音声信号の相互送信対応、マイクロコネクタも登場
HDMI 1.4の詳細が明らかに − イーサネットを統合、3D/4K2Kもサポート
本日HDMI Licensing,LLCは、HDMI 1.4規格の特徴を説明するプレスブリーフィングを開催した。今年1月の「2009 International CES」で発表(関連ニュース)した仕様にほぼ沿った内容となっている。
なお、本日発表された規格内容はまだ策定中のもので、今後コンソーシアムで正式に規格が認証される。その後、正式な仕様は2009年6月30日にHDMI LLCのサイトで公開される予定だ。
HDMI Licensing,LLCのスティーブ・ヴェヌティ氏がHDMI 1.4で追加された以下の新機能を紹介した。
・HDMIイーサネットチャンネル
・オーディオリターンチャンネル
・3DオーバーHDMI
・4K2Kサポート
・対応色空間の拡大
・マイクロHDMIコネクターを新設
・自動車用接続システムを新設
なおHDMI 1.4機器の登場時期についてヴェヌティ氏は「HDMI Licensing LLCとしては、実際の製品を作っているわけではないので、どういうスケジュールで製品が発売されるかはわからない」としながらも、「過去の例から言うと、HDMI 1.3のときは2006年の6月に仕様を発表したが、機器が出たのは6ヶ月後だった。今回もだいたいそのようなタイミングになるのではないか」と述べた。最短でも年末に対応製品が出るかどうか、という
ヴェヌティ氏は「ご承知の通り、HDMIはめざましい成長を遂げ、家庭用電化製品における標準仕様となった。認可済みの採用企業数は2009年第2四半期で850に達している」と説明。さらにHDMIデバイスの予測出荷数は2009年以降も拡大傾向にあることも強調し、搭載機器の累計は2009年に10億台を超えるとの予想結果も報告した。
また成功を示す事例として、「2009年に発売されるHDTVでは100%の機器がHDMIを導入する。2010年にはBDプレーヤーが、2012年にはDVDプレーヤーが、それぞれ100%の搭載率に到達するだろう」と予想した。さらにヴェヌティ氏は、これらの成功の理由を「シンプルさ」「信頼性」「パフォーマンス」と分析。
またヴェヌティ氏は、コンシューマーエレクトロニクス機器を取り巻くトレンドについても紹介。「ブロードバンド統合という新しい時代を向け、様々な機器がインターネットにつながっていく。さらに、消費者の視覚体験への期待も高まっている。HD映像を家庭内だけでなく、あらゆる場所で楽しむというスタイルがすでに現実のものになっている」とIPネットワークの普及拡大について言及。このようなトレンドをもとにHDMI 1.4の機能を追加したとコメントした。
なお、本日発表された規格内容はまだ策定中のもので、今後コンソーシアムで正式に規格が認証される。その後、正式な仕様は2009年6月30日にHDMI LLCのサイトで公開される予定だ。
HDMI Licensing,LLCのスティーブ・ヴェヌティ氏がHDMI 1.4で追加された以下の新機能を紹介した。
・HDMIイーサネットチャンネル
・オーディオリターンチャンネル
・3DオーバーHDMI
・4K2Kサポート
・対応色空間の拡大
・マイクロHDMIコネクターを新設
・自動車用接続システムを新設
なおHDMI 1.4機器の登場時期についてヴェヌティ氏は「HDMI Licensing LLCとしては、実際の製品を作っているわけではないので、どういうスケジュールで製品が発売されるかはわからない」としながらも、「過去の例から言うと、HDMI 1.3のときは2006年の6月に仕様を発表したが、機器が出たのは6ヶ月後だった。今回もだいたいそのようなタイミングになるのではないか」と述べた。最短でも年末に対応製品が出るかどうか、という
また成功を示す事例として、「2009年に発売されるHDTVでは100%の機器がHDMIを導入する。2010年にはBDプレーヤーが、2012年にはDVDプレーヤーが、それぞれ100%の搭載率に到達するだろう」と予想した。さらにヴェヌティ氏は、これらの成功の理由を「シンプルさ」「信頼性」「パフォーマンス」と分析。
またヴェヌティ氏は、コンシューマーエレクトロニクス機器を取り巻くトレンドについても紹介。「ブロードバンド統合という新しい時代を向け、様々な機器がインターネットにつながっていく。さらに、消費者の視覚体験への期待も高まっている。HD映像を家庭内だけでなく、あらゆる場所で楽しむというスタイルがすでに現実のものになっている」とIPネットワークの普及拡大について言及。このようなトレンドをもとにHDMI 1.4の機能を追加したとコメントした。