公開日 2019/10/23 18:16
新フラグシップモデル
ZYX、シンメトリー・ダンピング構造を採用したMCカートリッジ「Ultimate-天空」
編集部:押野 由宇
ヒノ・エンタープライズは、同社が取り扱うZYXブランドの新たなフラグシップとなるMCカートリッジ「Ultimate-天空(アストロ)G/S/X」を11月1日より発売する。価格は1,050,000円(税抜)。受注生産品となり、納期は受注後1ヶ月。
世界で初めて磁気回路を構成するすべてのパーツに特殊な処理を施し、すべての弊害信号を無力化し音声発電コイルにまったく外乱を与えない発電系の完成に成功したというMCカートリッジ。
MCカートリッジでは針位置に対してコイルボビンの後方にダンパーを配して制動する方式が一般的だが、本モデルではコイルボビンの前後にダンパーを配置するシンメトリー構造を世界初採用したとする。これにより、素材のメカニカルな制動力の非直線性から解放され、針先の振動がストレートにコイルの回転振動に伝達すると同社はアピールしている。
スタイラスにはマイクロリッジ、カンチレバーには収束カーボンファイバーを採用。ダンパーはピュアラバーで、マグネットはサマリュウムコバルト、筐体にはポリカーボネイトを採用する。発電コイルは「X(6Nクリスタル銅)」、「S(5N銀)」、「G(24K金)」の3種類を用意。購入時に選択できる。
出力電圧は0.24mVで、周波数特性は10Hz-100kHz。チャンネルセパレーションは>30dB/1kHz、チャンネルバランスが<0.5dB1kHz。使用針圧範囲は1.7〜2.5gで、適正針圧は2.0g。内部インピーダンスは4Ωとなる。本体質量は7.9g。
なお、本製品は10月26日-27日に大阪心斎橋で開催される『オーディオセッション in OSAKA2019』ヒノ・エンタープライズブースにて初公開される。
世界で初めて磁気回路を構成するすべてのパーツに特殊な処理を施し、すべての弊害信号を無力化し音声発電コイルにまったく外乱を与えない発電系の完成に成功したというMCカートリッジ。
MCカートリッジでは針位置に対してコイルボビンの後方にダンパーを配して制動する方式が一般的だが、本モデルではコイルボビンの前後にダンパーを配置するシンメトリー構造を世界初採用したとする。これにより、素材のメカニカルな制動力の非直線性から解放され、針先の振動がストレートにコイルの回転振動に伝達すると同社はアピールしている。
スタイラスにはマイクロリッジ、カンチレバーには収束カーボンファイバーを採用。ダンパーはピュアラバーで、マグネットはサマリュウムコバルト、筐体にはポリカーボネイトを採用する。発電コイルは「X(6Nクリスタル銅)」、「S(5N銀)」、「G(24K金)」の3種類を用意。購入時に選択できる。
出力電圧は0.24mVで、周波数特性は10Hz-100kHz。チャンネルセパレーションは>30dB/1kHz、チャンネルバランスが<0.5dB1kHz。使用針圧範囲は1.7〜2.5gで、適正針圧は2.0g。内部インピーダンスは4Ωとなる。本体質量は7.9g。
なお、本製品は10月26日-27日に大阪心斎橋で開催される『オーディオセッション in OSAKA2019』ヒノ・エンタープライズブースにて初公開される。