公開日 2017/12/06 20:53
AROMA社長が製品解説のため来日
iFi audio、電源ノイズ除去アクセサリー「iPurifier AC」/AROMA初の据え置きヘッドホンアンプ
編集部:成藤正宣
トップウイングサイバーサウンドグループは、年末から来年初頭にかけて発売予定の据え置きオーディオ新製品に関して、発表会を本日開催。本記事ではiFi audio、AROMA、TELOSブランドの製品に関して紹介する。
■AROMA
これまでイヤホンやポータブルヘッドホンアンプなどのポータブル製品を開発してきたAROMAからは、初の据え置きモデルとなるヘッドホンアンプ兼プリアンプ「CYGNE10」が発表。価格、発売日は現在も調整中とのこと。発表会では同社社長のツァン氏が登場して、具体的な製品の解説を行った。
ヘッドホン出力は、アンバランス出力に加えて、3pin×2および4pin×1のバランス出力に対応。前面のスイッチにより、ヘッドホンのバランス/アンバランス、ゲインの高/低、ヘッドホンアンプ/プリアンプモードを切り替えることができる。16Ω時で1200mW、32Ω時で1900mWという高出力も特徴。ツァン氏はヘッドホンアンプとしてはもちろんプリアンプとしても高い性能を備えていると語っていた。
天板にはマグネット式で開閉するカバーが設けられおり、ここからユーザー自身がオペアンプ交換することが可能。オペアンプは1回路入りのものを2つか、2回路入りのものを1つ使用できる。ツァン氏によれば、この交換できるオペアンプは、音作りのためのデジタル回路に用いられているものだという。
内部回路には12個の低抵抗大容量コンデンサー、ディスクリートレギュレーター、独立したフィルターなどが配置され、信号線には高品質銀線を使用。また、電磁シールドを施されたトランスは同社のオリジナル設計で、高出力の実現に貢献しているという。本体背面には、仮想アース機器と接続する専用端子も備える。
■iFi audio
iFi audioからは、コンセントや電源タップの空き口に差し込むことで、電源ラインに乗るノイズを除去する「iPurifier AC」が発表された。12月中に16,000円前後での発売を予定している。
iFi audioの特許技術で同社の製品に数多く搭載されてきた「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション(ANC)」を採用しており、従来のパッシブフィルター型製品では通過してしまっていた100Hz〜1MHzの比較的低い周波数帯のノイズも、ノイズと逆の波形を作り出してキャンセルすることで効果的に除去できるとしている。
本体表面には赤・青2色に点灯するインジケーターが2つ搭載され、インジケーターの色の組み合わせにより、正常/極性エラー/アース不足など電源がどのような状態にあるかを可視化する。オーディオ機器と専用アースケーブルで接続することで、アースの効果を得ることも可能。また自動リセット機能付きのACサージ保護回路を内蔵し、雷サージをはじめとする電圧の急上昇から機器を守る。
■TELOS
アースノイズ低減器「Grounding Noise Reducer(GNR)」の小型版「mini GNR」と、電源ノイズ低減器「Quantum Noise Resonator(QNR)」の2製品を発表。第4四半期での発売を予定し、「mini GNR」は「Ground Noise Reducer」の30〜40%ほど、「QNR」は10万円台半ばほどの価格を見込んでいるという。
「mini GNR」は、ベースとなった「Grounding Noise Reducer」の接続端子を6つから2つに削減し小型化したモデル。端子を減らした理由はコスト削減のほか、グラウンド分離が十分に出来ていない日本のような環境では、2端子で十分間に合うケースが多いと分かったためという。
「QNR」はiPurifierと同様に電源ノイズをカットする効果を持つ製品。技術的な詳細はまだメーカーが公開していないとのことだが、接続すれば確かに感じられるほどの効果があるという。
■AROMA
これまでイヤホンやポータブルヘッドホンアンプなどのポータブル製品を開発してきたAROMAからは、初の据え置きモデルとなるヘッドホンアンプ兼プリアンプ「CYGNE10」が発表。価格、発売日は現在も調整中とのこと。発表会では同社社長のツァン氏が登場して、具体的な製品の解説を行った。
ヘッドホン出力は、アンバランス出力に加えて、3pin×2および4pin×1のバランス出力に対応。前面のスイッチにより、ヘッドホンのバランス/アンバランス、ゲインの高/低、ヘッドホンアンプ/プリアンプモードを切り替えることができる。16Ω時で1200mW、32Ω時で1900mWという高出力も特徴。ツァン氏はヘッドホンアンプとしてはもちろんプリアンプとしても高い性能を備えていると語っていた。
天板にはマグネット式で開閉するカバーが設けられおり、ここからユーザー自身がオペアンプ交換することが可能。オペアンプは1回路入りのものを2つか、2回路入りのものを1つ使用できる。ツァン氏によれば、この交換できるオペアンプは、音作りのためのデジタル回路に用いられているものだという。
内部回路には12個の低抵抗大容量コンデンサー、ディスクリートレギュレーター、独立したフィルターなどが配置され、信号線には高品質銀線を使用。また、電磁シールドを施されたトランスは同社のオリジナル設計で、高出力の実現に貢献しているという。本体背面には、仮想アース機器と接続する専用端子も備える。
■iFi audio
iFi audioからは、コンセントや電源タップの空き口に差し込むことで、電源ラインに乗るノイズを除去する「iPurifier AC」が発表された。12月中に16,000円前後での発売を予定している。
iFi audioの特許技術で同社の製品に数多く搭載されてきた「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション(ANC)」を採用しており、従来のパッシブフィルター型製品では通過してしまっていた100Hz〜1MHzの比較的低い周波数帯のノイズも、ノイズと逆の波形を作り出してキャンセルすることで効果的に除去できるとしている。
本体表面には赤・青2色に点灯するインジケーターが2つ搭載され、インジケーターの色の組み合わせにより、正常/極性エラー/アース不足など電源がどのような状態にあるかを可視化する。オーディオ機器と専用アースケーブルで接続することで、アースの効果を得ることも可能。また自動リセット機能付きのACサージ保護回路を内蔵し、雷サージをはじめとする電圧の急上昇から機器を守る。
■TELOS
アースノイズ低減器「Grounding Noise Reducer(GNR)」の小型版「mini GNR」と、電源ノイズ低減器「Quantum Noise Resonator(QNR)」の2製品を発表。第4四半期での発売を予定し、「mini GNR」は「Ground Noise Reducer」の30〜40%ほど、「QNR」は10万円台半ばほどの価格を見込んでいるという。
「mini GNR」は、ベースとなった「Grounding Noise Reducer」の接続端子を6つから2つに削減し小型化したモデル。端子を減らした理由はコスト削減のほか、グラウンド分離が十分に出来ていない日本のような環境では、2端子で十分間に合うケースが多いと分かったためという。
「QNR」はiPurifierと同様に電源ノイズをカットする効果を持つ製品。技術的な詳細はまだメーカーが公開していないとのことだが、接続すれば確かに感じられるほどの効果があるという。