公開日 2021/01/27 06:40
テレビの音をピュアオーディオ品質で!クリプトン「KS-11」はおうち時間充実の最適解
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自宅時間が長くなりがちな今、以前よりも「自分の時間」が持てるようになり、ホームエンターテイメント体験を向上しようとする動きが活発だ。
これまで通勤や通学時間を利用してスマホ画面で見ていたドラマや映画、音楽ライブなども、自宅のテレビなら大画面で楽しめる。一方でテレビは薄型化により、スピーカーシステムが犠牲になりがち。ドライバーの口径やエンクロージャーの容積が制約されることから、致し方のない事実である。
ここで注目したいのは、テレビと相性が良く、かつ音質の優れたスピーカーシステムの導入である。そんな使い方に最適なのが、クリプトンの最新コンパクトパワードスピーカー「KS-11」だ。今回は実際に自宅環境で使用してのレビューをお届けする。
■クリプトンクオリティの高音質。多彩な入力対応も魅力
KS-11は、クリプトン最新のコンパクトかつ価格も直販のみで49,800円(税抜)と抑えた身近なパワードスピーカー。光デジタル入力を搭載し、テレビとデジタル接続できる。ほか、アナログステレオ入力、aptX HDにも対応するBluetooth入力、最大192kHz/24bit対応のUSB入力を備えるなど、リビングからデスクトップオーディオまで広い用途に対応できる多彩さも魅力だ。
音質も正真正銘のクリプトンクオリティ。同ブランドが長年培ってきた高音質技術はもちろん、ハイエンドコンパクトスピーカーの先駆者として、そして名機としても名高い「KS-1HQM」の系譜を継承し、アンプも含めてフルデジタル処理による高S/N思想を踏襲する。
アルミ押し出し材を使用した高剛性エンクロージャー、広い帯域でフラットな周波数特性を実現していることで知られるデンマークの名門Tymphany社製6.35cmコンケーブ・メタルコーンフルレンジユニットを搭載するなど、コンパクトハイエンドと呼ぶに相応しい充実した内容だ。ピュア思想のコンパクトなパワードスピーカーとして、クリプトンならではのこだわりが凝縮された製品である。
■テレビの音がピュアオーディオ品質で楽しさ倍増
まずは本機の用途として有望なテレビと組み合わせて試聴した。本機はコンパクトな上に、左右スピーカーが分離しているので、柔軟な設置が可能。サウンドバーと比べるとテレビ前のスペースを取らず、見た目にもスッキリできる。左右スピーカーの間隔を広く取れば、ステレオ再生による立体感の再現という観点でも好ましい。
音質は、音が出た瞬間に違いが分かる高音質。品位はテレビ本体のスピーカーと桁違いなのは当然、サウンドバーとも格の違いが体感できる。S/Nが高く埋もれがちな微小音が引き出され、一聴して高密度でゴージャスなサウンドだ。
単に「聞く」のではなく「聴く」に値するものと直感させる。空間情報が濃く、映画やドラマはそのシーンの空気が感じ取れ、臨場感が高い。何気ないテレビのニュース映像でも、周囲の状況がリアルに感じられるのは驚きだ。
また、筆者も最近よく利用するネット配信のミュージックビデオは、音色の豊かさで音楽性が格段にアップ。音を立ち上がりから収束まできちんと再生することで、アコースティック楽器のニュアンスが豊かになる。微小な音にも存在感が伴い、密度感、エネルギー感が、躍動感となって心まで届く。高解像度や高S/Nといった言葉が、感覚として理解できる。
これまで通勤や通学時間を利用してスマホ画面で見ていたドラマや映画、音楽ライブなども、自宅のテレビなら大画面で楽しめる。一方でテレビは薄型化により、スピーカーシステムが犠牲になりがち。ドライバーの口径やエンクロージャーの容積が制約されることから、致し方のない事実である。
ここで注目したいのは、テレビと相性が良く、かつ音質の優れたスピーカーシステムの導入である。そんな使い方に最適なのが、クリプトンの最新コンパクトパワードスピーカー「KS-11」だ。今回は実際に自宅環境で使用してのレビューをお届けする。
■クリプトンクオリティの高音質。多彩な入力対応も魅力
KS-11は、クリプトン最新のコンパクトかつ価格も直販のみで49,800円(税抜)と抑えた身近なパワードスピーカー。光デジタル入力を搭載し、テレビとデジタル接続できる。ほか、アナログステレオ入力、aptX HDにも対応するBluetooth入力、最大192kHz/24bit対応のUSB入力を備えるなど、リビングからデスクトップオーディオまで広い用途に対応できる多彩さも魅力だ。
音質も正真正銘のクリプトンクオリティ。同ブランドが長年培ってきた高音質技術はもちろん、ハイエンドコンパクトスピーカーの先駆者として、そして名機としても名高い「KS-1HQM」の系譜を継承し、アンプも含めてフルデジタル処理による高S/N思想を踏襲する。
アルミ押し出し材を使用した高剛性エンクロージャー、広い帯域でフラットな周波数特性を実現していることで知られるデンマークの名門Tymphany社製6.35cmコンケーブ・メタルコーンフルレンジユニットを搭載するなど、コンパクトハイエンドと呼ぶに相応しい充実した内容だ。ピュア思想のコンパクトなパワードスピーカーとして、クリプトンならではのこだわりが凝縮された製品である。
■テレビの音がピュアオーディオ品質で楽しさ倍増
まずは本機の用途として有望なテレビと組み合わせて試聴した。本機はコンパクトな上に、左右スピーカーが分離しているので、柔軟な設置が可能。サウンドバーと比べるとテレビ前のスペースを取らず、見た目にもスッキリできる。左右スピーカーの間隔を広く取れば、ステレオ再生による立体感の再現という観点でも好ましい。
音質は、音が出た瞬間に違いが分かる高音質。品位はテレビ本体のスピーカーと桁違いなのは当然、サウンドバーとも格の違いが体感できる。S/Nが高く埋もれがちな微小音が引き出され、一聴して高密度でゴージャスなサウンドだ。
単に「聞く」のではなく「聴く」に値するものと直感させる。空間情報が濃く、映画やドラマはそのシーンの空気が感じ取れ、臨場感が高い。何気ないテレビのニュース映像でも、周囲の状況がリアルに感じられるのは驚きだ。
また、筆者も最近よく利用するネット配信のミュージックビデオは、音色の豊かさで音楽性が格段にアップ。音を立ち上がりから収束まできちんと再生することで、アコースティック楽器のニュアンスが豊かになる。微小な音にも存在感が伴い、密度感、エネルギー感が、躍動感となって心まで届く。高解像度や高S/Nといった言葉が、感覚として理解できる。