公開日 2013/09/12 10:33
「あまちゃん」大友良英・菊地成孔・庵野秀明etc... 人気ラジオの過去回が「MUSIC BIRD」で甦る
【特別企画】蔵出し大放出!!「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
TOKYO FMで約25年にわたり放送中の長寿ラジオ番組「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」。「あまちゃん」の音楽を手がける大友良英、ピーター・バラカン、映画監督の若松孝二、さらにはエヴァンゲリオンの庵野秀明など、ジャンルにとらわれない多彩なゲストとともに歴史を重ねてきた同番組のアーカイブ放送が衛星デジタルラジオ「MUSIC BIRD」で行われることになったのは既報の通りだ。
では、具体的にはどんな内容が放送されるのか? 番組のパーソナリティ兼制作者からのコメントも交えながら、現在決定している詳細な放送スケジュールを同社スタッフが説明する。
<スタッフより>
◆TOKYO FMで25年にわたり放送中の長寿番組の歴史が蘇る!
1989年4月、東西の壁崩壊の前夜に産声を上げたのが「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」。『音楽にジャンル分けなんかいらない!』をスローガンに、60年代アングラからフリージャズ、クラシック、現代音楽、民族音楽、ワールドミュージック、ヒップホップに街の音風景と、ボーダレスに音・音楽を絡め取った番組です。1994年 ギャラクシー大賞、1997年 民放連賞優秀賞受賞と数多くの受賞作が生まれた番組でもあります。
来年放送開始25周年を記念するにあたり、ミュージックバードでは過去1,000回を超えるアーカイヴズを蔵出し大放出していきます。これまでに登場したゲストは実に豪華絢爛。放送をどうぞお楽しみに。
◆10月は「あまちゃん」でおなじみの作曲者 大友良英と鬼才・若松孝二監督が登場!
いまや「あまちゃん」のテーマ曲で大ブレーク中の大友良英は、ノイズやフリージャズなど実験音楽シーンを代表する音楽家。彼がこの番組に初登場したのは1995年のことでした。
アーカイヴズでは高校生の頃を語った回や、カール・ストーン、島田雅彦とのコラボ、故郷福島を取り戻すべく始めた「プロジェクトFUKUSHIMA」など、出演した10回を一挙にお届けします。現在に至るまでの大友良英の素顔とその真実に迫ります。
また来月は、今年の10月で一周忌を迎える鬼才・若松孝二監督も登場。1995年の初登場以来2012年までに計17回されました。
番組内では伝説の天才サックス・プレイヤー阿部薫とその妻の作家・鈴木いずみを描いた映画「エンドレス・ワルツ」に始まり、プロデューサーを務めた「愛のコリーダ」の撮影現場、劇作家・唐十郎や映画監督・阪本順治との対談、親子ほど年の離れたミュージシャン、曽我部恵一、中川敬との共演など表現者としての若松孝二の懐の深さにあらためて驚かされます。
◆9/30〜10/11は≪大友良英篇〜「あまちゃん」作曲者・大友良英の真実〜≫
※( )は初回放送日 *は同時出演ゲスト
〇太平洋音楽走行論(1995年1月14日)*カール・ストーン
〇夕べECM色の夢を見た(1995年月25日)
〇音の言葉、言葉の音〜「ミイラになるまで」(1997年4月6日)*島田雅彦
〇大友良英のサンプリング・ウィルス計画(1997年4月20日)
〇まぜこぜの快楽〜第2回ミュージック・マージュ・フェスティバル(1997年9月28日)
〇サンプリング・ウィルス計画 その後 (1998年3月1日)
〇大友良英のサントラ愛/映画「風花」公開にちなんで(2001年1月14日)
〇僕のBlue時代/映画「Blue」公開にちなんで(2003年3月30日)
〇プロジェクトFUKUSHIMA!(2011年7月3日)*遠藤ミチロウ、和合亮一
〇プロジェクトFUKUSHIMA!現在進行形(2011年9月11日)
◆10/14〜11/5は≪若松孝二篇〜一周忌を迎える鬼才・若松孝二の懐の深さ〜≫
〇「エンドレス・ワルツ」公開にちなんで(1995年9月30日)
〇唐十郎、若松孝二のラジカル・トーク(1996年10月27日)
〇新宿マッド‘98(1998年1月14日)*曽我部恵一
