東芝松下ディスプレイ、同タイプで最大の21型有機ELディスプレイを開発
東芝松下ディスプレイテクノロジー(株)は、21型低温ポリシリコン有機ELディスプレイを開発したと発表した。本開発品は、低温ポリシリコンを用いた高分子タイプ有機ELとしては世界最大サイズとなる。
今回開発した21型有機ELディスプレイは、同社が従来から培った低温ポリシリコンの技術とともに、大型化に有利な塗布型プロセスを用いて作成。RGB3色発光層には高分子の有機EL材料を用い、インクジェット方式による塗り分けプロセスを採用している。これにより、21型という大画面が実現したという。
また、上面発光構造採用と合わせて、新規にナノテクレベルでの光取り出し構造を各画素内に付加し、発光層からの光を外部に取り出す効率を改善。これにより、高輝度化、低消費電力化も実現したという。
<開発品の仕様>
・画面サイズ:対角 52.8cm/20.8型
・画素数:1280(横)×RGB×768(縦)/WXGA
・表示色:1678万色
(Phile-web編集部)
今回開発した21型有機ELディスプレイは、同社が従来から培った低温ポリシリコンの技術とともに、大型化に有利な塗布型プロセスを用いて作成。RGB3色発光層には高分子の有機EL材料を用い、インクジェット方式による塗り分けプロセスを採用している。これにより、21型という大画面が実現したという。
また、上面発光構造採用と合わせて、新規にナノテクレベルでの光取り出し構造を各画素内に付加し、発光層からの光を外部に取り出す効率を改善。これにより、高輝度化、低消費電力化も実現したという。
<開発品の仕様>
・画面サイズ:対角 52.8cm/20.8型
・画素数:1280(横)×RGB×768(縦)/WXGA
・表示色:1678万色
(Phile-web編集部)