スカパー!HDのハイビジョン録画にも対応
【更新】パナソニック、世界初の「Blu-ray 3D」対応BDレコーダー“DIGA”3機種を発売
パナソニックは9日、BDレコーダー“DIGA”シリーズの新製品記者発表会を開催し、世界初の「Blu-ray 3D」ディスク再生に対応する3機種を4月23日に発売することを明らかにした。2TBのHDDを内蔵する最上位機「DMR-BWT3000」のほか、3D対応の3モデルがラインナップする。
今回発売される3D対応モデルの型番とHDD容量、市場での想定売価は以下の通り。
・「DMR-BWT3000」(2TB)/¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
・「DMR-BWT2000」(1TB)/¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
・「DMR-BWT1000」(750GB)/ ¥OPEN(予想実売価格160,000円前後)
3モデルともに「Blu-ray 3D」ディスク再生対応機種
3機種ともに、「Blu-ray 3D」規格(関連ニュース)で採用されているMPEG-4 MVCコーデックで収録された3Dコンテンツの再生に対応する。AVCの拡張規格であるMPEG-4 MVC(Multiview Video Coding)では、左目用と右目用の3D映像を別々に、それぞれ最高1080pの解像度で収録できる。左目用/右目用のフルHD映像信号についていずれか一方を基準映像として記録し、もう片方については基準映像と重複する部分は記録せずに共用することで、2つのフルHD映像を独自に記録する場合と比較して、約1.3倍の高い圧縮効率を実現したコーデックだ。「Blu-ray 3D」規格で収録されたコンテンツは、3D非対応のBDレコーダー/BDプレーヤーで再生した場合は通常の2D映像として楽しむことができる。もちろん、今回発表された3D対応“DIGA”シリーズで、通常の2D収録されたBDソフトを再生することも可能だ。また「Blu-ray 3D」ソフトの収録映像を「Side-by-Side」方式の映像にダウンコンバートして出力する機能も搭載しているので、同方式での3D表示に対応するディスプレイと組み合わせて3D映像を再生することも可能だ。なお、2D映像をリアルタイムに3D変換する機能は搭載していない。
「Side-by-Side」などの3D方式で放送される番組を、今回発表のDIGAで録画することは可能だが、3D映像を楽しむためにはそれぞれの3D方式に対応するディスプレイが必要になる。
また、同日発表されたプラズマテレビ“3D VIERA”「VT2シリーズ」(関連ニュース)に同梱されるアクティブシャッター方式の3Dメガネは、レコーダーには同梱されない。
各機種は先行発表された「DMR-BW880」をはじめ、シリーズの2010年春モデル(関連ニュース)の一部にも採用されている、映像の色信号帯域を高める「新リアルクロマプロセッサ」を採用。最上位機種の「DMR-BWT3000」は、これをさらに進化させた「新リアルクロマプロセッサplus」を搭載し、オーバーシュートを抑えながら水平方向の色解像度を高めることで、色のキレと精細感をさらに高めた映像が楽しめる。
また新たにMPEG-4 MVCの高品位再生に関するノウハウを投入し、データ処理能力を向上させたLSI「新UniPhier(ユニフィエ)」の技術を採用することにより、「Blu-ray 3D」ディスクの再生時には右目用/左目用それぞれの映像に対して、2D映像の高画質再生で培った「マルチタップクロマアップサンプリング」処理を施し、3D映像も忠実なディティールや質感を持った再現を可能にしている。
今回発売される3D対応モデルの型番とHDD容量、市場での想定売価は以下の通り。
・「DMR-BWT3000」(2TB)/¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
・「DMR-BWT2000」(1TB)/¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
・「DMR-BWT1000」(750GB)/ ¥OPEN(予想実売価格160,000円前後)
3モデルともに「Blu-ray 3D」ディスク再生対応機種
3機種ともに、「Blu-ray 3D」規格(関連ニュース)で採用されているMPEG-4 MVCコーデックで収録された3Dコンテンツの再生に対応する。AVCの拡張規格であるMPEG-4 MVC(Multiview Video Coding)では、左目用と右目用の3D映像を別々に、それぞれ最高1080pの解像度で収録できる。左目用/右目用のフルHD映像信号についていずれか一方を基準映像として記録し、もう片方については基準映像と重複する部分は記録せずに共用することで、2つのフルHD映像を独自に記録する場合と比較して、約1.3倍の高い圧縮効率を実現したコーデックだ。「Blu-ray 3D」規格で収録されたコンテンツは、3D非対応のBDレコーダー/BDプレーヤーで再生した場合は通常の2D映像として楽しむことができる。もちろん、今回発表された3D対応“DIGA”シリーズで、通常の2D収録されたBDソフトを再生することも可能だ。また「Blu-ray 3D」ソフトの収録映像を「Side-by-Side」方式の映像にダウンコンバートして出力する機能も搭載しているので、同方式での3D表示に対応するディスプレイと組み合わせて3D映像を再生することも可能だ。なお、2D映像をリアルタイムに3D変換する機能は搭載していない。
「Side-by-Side」などの3D方式で放送される番組を、今回発表のDIGAで録画することは可能だが、3D映像を楽しむためにはそれぞれの3D方式に対応するディスプレイが必要になる。
また、同日発表されたプラズマテレビ“3D VIERA”「VT2シリーズ」(関連ニュース)に同梱されるアクティブシャッター方式の3Dメガネは、レコーダーには同梱されない。
各機種は先行発表された「DMR-BW880」をはじめ、シリーズの2010年春モデル(関連ニュース)の一部にも採用されている、映像の色信号帯域を高める「新リアルクロマプロセッサ」を採用。最上位機種の「DMR-BWT3000」は、これをさらに進化させた「新リアルクロマプロセッサplus」を搭載し、オーバーシュートを抑えながら水平方向の色解像度を高めることで、色のキレと精細感をさらに高めた映像が楽しめる。
また新たにMPEG-4 MVCの高品位再生に関するノウハウを投入し、データ処理能力を向上させたLSI「新UniPhier(ユニフィエ)」の技術を採用することにより、「Blu-ray 3D」ディスクの再生時には右目用/左目用それぞれの映像に対して、2D映像の高画質再生で培った「マルチタップクロマアップサンプリング」処理を施し、3D映像も忠実なディティールや質感を持った再現を可能にしている。
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