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PR 公開日 2024/11/08 06:30

初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”

「ハイビジョンマット2」が4Kプロジェクターの高画質を活かす
岩井 喬
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昨今、従来以上に手が届きやすい価格帯で購入できる、コストパフォーマンスに優れた4Kプロジェクターが多数登場しており、本格的なホームシアターだけでなく、手軽なリビングシアターも構築しやすくなった。しかし、4Kプロジェクターを導入しやすくなった分、増えてきてしまっているのが壁投写で視聴するスタイルだ。

特にここ数年間でリリースされた4Kプロジェクターは、レーザー光源を採用しているモデルが多く、非常の明るい映像を映し出せるため、リビングのような明るい環境や壁投写でも楽しめることをアピールするモデルが出てきている。

だが、壁紙には凹凸のあるものも多く、映像を投写すると歪んでしまったり、質感やコントラストが減じてしまったりして、映画やアニメの世界に没入するには不向きだ。4Kプロジェクターの高精細な映像を存分に堪能するためには、やはりスクリーンと組み合わせることを強く推したい。

シアターハウス「WCBシリーズ」

■導入しやすくリーズナブル、入門機におすすめ


特に初めて4Kプロジェクターを導入した、ホームシアター初心者におすすめしたいのが、信頼度の高い国内ブランドのスクリーン専門店・シアターハウスから登場している、電動スクリーン“WCBシリーズ”だ。

WCBシリーズは、ラインナップの広さが特徴的で、スクリーンサイズは80/90/100/110/120/130/140/150インチを用意する。そして、マスクタイプを選べることも大きな利点であり、通常タイプの「ブラックマスク」のほか、左右にマスクがない「スリムマスク」、マスクなしの「マスクフリー」といった3種類を揃えており、ユーザーの幅広い視聴環境や好みに応える懐の広さがポイントだ。

ブラックマスク


スリムマスク

マスクフリー
さらにリーズナブルな価格で購入できるのもシアターハウスならではの魅力。実際、スクリーンはハイグレードな価格のものが多く、初めて購入するユーザーにはハードルの高さを感じさせてしまいがちなのだが、WCBシリーズは100インチでも12万円という価格で購入することができる。

■独自開発「ハイビジョンマット2」で4Kプロジェクターに対応


最近は4Kテレビでもシアターさながらの大画面モデルが登場しており、80インチ越えのモデルが増えてきているが、超大画面4Kテレビはまだ高価格帯のモデルが多く、また購入しても実際に家に入れ込むがことが困難で、購入を取りやめてしまうユーザーもいるとのこと。しかし、WCBシリーズであれば、100インチ超えの超大画面が手軽に手に入るのだ。

「ハイビジョンマット2」PVCでガラス繊維を挟むさん層構造を採用。表面のPVCにはエンボス加工が施されている

付属のリモコン

価格を超えるハイスペックさもポイント。幕面には独自開発の4K対応生地「ハイビジョンマット2」を採用しており、2枚のPVCでガラス繊維を挟み込む三層構造とすることで、中間層のガラス繊維を細く高密度化でき、高精細な映像を再現できるという。また、表面のPVC生地にはきめ細かいエンボス加工を施すことで、高精細な4K映像を受け止めてもモアレが発生しないように配慮されている。

ピークゲイン0.95±10%、ハーフゲイン60度以上

今回、WCBシリーズに投写した映像の画質はどのようなものか、JMGOのハイエンド・4Kプロジェクター「N1S Ultra 4K」と組み合わせて、クオリティチェックを実施した。

JMGOの4Kプロジェクター「N1S Ultra 4K」と組み合わせて画質を検証

■VODサービスを視聴 -壁投写では描けない色彩表現-


まずNetflixからアニメコンテンツの『逃げ上手の若君』と『アオのハコ』を選択。前者は鎌倉時代を舞台にしている作品だが、ビビッドな色使いを折々に持ち込んだ絵作りであり、N1S Ultra 4Kと相性が良い。オープニング曲の映像は楽曲のテンポに合わせたカット切り替えの早いもので、キレの良い高解像度な描写性が楽しめる。

炎など、戦のシーンでの配色、対極的に暗く描かれる背景の緻密さなど、HD画質ではあるが情報量の多い描写も際立ち良く表現。特に背景が青や赤単色で描いたカットのビビッドさはコントラスト良く映える。このグラデーションのない単色を広範囲に投写する際、スクリーンの平面性が保たれていないと均一で鮮やかな発色が期待できない。

一方で『アオのハコ』のように背景やキャラクターの描写に細やかなグラデーションを加えた、近年のトレンドともいえるような表現においても、WCBシリーズではN1S Ultra 4Kの持つレーザー光源ならではの鮮明な描写性、高輝度な特徴をそのまま引き出し、朝日が射し込む体育館の奥行きや空気感、その中で跳躍するキャラクターのカリッとした輪郭のクリアさ、射し込む朝日に合わせた色指定の細やかさなど、ダイレクトに解像度の高い映像を享受できる。

しかしWCBシリーズのようなスクリーンではなく、壁紙への直接投写など、凹凸面がある場合はそうしたグラデーション処理の緻密さが曖昧となり、没入感がそがれてしまう。4K映像でなくとも、描線が重要となるアニメ作品にとってもスクリーンは必須だと感じることができた。

壁に投影した映像


WCBスクリーンに投影した映像。壁投写よりも発色が良く精細感も高い

次ページ実写映画はどう映す?『トップガン マーヴェリック』4K UHD BDで検証

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