〇野に遊ぶ〜蓼科に小津安二郎を訪ねて(1998年10月18日)
〇風に向かって〜若松孝二・中川敬のアイランド紀行(1998年12月6日)
〇オレがフーテンだった頃(1999年1月14日)*J.A.シーザー
〇「愛のコリーダ」はこうして作られた(2000年12月3日)
〇2002年の「KT」(2002年6月2日)*阪本順治
〇映画梁山泊〜「夜を賭けて」公開にちなんで(2002年11月17日)
〇帰ってきた荒戸源次郎「赤目四十八瀧心中未遂」(2003年10月12日)
〇「完全なる飼育」、完全なる若松孝二(2004年9月19日)
〇止められるか、俺たちを(2005年3月6日)*曽我部恵一
〇活弁「若松孝二物語」(2005年7月24日)
〇若松コネクション(2006年2月26日)
〇Hey You!SHINJUKUにて(2006年4月9日)*渚ようこ
〇実録「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(2007年11月11日)
〇俺の映画の作り方 監督人生50年(2012年3月11日)
◆アーカイヴズに登場する豪華なゲスト陣!(順不同)
つのだたかし、細川周平、カール・ストーン、大野和士、清水哲男、井上道義、三浦雅士、大里俊晴、大竹昭子、舩山隆、ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン、坂田明、四方田犬彦、実相寺昭雄、一噌幸弘、竹田賢一、松山晋也、木之下晃、巻上公一、ピーター・バラカン、梅津和時、村上龍、三波春夫、デレク・ベイリー、服部幸三、坊屋三郎、美輪明宏、喜納昌吉、三上寛、ロバート・アシュリー、みうらじゅん、大工哲弘、島田雅彦、ハムザ・エル・ディン、板橋文夫、イヴァ・ビトヴァ、メレディス・モンク、セシル・テイラー、久世光彦、唐十郎、若松孝二、大熊ワタル、高田渡、米良美一、茂山千之丞、OKI、曽我部恵一、パスカルズ、波多野睦美、リングリンクス、中川敬、J.A.シーザー、土取利行、片山杜秀、武久源造、林望、野村誠、湯浅学、庵野秀明、芝祐靖、宮田まゆみ、古謝美佐子、篠田正巳、上妻宏光、井上敬三、阪本順治、おおたか静流、関口義人、澤登翠、上野茂都、栗コーダー・カルテット、菊地成孔、DJ KRUSH、中村瑞希、中孝介、Tete、佐藤允彦、リュック・フェラーリ、直川礼緒、青山真治、ピエール・バルー、清水靖晃、カルメン・マキ、林英哲、ジム・オルーク、高橋悠治、池成子、阿部克自、町田良夫、久保田麻琴、大野松雄、ショーロ・クラブ、牧伸二、沢井一恵、テニスコーツ、桜川唯丸、ASA-CHANG、Open Reel Ensemble ほか
◆パーソナリティ兼制作者 田中美登里より
越境していくことに訳もなく身も心もうずく体質の人間が作っている番組です。それに共感してくださるリスナーと音楽家たちがいるということが、25年も続けられた理由でしょう。たまたま聞いていたラジオでパーソナリティが「今夜はハメを外して参ります!」と言っていましたが、この番組には外すべきハメが最初からありません。何でもアリってことで。
週5本のアンコール放送ということは、1年間で250本。全部放送するには4年以上かかります。自分の走ってきたマラソン・コースを振り返るような感じです。是非お付き合いください。
(田中美登里)
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」の本放送も以下で放送中です。
・TOKYO FM&radiko.jp(土)28:30〜29:00
・K-MIX(FM静岡)(日)4:00〜4:30
・MUSICBIRD Cross Culture(日)9:00〜10:00(月)23:00〜24:00
◇ ◇ ◇
MUSIC BIRDでは、加入すると月額聴取料金が最大2ヶ月分無料になるほか、アンケート回答でもれなくQUOカード2,000円分をプレゼントするなどのキャンペーンも現在実施中。メールで資料請求を受け付けている。
では、具体的にはどんな内容が放送されるのか? 番組のパーソナリティ兼制作者からのコメントも交えながら、現在決定している詳細な放送スケジュールを同社スタッフが説明する。
<スタッフより>
◆TOKYO FMで25年にわたり放送中の長寿番組の歴史が蘇る!
