3TB HDD内蔵・地デジ8ch同時録画も実現
【更新/動画付き】東芝が55V型“CELL REGZA”「55X1」を12月上旬に発売 - 価格は100万円前後
(株)東芝は、同社液晶テレビのフラグシップモデルとなる55V型“CELL REGZA”「55X1」を発表。10月6日から開幕するCEATEC JAPAN会場のブースを一足早く公開し、新製品記者発表会を開催した。
遂に商品化された“CELL REGZA”
同社は9月16日に開催したREGZA 9000シリーズの発表会(関連ニュース)でも、CELL REGZAの発売時期について「今年12月までに実現する」とアナウンスしていたが、改めて発売時期が12月上旬に決定された。価格はオープンだが、100万円前後での販売が予想される。
本体はCELL REGZAの“顔”となるディスプレイ部と、別体のチューナーやHDDを搭載したボックスユニットによるセパレート構成。ディスプレイ部の解像度は1,920×1,080のフルHD。専用設計のスピーカーはディスプレイのベゼル部分に組み込まず、独自に高音質を追求した別ユニット設計としている。ディスプレイ/ボックスユニット/リモコンにアルマイト処理を施したアルミとスモーク素材とによる異種素材のコンビを用いて、統一された高品位な質感を持たせている。ディスプレイとボックスユニット筐体のカラーリングはメタル系のブラックを基調とする。ボックスユニットも「脳に内蔵されたコンテンツを守る堅牢な質感表現」を持たせたという、重厚感のある佇まいに仕上がっている。
ディスプレイとボックスユニットの間はHDMI接続を採用。1080 60p/24p対応のHDMI ver.1.3a対応端子をディスプレイ側に1系統、ボックスユニット側に5系統搭載しており、DeepColorやx.v.Colorに対応している。
待望の商品化を実現した「55X1」には“一般的なPC用プロセッサとの比較で約15倍以上”に匹敵するという「Cell Broadband Engine」の優れたパフォーマンスがフルに活かした機能が搭載されている。本機の中核を担う映像エンジン“CELLプラットフォーム”では、従来REGZAシリーズの高性能を支える“メタブレイン”映像システムの実に約143倍もの処理能力を実現しているという。
“CELLプラットフォーム”は、コア部「CELLプロセッサ」をメインに2枚の基盤によって構成される。メインボード中央部には「CELLプロセッサ」、傍らには膨大な演算処理をサポートする強靱な空冷式ヒートシンクと、高速演算処理された情報を各デバイスに伝達制御するインターフェース・プロセッサがそれぞれ配置されている。
HDDユニットは500GBの2.5インチHDDを2基(合計1TB)と1TBの3.5インチHDDを2基(合計2TB)搭載し、合計3TBの大容量ストレージを実現。1TBのHDDは通常録画用となり、2TBのHDDは後述する「タイムシフトマシン機能」のために割り当てられている。チューナーの構成は「地デジ計11基+BS/CS計3基」とし、地上デジタル放送を最大8ch、約26時間まで同時に録画できる機能を実現している。
遂に商品化された“CELL REGZA”
同社は9月16日に開催したREGZA 9000シリーズの発表会(関連ニュース)でも、CELL REGZAの発売時期について「今年12月までに実現する」とアナウンスしていたが、改めて発売時期が12月上旬に決定された。価格はオープンだが、100万円前後での販売が予想される。
本体はCELL REGZAの“顔”となるディスプレイ部と、別体のチューナーやHDDを搭載したボックスユニットによるセパレート構成。ディスプレイ部の解像度は1,920×1,080のフルHD。専用設計のスピーカーはディスプレイのベゼル部分に組み込まず、独自に高音質を追求した別ユニット設計としている。ディスプレイ/ボックスユニット/リモコンにアルマイト処理を施したアルミとスモーク素材とによる異種素材のコンビを用いて、統一された高品位な質感を持たせている。ディスプレイとボックスユニット筐体のカラーリングはメタル系のブラックを基調とする。ボックスユニットも「脳に内蔵されたコンテンツを守る堅牢な質感表現」を持たせたという、重厚感のある佇まいに仕上がっている。
ディスプレイとボックスユニットの間はHDMI接続を採用。1080 60p/24p対応のHDMI ver.1.3a対応端子をディスプレイ側に1系統、ボックスユニット側に5系統搭載しており、DeepColorやx.v.Colorに対応している。
待望の商品化を実現した「55X1」には“一般的なPC用プロセッサとの比較で約15倍以上”に匹敵するという「Cell Broadband Engine」の優れたパフォーマンスがフルに活かした機能が搭載されている。本機の中核を担う映像エンジン“CELLプラットフォーム”では、従来REGZAシリーズの高性能を支える“メタブレイン”映像システムの実に約143倍もの処理能力を実現しているという。
“CELLプラットフォーム”は、コア部「CELLプロセッサ」をメインに2枚の基盤によって構成される。メインボード中央部には「CELLプロセッサ」、傍らには膨大な演算処理をサポートする強靱な空冷式ヒートシンクと、高速演算処理された情報を各デバイスに伝達制御するインターフェース・プロセッサがそれぞれ配置されている。
HDDユニットは500GBの2.5インチHDDを2基(合計1TB)と1TBの3.5インチHDDを2基(合計2TB)搭載し、合計3TBの大容量ストレージを実現。1TBのHDDは通常録画用となり、2TBのHDDは後述する「タイムシフトマシン機能」のために割り当てられている。チューナーの構成は「地デジ計11基+BS/CS計3基」とし、地上デジタル放送を最大8ch、約26時間まで同時に録画できる機能を実現している。
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