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公開日 2022/04/21 10:30
さらなる飛躍への通過点
でんきのワンズ狭山台店、N&Eオープンと創業50周年の記念セールを開催
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
■地域に密着した拠り所
埼玉県狭山市の「でんきのワンズ狭山台店」が、N&E(ネットワーク&エコハウス)のオープン、および創業50周年を記念したセールを4月16日(土)・17日(日)の二日間にわたり開催した。N&Eには3年前にノミネート。セレモニー冒頭にあいさつした三ツ木泰洋店長は「今日の日が来るのを指折り数えて待っていました。あと、アラウーノが1本ですと言われたときにちょうど、お客様から『トイレが壊れた!』との連絡をいただき、運も味方してくれました」と三年越しの夢を叶えた。
店長の奥様のお父様が昭和37年に伊藤電機として創業したのが、現在の「でんきのワンズ入間川店(本店)」。支店となる狭山台店は昭和50年にオープン。本店の所在地である狭山市入間川が、開店当時から商店街が建ち並んでいたのとは対照的に、狭山台店がある狭山市狭山台は雑木林やのどかな田園風景が広がる地域だったという。
そこが市街化調整区域として区画整理が進められ、面する道路の向うには、同じく昭和50年の3月から入居が開始された、賃貸住宅と分譲住宅からなる約3,000戸のスケールを誇る狭山台団地が広がる。「商店街もできあがり、風船などを配ると子どもたちがいっぱい集まってきたそうです。私がちょうどその子供たちの世代にあたります」。
50年の歴史を刻み、高齢化が進むお客様に対し、“困ったときに笑顔で応えるあなたの街の便利な電気屋さん”を謳い、厚い信頼を獲得する。「お客様からご要件をいただいたら救急車のように飛んで駆けつけるため、商圏は敢えて半径にして2〜3kmに設定しています」とニーズに素早く応えられる機動力の高さが強力な武器。地域密着でお客様に寄り添い、蛍光灯や電球の交換にも笑顔で対応する。
さらに目を引くサービスを展開する。就職や結婚を機に独立し、狭山市を離れて遠方で暮らすお子様を対象に、狭山市内に住む親御さんのお困りごとへの依頼に応えるというもの。実家になかなか顔を出すことができないケースは珍しくなく、「ネットでこのサービスを知ったご子息・ご息女からの問い合わせも増えています」と地域になくてはならない存在感を浮き彫りにする。
■新規顧客掘り起しにも力点
でんきのワンズ狭山台店の現在の登録顧客は約1,500世帯、うち稼働客は約350世帯で、狭山台団地を中心とした集合住宅のお客様と戸建てのお客様がほぼ半々の構成比だ。高齢化が進む従来からのお客様へのサービスを充実させる一方、「10年後、20年後を見据えた商売をきちんと考えていくことも大事」と新規顧客の獲得、掘り起こしも大きなテーマとして位置付ける。
現在、力を入れているのが、毎月5,000枚以上にのぼるチラシの配布だ。若い世代を意識したSNSによる発信にももちろん力を注いでいるのだが、「意外に思われるかもしれませんが、今、“ポスト”が盲点になっていて、その効果がなかなか馬鹿にできないのです」と情報発信力の高さに着目。毎回手作りのチラシで効果的に情報を投げ掛けている。
商材としては、需要が拡大するリフォームや高齢に伴い必要となる補聴器に注目する。いずれも、パナソニックリフォームやパナソニック補聴器のスタッフとともに定期的にお客様の自宅を訪問する活動を精力的に行っている。「リフォームも補聴器も電気屋さんで取り扱っていることを知らないお客様がまだまだ多い。チラシも一度手にしたくらいでは気づいてくれませんから」と地道な啓発活動で需要を顕在化する。
電池1本から新築・リフォームまで、地域に密着した“街の電気屋さん”だからこそできるサービスを、安心・安全・スピーディーにお届けする「でんきのワンズ狭山台店」。コロナ禍の新しい生活スタイルやデジタル化の進展に取り残される高齢世帯など、変化に伴う課題を前に、今、地域電器店の価値が改めて見直されている。三ツ木泰洋店長は「N&Eもひとつの通過点。これからさらなる飛躍を目指します」と力を込めた。
■店舗概要
名称:でんきのワンズ狭山台店