1989年4月、東西の壁崩壊の前夜に産声を上げたのが「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」。『音楽にジャンル分けなんかいらない!』をスローガンに、60年代アングラからフリージャズ、クラシック、現代音楽、民族音楽、ワールドミュージック、ヒップホップに街の音風景と、ボーダレスに音・音楽を絡め取った番組です。1994年 ギャラクシー大賞、1997年 民放連賞優秀賞受賞と数多くの受賞作が生まれた番組でもあります。
来年放送開始25周年を記念するにあたり、ミュージックバードでは過去1,000回を超えるアーカイヴズを蔵出し大放出していきます。これまでに登場したゲストは実に豪華絢爛。放送をどうぞお楽しみに。
◆10月は「あまちゃん」でおなじみの作曲者 大友良英と鬼才・若松孝二監督が登場!
いまや「あまちゃん」のテーマ曲で大ブレーク中の大友良英は、ノイズやフリージャズなど実験音楽シーンを代表する音楽家。彼がこの番組に初登場したのは1995年のことでした。
アーカイヴズでは高校生の頃を語った回や、カール・ストーン、島田雅彦とのコラボ、故郷福島を取り戻すべく始めた「プロジェクトFUKUSHIMA」など、出演した10回を一挙にお届けします。現在に至るまでの大友良英の素顔とその真実に迫ります。
また来月は、今年の10月で一周忌を迎える鬼才・若松孝二監督も登場。1995年の初登場以来2012年までに計17回されました。
番組内では伝説の天才サックス・プレイヤー阿部薫とその妻の作家・鈴木いずみを描いた映画「エンドレス・ワルツ」に始まり、プロデューサーを務めた「愛のコリーダ」の撮影現場、劇作家・唐十郎や映画監督・阪本順治との対談、親子ほど年の離れたミュージシャン、曽我部恵一、中川敬との共演など表現者としての若松孝二の懐の深さにあらためて驚かされます。
◆9/30〜10/11は≪大友良英篇〜「あまちゃん」作曲者・大友良英の真実〜≫
※( )は初回放送日 *は同時出演ゲスト
〇太平洋音楽走行論(1995年1月14日)*カール・ストーン
〇夕べECM色の夢を見た(1995年月25日)
〇音の言葉、言葉の音〜「ミイラになるまで」(1997年4月6日)*島田雅彦
〇大友良英のサンプリング・ウィルス計画(1997年4月20日)
〇まぜこぜの快楽〜第2回ミュージック・マージュ・フェスティバル(1997年9月28日)
〇サンプリング・ウィルス計画 その後 (1998年3月1日)
〇大友良英のサントラ愛/映画「風花」公開にちなんで(2001年1月14日)
〇僕のBlue時代/映画「Blue」公開にちなんで(2003年3月30日)
〇プロジェクトFUKUSHIMA!(2011年7月3日)*遠藤ミチロウ、和合亮一
〇プロジェクトFUKUSHIMA!現在進行形(2011年9月11日)
◆10/14〜11/5は≪若松孝二篇〜一周忌を迎える鬼才・若松孝二の懐の深さ〜≫
〇「エンドレス・ワルツ」公開にちなんで(1995年9月30日)
〇唐十郎、若松孝二のラジカル・トーク(1996年10月27日)
〇新宿マッド‘98(1998年1月14日)*曽我部恵一
〇野に遊ぶ〜蓼科に小津安二郎を訪ねて(1998年10月18日)
〇風に向かって〜若松孝二・中川敬のアイランド紀行(1998年12月6日)
〇オレがフーテンだった頃(1999年1月14日)*J.A.シーザー
〇「愛のコリーダ」はこうして作られた(2000年12月3日)
〇2002年の「KT」(2002年6月2日)*阪本順治
