公開日 2014/05/30 11:19
【第87回】エレコムのBluetoothレシーバーを自腹購入! 「何でもBT対応」が地味ながら効果大
[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
■高橋敦の自腹企画第3弾! 4,290円で楽しむ初めてのBluetoothオーディオライフ
一昨年去年あたりから、様々なタイプのBluetoothオーディオ機器の製品数の増加と音質や機能の向上が著しい。Bluetooth対応スマートフォンの普及がさらに進展したことでBluetoothオーディオの市場が広がり、各メーカーもこれは力を入れるに値すると判断したのだろう。
…というわけで新製品の取材等ではBluetooth機器に触れまくっている僕なのだが、白状すると、自宅にはBluetooth対応オーディオ機器が何ひとつなかった。音楽再生はデスクトップシステムに任せており、そして家にいる間のほとんどはそのデスクに向かって作業をして地蔵のように固定状態。なので「ワイヤレス再生とか別に要らないし」ということになる。Bluetoothオーディオの必要性がなかったのだ。
しかしそんな僕にも遂に気になるBluetoothオーディオ機器が現れた。それがエレコム「LBT-AVWAR500」だ。実売目安はお手頃な4,290円。発売即購入!
これは何かというと、いわゆるBluetoothのレシーバー、つまり受信機だ。スマートフォン等からBluetoothで音声を受信して、アナログで出力できる。Bluetoothには対応していないけれどアナログ音声入力は装備しているというオーディオ機器にこれを接続すれば、その機器をBluetooth対応に強化できるというわけだ。
お値段は前述のように4,290円で、これは同種の製品の中でも手頃な部類。しかし安物感は全くない。今回そこは特に重視してはいないが伝送コーデックはAAC対応だし、iPhoneユーザーの僕にはメリットはあまりないが、NFCにも対応している。またエレコム(とそのグループ会社のロジテック)はBluetooth製品を得意としており、その点でも信頼できる。かなりのお買い得感のある製品だ。
しかし「いやお買い得だろうが何だろうが、さっき、そもそも自分の環境にはBluetoothは必要ないって言っただろ!」というツッコミがあるかもしれない。いや、それがそうでもなかったのだ。
■高橋敦の愛用ラジオ「Model One」がBluetooth対応機器に
音楽再生はデスクトップシステムに任せている僕だが、ベッドサイド…ではなく布団の頭側のあたりに、もうひとつの再生システムを用意してある。以前にも紹介したが、Tivoli Audioというブランドのモノラルラジオ「Model One」だ。
これは実に暖かみのある音調で、人の声をとても心地よく聴けるのでラジオとしてはまさに逸品。しかも受信感度もよい。
…のだが、僕の部屋はその受信感度をもってしても、まともに受信できる局がほとんどないほど立地が悪い。っていうかAMって基本まともに受信できなくない?(AM放送のFM送信という「!?」な対策案も検討されているようだ)
閑話休題。しかしModel Oneはラジオのくせに外部入力を装備している。そこでラジオを聴くときには、スマートフォンとしては引退しているiPhone 4のイヤホン端子からModel Oneの外部入力に接続してradiko.jpや超A&G+を受信・聴取していた、というのが先日までの話だ。
もう想像できたと思うが、今回はModel OneにBluetoothレシーバーを接続することで、iPhoneとの間をワイヤレスにしたというわけだ。いままでは長めのケーブルを使うことで布団に寝転がりながら操作できるようにしていて、それほど不便というわけではなかったが、やはり少しは不便であった。そこに信頼できるブランドからお手頃な値段のBluetoothレシーバー新製品が発売されたので飛びついたというわけだ。
ちなみに現在は「Model One」シリーズにはBluetooth搭載モデル「Model One BT」が追加されており、レシーバーの追加よりもそちらへの買い替えの方がシンプルでスマートなのだが、しかしModel One BTは4万5,360円…。
さらにシリーズ専用の外付けBluetothレシーバー「BluCon」も追加されており、そちらは本体とマッチするウッディな筐体となっているのだが、2万2,680円…。
では次ページより、改めて4,290円のBluetoothレシーバー「LBT-AVWAR500」について簡単に見ていこう。
一昨年去年あたりから、様々なタイプのBluetoothオーディオ機器の製品数の増加と音質や機能の向上が著しい。Bluetooth対応スマートフォンの普及がさらに進展したことでBluetoothオーディオの市場が広がり、各メーカーもこれは力を入れるに値すると判断したのだろう。
…というわけで新製品の取材等ではBluetooth機器に触れまくっている僕なのだが、白状すると、自宅にはBluetooth対応オーディオ機器が何ひとつなかった。音楽再生はデスクトップシステムに任せており、そして家にいる間のほとんどはそのデスクに向かって作業をして地蔵のように固定状態。なので「ワイヤレス再生とか別に要らないし」ということになる。Bluetoothオーディオの必要性がなかったのだ。
しかしそんな僕にも遂に気になるBluetoothオーディオ機器が現れた。それがエレコム「LBT-AVWAR500」だ。実売目安はお手頃な4,290円。発売即購入!
