンの本体に内蔵して、イヤホン本体の他にユニットが存在しないため、質量も軽く配線もすっきり。カジュアルに使いこなすことができる。せっかくヘッドホンをワイヤレスにするなら、いちばん身軽なタイプを選びたい、という方が多いのだろう。
そんな「ボックスレス型」のBluetoothイヤホンのなかで常に最先端を行くカタチを提案しつづけ、確固たる地位を築いているのがロジテックだ。今月発売された新製品「LBT-AVHPC30」は、超コンパクトなイヤホン本体の中にマイクやリモコンなどのすべての機能を内蔵。さらに、音声信号の無線伝送に用いるコーデック(圧縮方式)として、標準的に採用されていたSBC方式より高音質を実現するaptXとAACに対応したのが大きな特長だ。
そう、ロジテックはたとえワイヤレスでも音質をあきらめない。Bluetoothのバージョンは最新の4.0を実現。まさにBluetoothオーディオの先頭を走るロジテックならではの仕様。バッテリーは本体の狭いスペースに入れてあるにも関わらず、連続再生時間はなんと4時間。通勤通学の往復に十分なパワーを備えている。アクティブなカラーリングを備えたレッドのほか、全3色のカラーバリエーションもうれしい。
機能性も高い。右耳側のイヤホンには、マルチファンクションボタンと音量&スキップボタン、マイクが搭載されている。マルチファンクションは受話、再生と一時停止の操作、長押しで電源のオンオフとペアリング。音量&スキップボタンは普通にクリックすると音量調整で、長押しすると曲のスキップになる。
Bluetoothイヤホンを最初に使いはじめるときにイヤホンと本体を互いに認識させて無線通信をひも付けるペアリングの設定は、Android向けアプリ「かんたんBT」を使えば、アプリの説明ガイドに従うだけでさらに簡単に設定できる。また、シリコンのイヤーチップのほかに、耳の内部で形状にあわせてフィットする低反発フォームチップも同梱。移動中も安心して使用できる。
音質はこの価格帯のワイヤレスモデルとは思えないレベル。Bluetoothワイヤレスイヤホンで特に弱点だった高音の再現性も、新コーデックのおかげで、大きく改善されている。aptXとAACに対応した効果だろう。シンバルの細かなフレーズのキレと抜けのよさ。特にライドシンバルは薄刃といえるシャープさまで表現できる。
ボーカルの手触り感も生かされており、音楽を楽しく聴かせてくれるツボを心得たチューニングがなされている。さらにロックにしてもジャズにしてもクラブ系にしても、ベースやドラムスの低音の太さや厚みを少し強調してくれて、迫力と重量感も十分感じさせてくれる。特に感心したのはベース。太いだけでなく、空気感の響きも豊かで、グルーヴを心地よく牽引してくれる音色だ。ダンスミュージックのドラムスのドカンと派手でビッグな響きも楽しませてくれる。
Bluetoothヘッドホンのなかでは、エントリーともいえる価格帯でこの機能と音質は納得感が大きい。Bluetoothイヤホンの新定番になる製品の登場を歓迎したい。
【LBT-AVHPC30 SPECIFICATIONS】
●型式:ダイナミック型 ●Bluetooth仕様:Ver.4.0 ●伝送距離:Class 2(最大半径10m) ●対応プロファイル:HFP/HSP(ハンズフリー通話)、A2DP(音楽)、AVRCP(リモコン) ●音楽再生時間:約4時間 ●質量:約9g ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、低反発フォームチップ(S)、USB充電ケーブル
【LOGITEC製品の問い合わせ先】
ロジテック
TEL/0570-022-022
http://www.logitec.co.jp/
スマートフォンは鞄のなかに入れつつ、ワイヤレスでスマホの音楽を楽しみたい−−− そんなシチュエーションでも高音質かつ、抜群の装着感で楽しめるのが、最新技術が満載のロジテックの新しいBluetoothイヤホン「LBT-AVHPC30」だ。マイクやリモコンなどの操作系もコンパクトなイヤホン本体に内蔵。小さいけれど高音質を実現した本機の魅力をご紹介しよう。
ロジテック
LBT-AVHPC30 ¥OPEN/2012年12月発売
Bluetoothならロジテック! 最先端技術をスタンダードモデルにも投入
スマートフォンの多くは、Bluetooth無線通信機能を内蔵している。だからBluetooth対応ヘッドホンと組み合わせれば、ワイヤレスで快適に音楽を楽しんだり、ハンズフリー通話が簡単に実現できる。