〇映画梁山泊〜「夜を賭けて」公開にちなんで(2002年11月17日)
〇帰ってきた荒戸源次郎「赤目四十八瀧心中未遂」(2003年10月12日)
〇「完全なる飼育」、完全なる若松孝二(2004年9月19日)
〇止められるか、俺たちを(2005年3月6日)*曽我部恵一
〇活弁「若松孝二物語」(2005年7月24日)
〇若松コネクション(2006年2月26日)
〇Hey You!SHINJUKUにて(2006年4月9日)*渚ようこ
〇実録「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(2007年11月11日)
〇俺の映画の作り方 監督人生50年(2012年3月11日)
◆アーカイヴズに登場する豪華なゲスト陣!(順不同)
つのだたかし、細川周平、カール・ストーン、大野和士、清水哲男、井上道義、三浦雅士、大里俊晴、大竹昭子、舩山隆、ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン、坂田明、四方田犬彦、実相寺昭雄、一噌幸弘、竹田賢一、松山晋也、木之下晃、巻上公一、ピーター・バラカン、梅津和時、村上龍、三波春夫、デレク・ベイリー、服部幸三、坊屋三郎、美輪明宏、喜納昌吉、三上寛、ロバート・アシュリー、みうらじゅん、大工哲弘、島田雅彦、ハムザ・エル・ディン、板橋文夫、イヴァ・ビトヴァ、メレディス・モンク、セシル・テイラー、久世光彦、唐十郎、若松孝二、大熊ワタル、高田渡、米良美一、茂山千之丞、OKI、曽我部恵一、パスカルズ、波多野睦美、リングリンクス、中川敬、J.A.シーザー、土取利行、片山杜秀、武久源造、林望、野村誠、湯浅学、庵野秀明、芝祐靖、宮田まゆみ、古謝美佐子、篠田正巳、上妻宏光、井上敬三、阪本順治、おおたか静流、関口義人、澤登翠、上野茂都、栗コーダー・カルテット、菊地成孔、DJ KRUSH、中村瑞希、中孝介、Tete、佐藤允彦、リュック・フェラーリ、直川礼緒、青山真治、ピエール・バルー、清水靖晃、カルメン・マキ、林英哲、ジム・オルーク、高橋悠治、池成子、阿部克自、町田良夫、久保田麻琴、大野松雄、ショーロ・クラブ、牧伸二、沢井一恵、テニスコーツ、桜川唯丸、ASA-CHANG、Open Reel Ensemble ほか
◆パーソナリティ兼制作者 田中美登里より
越境していくことに訳もなく身も心もうずく体質の人間が作っている番組です。それに共感してくださるリスナーと音楽家たちがいるということが、25年も続けられた理由でしょう。たまたま聞いていたラジオでパーソナリティが「今夜はハメを外して参ります!」と言っていましたが、この番組には外すべきハメが最初からありません。何でもアリってことで。
週5本のアンコール放送ということは、1年間で250本。全部放送するには4年以上かかります。自分の走ってきたマラソン・コースを振り返るような感じです。是非お付き合いください。
(田中美登里)
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」の本放送も以下で放送中です。
・TOKYO FM&radiko.jp(土)28:30〜29:00
・K-MIX(FM静岡)(日)4:00〜4:30
・MUSICBIRD Cross Culture(日)9:00〜10:00(月)23:00〜24:00
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