これは何かというと、いわゆるBluetoothのレシーバー、つまり受信機だ。スマートフォン等からBluetoothで音声を受信して、アナログで出力できる。Bluetoothには対応していないけれどアナログ音声入力は装備しているというオーディオ機器にこれを接続すれば、その機器をBluetooth対応に強化できるというわけだ。
お値段は前述のように4,290円で、これは同種の製品の中でも手頃な部類。しかし安物感は全くない。今回そこは特に重視してはいないが伝送コーデックはAAC対応だし、iPhoneユーザーの僕にはメリットはあまりないが、NFCにも対応している。またエレコム(とそのグループ会社のロジテック)はBluetooth製品を得意としており、その点でも信頼できる。かなりのお買い得感のある製品だ。
しかし「いやお買い得だろうが何だろうが、さっき、そもそも自分の環境にはBluetoothは必要ないって言っただろ!」というツッコミがあるかもしれない。いや、それがそうでもなかったのだ。
■高橋敦の愛用ラジオ「Model One」がBluetooth対応機器に
音楽再生はデスクトップシステムに任せている僕だが、ベッドサイド…ではなく布団の頭側のあたりに、もうひとつの再生システムを用意してある。以前にも紹介したが、Tivoli Audioというブランドのモノラルラジオ「Model One」だ。
これは実に暖かみのある音調で、人の声をとても心地よく聴けるのでラジオとしてはまさに逸品。しかも受信感度もよい。
…のだが、僕の部屋はその受信感度をもってしても、まともに受信できる局がほとんどないほど立地が悪い。っていうかAMって基本まともに受信できなくない?(AM放送のFM送信という「!?」な対策案も検討されているようだ)
閑話休題。しかしModel Oneはラジオのくせに外部入力を装備している。そこでラジオを聴くときには、スマートフォンとしては引退しているiPhone 4のイヤホン端子からModel Oneの外部入力に接続してradiko.jpや超A&G+を受信・聴取していた、というのが先日までの話だ。
もう想像できたと思うが、今回はModel OneにBluetoothレシーバーを接続することで、iPhoneとの間をワイヤレスにしたというわけだ。いままでは長めのケーブルを使うことで布団に寝転がりながら操作できるようにしていて、それほど不便というわけではなかったが、やはり少しは不便であった。そこに信頼できるブランドからお手頃な値段のBluetoothレシーバー新製品が発売されたので飛びついたというわけだ。
ちなみに現在は「Model One」シリーズにはBluetooth搭載モデル「Model One BT」が追加されており、レシーバーの追加よりもそちらへの買い替えの方がシンプルでスマートなのだが、しかしModel One BTは4万5,360円…。
さらにシリーズ専用の外付けBluetothレシーバー「BluCon」も追加されており、そちらは本体とマッチするウッディな筐体となっているのだが、2万2,680円…。
では次ページより、改めて4,290円のBluetoothレシーバー「LBT-AVWAR500」について簡単に見ていこう。
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