住所:埼玉県狭山市狭山台3-17-2
電話番号:042-959-3580
営業時間:10:00〜18:00
定休日:木曜・第3日曜
埼玉県狭山市の「でんきのワンズ狭山台店」が、N&E(ネットワーク&エコハウス)のオープン、および創業50周年を記念したセールを4月16日(土)・17日(日)の二日間にわたり開催した。N&Eには3年前にノミネート。セレモニー冒頭にあいさつした三ツ木泰洋店長は「今日の日が来るのを指折り数えて待っていました。あと、アラウーノが1本ですと言われたときにちょうど、お客様から『トイレが壊れた!』との連絡をいただき、運も味方してくれました」と三年越しの夢を叶えた。
店長の奥様のお父様が昭和37年に伊藤電機として創業したのが、現在の「でんきのワンズ入間川店(本店)」。支店となる狭山台店は昭和50年にオープン。本店の所在地である狭山市入間川が、開店当時から商店街が建ち並んでいたのとは対照的に、狭山台店がある狭山市狭山台は雑木林やのどかな田園風景が広がる地域だったという。
そこが市街化調整区域として区画整理が進められ、面する道路の向うには、同じく昭和50年の3月から入居が開始された、賃貸住宅と分譲住宅からなる約3,000戸のスケールを誇る狭山台団地が広がる。「商店街もできあがり、風船などを配ると子どもたちがいっぱい集まってきたそうです。私がちょうどその子供たちの世代にあたります」。
50年の歴史を刻み、高齢化が進むお客様に対し、“困ったときに笑顔で応えるあなたの街の便利な電気屋さん”を謳い、厚い信頼を獲得する。「お客様からご要件をいただいたら救急車のように飛んで駆けつけるため、商圏は敢えて半径にして2〜3kmに設定しています」とニーズに素早く応えられる機動力の高さが強力な武器。地域密着でお客様に寄り添い、蛍光灯や電球の交換にも笑顔で対応する。
さらに目を引くサービスを展開する。就職や結婚を機に独立し、狭山市を離れて遠方で暮らすお子様を対象に、狭山市内に住む親御さんのお困りごとへの依頼に応えるというもの。実家になかなか顔を出すことができないケースは珍しくなく、「ネットでこのサービスを知ったご子息・ご息女からの問い合わせも増えています」と地域になくてはならない存在感を浮き彫りにする。
■新規顧客掘り起しにも力点
でんきのワンズ狭山台店の現在の登録顧客は約1,500世帯、うち稼働客は約350世帯で、狭山台団地を中心とした集合住宅のお客様と戸建てのお客様がほぼ半々の構成比だ。高齢化が進む従来からのお客様へのサービスを充実させる一方、「10年後、20年後を見据えた商売をきちんと考えていくことも大事」と新規顧客の獲得、掘り起こしも大きなテーマとして位置付ける。
現在、力を入れているのが、毎月5,000枚以上にのぼるチラシの配布だ。若い世代を意識したSNSによる発信にももちろん力を注いでいるのだが、「意外に思われるかもしれませんが、今、“ポスト”が盲点になっていて、その効果がなかなか馬鹿にできないのです」と情報発信力の高さに着目。毎回手作りのチラシで効果的に情報を投げ掛けている。
商材としては、需要が拡大するリフォームや高齢に伴い必要となる補聴器に注目する。いずれも、パナソニックリフォームやパナソニック補聴器のスタッフとともに定期的にお客様の自宅を訪問する活動を精力的に行っている。「リフォームも補聴器も電気屋さんで取り扱っていることを知らないお客様がまだまだ多い。チラシも一度手にしたくらいでは気づいてくれませんから」と地道な啓発活動で需要を顕在化する。
電池1本から新築・リフォームまで、地域に密着した“街の電気屋さん”だからこそできるサービスを、安心・安全・スピーディーにお届けする「でんきのワンズ狭山台店」。コロナ禍の新しい生活スタイルやデジタル化の進展に取り残される高齢世帯など、変化に伴う課題を前に、今、地域電器店の価値が改めて見直されている。三ツ木泰洋店長は「N&Eもひとつの通過点。これからさらなる飛躍を目指します」と力を込めた。
■店舗概要
名称:でんきのワンズ狭山台店
住所:埼玉県狭山市狭山台3-17-2
電話番号:042-959-3580
営業時間:10:00〜18:00
定休日:木曜・第3日曜
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