そんな軽快さが魅力のBluetoothヘッドホンのなかでも、とくに人気を集めているのが「ボックスレス型」の製品だ。通信回路やバッテリーなどをイヤホンの本体に内蔵して、イヤホン本体の他にユニットが存在しないため、質量も軽く配線もすっきり。カジュアルに使いこなすことができる。せっかくヘッドホンをワイヤレスにするなら、いちばん身軽なタイプを選びたい、という方が多いのだろう。
そんな「ボックスレス型」のBluetoothイヤホンのなかで常に最先端を行くカタチを提案しつづけ、確固たる地位を築いているのがロジテックだ。今月発売された新製品「LBT-AVHPC30」は、超コンパクトなイヤホン本体の中にマイクやリモコンなどのすべての機能を内蔵。さらに、音声信号の無線伝送に用いるコーデック(圧縮方式)として、標準的に採用されていたSBC方式より高音質を実現するaptXとAACに対応したのが大きな特長だ。
そう、ロジテックはたとえワイヤレスでも音質をあきらめない。Bluetoothのバージョンは最新の4.0を実現。まさにBluetoothオーディオの先頭を走るロジテックならではの仕様。バッテリーは本体の狭いスペースに入れてあるにも関わらず、連続再生時間はなんと4時間。通勤通学の往復に十分なパワーを備えている。アクティブなカラーリングを備えたレッドのほか、全3色のカラーバリエーションもうれしい。
ロジテックは音質をあきらめない! | |
【aptX】とは? 音楽データのやり取りに採用されている圧縮方式「SBC」では、元のデータを約20分の1にデータを圧縮する。一方で、最新のaptX方式なら約4分の1の圧縮で済む、より音質的に有利な方式。また通信速度もaptXの方が高く、遅延も少ないのが特徴。 |
機能性も高い。右耳側のイヤホンには、マルチファンクションボタンと音量&スキップボタン、マイクが搭載されている。マルチファンクションは受話、再生と一時停止の操作、長押しで電源のオンオフとペアリング。音量&スキップボタンは普通にクリックすると音量調整で、長押しすると曲のスキップになる。
Bluetoothイヤホンを最初に使いはじめるときにイヤホンと本体を互いに認識させて無線通信をひも付けるペアリングの設定は、Android向けアプリ「かんたんBT」を使えば、アプリの説明ガイドに従うだけでさらに簡単に設定できる。また、シリコンのイヤーチップのほかに、耳の内部で形状にあわせてフィットする低反発フォームチップも同梱。移動中も安心して使用できる。
音質はこの価格帯のワイヤレスモデルとは思えないレベル。Bluetoothワイヤレスイヤホンで特に弱点だった高音の再現性も、新コーデックのおかげで、大きく改善されている。aptXとAACに対応した効果だろう。シンバルの細かなフレーズのキレと抜けのよさ。特にライドシンバルは薄刃といえるシャープさまで表現できる。
ボーカルの手触り感も生かされており、音楽を楽しく聴かせてくれるツボを心得たチューニングがなされている。さらにロックにしてもジャズにしてもクラブ系にしても、ベースやドラムスの低音の太さや厚みを少し強調してくれて、迫力と重量感も十分感じさせてくれる。特に感心したのはベース。太いだけでなく、空気感の響きも豊かで、グルーヴを心地よく牽引してくれる音色だ。ダンスミュージックのドラムスのドカンと派手でビッグな響きも楽しませてくれる。
Bluetoothヘッドホンのなかでは、エントリーともいえる価格帯でこの機能と音質は納得感が大きい。Bluetoothイヤホンの新定番になる製品の登場を歓迎したい。
【LBT-AVHPC30 SPECIFICATIONS】
●型式:ダイナミック型 ●Bluetooth仕様:Ver.4.0 ●伝送距離:Class 2(最大半径10m) ●対応プロファイル:HFP/HSP(ハンズフリー通話)、A2DP(音楽)、AVRCP(リモコン) ●音楽再生時間:約4時間 ●質量:約9g ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、低反発フォームチップ(S)、USB充電ケーブル
こちらは音質を極めるスペシャルモデル! | |
Logitec LBT-AVOH03 ¥OPEN ロジテック史上最高音質を実現したaptX、AACに対応したオーバーヘッド型ヘッドホン。クッション部はソフトなレザー調の仕上げで、装着感もよい。音楽再生時間は脅威の16時間を誇る。 | |
Logitec LBT-AVHP06SE ¥13,440 人気モデル「LBT-AVHP06」をベースに、最新チップセットや専用ドライバーを搭載し高音質化をはかったスペシャルエディション。ケーブルにはファブリック素材を採用するなど、使い勝手も向上させた。 |
【LOGITEC製品の問い合わせ先】
ロジテック
TEL/0570-022-022
http://www.logitec.co.jp/