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パイオニア、HDMI端子や「フェイズコントロール」を搭載したAVアンプ中級機を発売

公開日 2006/08/10 18:15
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VSA-AX1AV

VSA-1016V
パイオニア(株)は、AVアンプの新製品として「VSA-AX1AV」と「VSA-1016V」の2機種を9月中旬より発売する。価格はAX1AVが118,000円(税込)、VSA-1016Vが92,000円(税込)。

AX1AVは、HDMIやiPodのコントロール機能を搭載した「VSA-AX4AVi」「VSA-AX2AV」の下位モデル。また1016Vは、「VSX-1014」の後継モデル。ともに7.1チャンネルのサラウンド再生に対応する。


マルチオペレーション対応学習リモコンを付属
両機はともにHDMI(Ver.1.2)端子を1系統装備。AX1AVは映像/音声を、1016Vは映像をデジタル信号で入力可能だ。また本体前面にはUSB端子を搭載し、USBメモリーやデジタルオーディオプレーヤー内の音楽ファイルの再生を行うことが可能だ。

また両機は、独自開発の「フェイズコントロール」技術を採用。マルチチャンネル再生時に生じる低音のズレを解消する本技術により、高品位な再生環境を実現する。

AX1AVのみが搭載するのは、3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」。各スピーカーの音圧レベルや周波数特性などを自動補正する通常の「MCACC」に“時間軸”の補正を加え残響音の影響を受けない、直接音を中心とした音場補正が可能となっている。周波数特性の補正にはハイエンドモデルと同様、高精度な9バンドのエンベロープ補正を採用し、自然で滑らかな音色の補正がを実現しているという。

またAX1AVは、iPod入力端子を装備。本機付属リモコンを使って接続したiPodの操作が可能なほか、本機FLディスプレイ/オンスクリーン画面への情報表示や充電が可能だ。

さらに両機は、音声圧縮ファイルを再生する際に失われたデータを補正する音質補正技術「サウンドレトリバー」機能を搭載。DSP処理における独自のアルゴリズムにより、カットされた低域と高域における音量の小さな成分などを補正して再生することが可能だ。

パワーアンプ部には新開発の「ダイレクト エナジー パワー エンジン」を搭載。ローインピーダンス化とモジュールの最小化により、音質に有害な不要輻射を低減しているという。また、各チャンネルの動作環境を同一にする「シンメトリカル・パワートレイン・デザイン」を採用することで、全チャンネルで均一な信号増幅を実現している。

音声回路部には、ノイズの混入や回路間の信号の干渉を最小化する「アドバンスド・ダイレクトコンストラクション」や、「ΔΣ型192kHz/24ビットDAコンバーター」なども搭載し、高音質化を図っている。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

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