トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > 記事

公開日 2021/03/19 18:00
【PR】お好きなINORAN&LUNA SEA楽曲にハマる一台はこれ!

INORANが新AL『Between The World And Me』をオーディオ目線で語る。Acoustuneイヤホンで聴き比べも

高橋 敦

前のページ 1 2 3 4 5 6 次のページ

何所かに見た時間の中、再びINORANさん登場!

2021年2月某日。我々「オーディオ絶対領域」担当ライターと担当編集は某代理店から呼び出しをくらっていた。メーカーから呼び出しをくらう心当たりがはないわけではないが、呼び出し場所が某レコード会社の一室なのは何故?

ってこのパターン、Déjàvu!ということは……

去年のアルバム『Libertine Dreams』リリース時に続き、ニューアルバム『Between The World And Me』をリリースしたばかりのINORANさん再びのご登場!

2021年2月17日に新アルバム『Between The World And Me』をリリースしたINORANさんにインタビュー!

前作リリース後に開催したストリーミングライブとアコースティックライブ、続編となる新作『Between The World And Me』、そしてその新作のサウンドデザインとオーディオの関係についてなど、盛りだくさんのお話をお届け!

そしてINORANさんインタビューを受けてのオーディオコーナーでは、INORAN&LUNA SEA作品と「Acoustune」ブランドのハイエンドイヤホンとの相性をチェック!あなたが特に好きな作品にぴったりなイヤホンはどれだ!?





Interview to INORAN


「ストリーミングライブにもまだまだ可能性がある」


── 前作『Libertine Dreams』リリース以降、バンドスタイルでのストリーミングライブにビルボードでのアコースティックライブと、今の状況下でも積極的にライブを届けてくれたことが印象的です。

INORANさん 僕は幸せなことにいろんな形で音楽をやらせていただいていて、バンドがあってソロもあって、ソロはバンドスタイルでやることもあれば、アコースティックでやることもある。おかげでこういう状況下でも、できないこともあるけれど、できることもあったんです。

── バンドのライブで「声を出さず静かに楽しんでください」は難しいところもあるでしょうけれど、アコースティックならしっくりきます。前者をストリーミングで、後者を有観客でというのは、現状に無理なくフィットする形と思いました。

INORANさん 今回の一連のアルバムは「こんなときだからこそ曲を作らなきゃ」という想いから始まっていて、同じようにライブも、こんなときだからこそ諦めたくなかったんですよ。これまでいろんなスタイルで活動してきたおかげで、それを諦めずにやれたのはよかったです。

── ストリーミングライブは新しい挑戦でもありました。手応えはいかがでしたか?

INORANさん 可能性を感じましたね。生のライブにもまだまだ可能性があるけれど、ストリーミングライブにも同じように、まだまだ可能性があるなって。

でも、僕たちアーティストや一緒に作り上げていくスタッフの側が、「観客を入れられないから代わりに仕方なく無観客でやる」なんて思ってしまったら、その可能性は芽吹くことなく終わってしまうんです。

これまで通りのライブをそのまま配信するのではなく、ストリーミングだからこその新しい見せ方、届け方のライブというのを試行錯誤していかなきゃいけない。いままさに、僕だけではなく、いろんなアーティストがそれにチャレンジしているところだと思います。


「音楽の奏でる世界はプラスなものにしていかなきゃいけない」


── 前作に収録の新曲は、バンドでのストリーミングライブでは「Don’t Bring Me Down」「Purpose」、アコースティックライブでは「Shaking Trees」が披露されました。この選曲の理由は?

INORANさん 感覚ですね(笑)。この曲をバンドでやったら面白そうだな、みたいな直感で。実際、僕が思いもよらなかったアレンジをしてくれたりもして、バンドの醍醐味ですよ。

── これまでは「INORANさんが作った曲をバンドでアレンジしてレコーディング」という順番。対して、今回は「INORANさんがアレンジからレコーディングまでを終えた曲を、ライブのためにさらにバンドでアレンジ」という流れでしたから、新鮮さもあったのでは?

INORANさん 自分の音楽人生の中で、これまで通りだったら出会えなかったであろう新しいことに、この世界的に揺れた一年の中だからこそ出会えたんでしょうね。

こういう状況で、多くの人の犠牲や献身があって、音楽を望んでくれる人たちもいて、そのおかげで音楽人としての僕が生きている、生かされているということは重々感じているので、音楽の奏でる世界はプラスなものにしていかなきゃいけない。そういう意味でも、新しいことに挑戦して、それを届けていきたいと、そう思っています。

「最後は愛、のような」普遍的なテーマに行き着いた2020年の曲作り

前のページ 1 2 3 4 5 6 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 XREAL、XREAL Oneが入った「開運福袋2026」を12/11から販売。200セット限定
2 HARBETHの魅力は“声”にあり!色褪せぬエバーグリーンなサウンドを、あえてのアニソンで斬りまくる!
3 5万円で激変、“DCリニア電源”をどう使う?トップウイングの「DC POWER BOX」徹底使いこなし!
4 AVIOT、LDACにも対応した1万円切りの“ピヤホン9”「TE-U1-PNK」
5 mora、ハイレゾ配信12周年キャンペーン第2弾スタート。「ハイレゾ大使」には森口博子が就任
6 『続・太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』#2【後編】- かつしかトリオ『“Organic” feat. LA Strings』リリース記念インタビュー
7 AURAS東京、シアターの常識を覆すかんたん操作&美しいデザインの“エンターテイメント空間”をカスタムメイド
8 LG、リアルタイムAIプロセッサー搭載の4K有機ELテレビ「OLED C5M」
9 【Qobuzダウンロードランキング】ブルーノート東京、夏の風物詩!矢野顕子トリオのライブ盤が1位にランクイン
10 Bowers & Wilkins、「801 D4」を六本木ISETAN SALONEにて特別展示。12/25まで
12/12 10:48 更新

WEB