DACから出力端子までフルバランス回路設計
パイオニア、バランス駆動に対応したハイレゾDAP「XDP-300R」。約7万円で10月上旬発売
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、新たにバランス駆動に対応したハイレゾプレーヤー「XDP-300R」を発表。ブラックとシルバーの2色を10月上旬に発売する。オープン価格だが69,800円前後での実売が予想される。
XDP-300Rは先日開催されたIFA2016で発表(関連ニュース)。本機の日本市場投入が正式に発表された格好だ。IFA会場での山本敦氏の試聴レビューはこちら。
XDP-100Rをベースに「DP-X1相当の性能を搭載した」というモデルで、XDP-100Rでは非搭載だった2.5mmバランス出力端子を搭載。またDSDは2.8MHz・5.6MHz・11.2MHzの再生に対応(いずれもPCM変換)。PCMは384kHz/24bitまでの再生に対応する(32bit float/integerは24bitにダウンコンバート再生)。また、MQAの再生にも対応している。
DACから出力端子までフルバランス回路設計を実装し、OSにはAndroid OSを搭載した。Wi-FiおよびBluetooth機能も内蔵している。内蔵ストレージ容量32GB。micro SDカードスロットを2つ搭載し、432GBまでストレージ容量を拡張できる。
ハイレゾ音源配信サイト“e-onkyo music”の専用ダウンローダー機能を搭載。PCを介さずにダイレクトに楽曲をダウンロードできる。
Google Playに対応し、様々なAndroidアプリをインストール可能。業界最大クラスの4.7インチGorillaGlass採用ディスプレイにより、「本体内の音源ばかりでなく、音楽・動画ストリーミング再生やゲーム・ラジオなどのアプリを楽しめる」としている。
DACにはESS社製SABRE DAC「ES9018K2M」、アンプ部にはSABRE“9601K”をそれぞれ2個搭載。これによって、S/Nのよいダイナミックかつクリアな音を実現したと同社は説明。そのほかにも同社がこれまでオーディオ技術で培ったノウハウを集結し、パーツから基板レイアウトにいたるまで徹底した高音質設計を行ったという。
通常のBTLバランス駆動に加え、「Active Control GND駆動」モードを搭載。2つのDAC出力のL-GND/R-GNDをCOLD側アンプとして単独駆動させることで、“0V”に強固に固定してグランドの揺らぎを徹底排除、クリアかつパワフルで定位感と奥行きのあるサウンドを実現するとしている。
Android CPU基板とオーディオ(DAC/アンプ)基板を別基板にすることで、オーディオ回路へのデジタルノイズの影響を排除した「筐体内基板セパレーション構造」を採用。また、ヘッドホンジャック周りにアナログ回路のみを集約するとともに、スイッチング電源を可能な限り離して配置することでノイズ混入防止を図っている。
また、Qualcomm Snapdragon 800を搭載することで、「デジタルオーディオプレーヤーの域を超えた快適操作と高性能処理能力を実現した」とする。そのほか、倍音による聴覚錯覚を応用した高精度演算による重低音EQ「Club Sound Boost」をバランス駆動でも利用できる。なお同機能オン時は48kHz再生となる。
端子類には、2.5mm 4極バランスヘッドホン端子、3.5mm 3極ヘッドホン端子、Micro USBを装備。バランス端子はBTLバランスモード/Active ControlGNDモード/Line outモードの切替が可能。3.5mm端子はLine outモードに対応。USB端子はOTGデジタル出力に対応している。
そのほかゲイン設定の調整幅を広くし、Low2/Low1/Normal/Highから選択可能。様々なヘッドホン/イヤホンを使用できるよう配慮した。
パイオニア、バランス駆動に対応したハイレゾDAP「XDP-300R」。約7万円で10月上旬発売
XDP-300Rは先日開催されたIFA2016で発表(関連ニュース)。本機の日本市場投入が正式に発表された格好だ。IFA会場での山本敦氏の試聴レビューはこちら。
XDP-100Rをベースに「DP-X1相当の性能を搭載した」というモデルで、XDP-100Rでは非搭載だった2.5mmバランス出力端子を搭載。またDSDは2.8MHz・5.6MHz・11.2MHzの再生に対応(いずれもPCM変換)。PCMは384kHz/24bitまでの再生に対応する(32bit float/integerは24bitにダウンコンバート再生)。また、MQAの再生にも対応している。
DACから出力端子までフルバランス回路設計を実装し、OSにはAndroid OSを搭載した。Wi-FiおよびBluetooth機能も内蔵している。内蔵ストレージ容量32GB。micro SDカードスロットを2つ搭載し、432GBまでストレージ容量を拡張できる。
ハイレゾ音源配信サイト“e-onkyo music”の専用ダウンローダー機能を搭載。PCを介さずにダイレクトに楽曲をダウンロードできる。
Google Playに対応し、様々なAndroidアプリをインストール可能。業界最大クラスの4.7インチGorillaGlass採用ディスプレイにより、「本体内の音源ばかりでなく、音楽・動画ストリーミング再生やゲーム・ラジオなどのアプリを楽しめる」としている。
DACにはESS社製SABRE DAC「ES9018K2M」、アンプ部にはSABRE“9601K”をそれぞれ2個搭載。これによって、S/Nのよいダイナミックかつクリアな音を実現したと同社は説明。そのほかにも同社がこれまでオーディオ技術で培ったノウハウを集結し、パーツから基板レイアウトにいたるまで徹底した高音質設計を行ったという。
通常のBTLバランス駆動に加え、「Active Control GND駆動」モードを搭載。2つのDAC出力のL-GND/R-GNDをCOLD側アンプとして単独駆動させることで、“0V”に強固に固定してグランドの揺らぎを徹底排除、クリアかつパワフルで定位感と奥行きのあるサウンドを実現するとしている。
Android CPU基板とオーディオ(DAC/アンプ)基板を別基板にすることで、オーディオ回路へのデジタルノイズの影響を排除した「筐体内基板セパレーション構造」を採用。また、ヘッドホンジャック周りにアナログ回路のみを集約するとともに、スイッチング電源を可能な限り離して配置することでノイズ混入防止を図っている。
また、Qualcomm Snapdragon 800を搭載することで、「デジタルオーディオプレーヤーの域を超えた快適操作と高性能処理能力を実現した」とする。そのほか、倍音による聴覚錯覚を応用した高精度演算による重低音EQ「Club Sound Boost」をバランス駆動でも利用できる。なお同機能オン時は48kHz再生となる。
端子類には、2.5mm 4極バランスヘッドホン端子、3.5mm 3極ヘッドホン端子、Micro USBを装備。バランス端子はBTLバランスモード/Active ControlGNDモード/Line outモードの切替が可能。3.5mm端子はLine outモードに対応。USB端子はOTGデジタル出力に対応している。
そのほかゲイン設定の調整幅を広くし、Low2/Low1/Normal/Highから選択可能。様々なヘッドホン/イヤホンを使用できるよう配慮した。
パイオニア、バランス駆動に対応したハイレゾDAP「XDP-300R」。約7万円で10月上旬発売