PR空気伝導+骨伝導の「デュアル・コンダクション」が中高音にも効く
轟く低音が洋楽ロックと相性バツグン!Empire Ears「TRITON Launch Edition」レビュー
11月1日にアユートからEmpire Earsの新しいユニバーサルイヤホン「TRITON Launch Edition」(以下、TRITON)が発売された。
Empire Earsはアメリカのジョージア州アトランタに拠点を置くメーカーで、カスタムIEMの製作でよく知られている。TRITONはブランド10周年の節目を飾り、そして同じく10周年となる “Olympusシリーズ” の新ユニバーサルIEMとして開発された製品だ。
TRITONの特徴は、トライブリッド構成のドライバーを用いたデュアル・コンダクション方式を採用している点だ。トライブリッド構成はダイナミックドライバー、BAドライバー、骨伝導ドライバーの3種類のドライバーを採用しているという意味で、製品ロゴのトライデント(三又の槍)の由来ともなっている。
デュアル・コンダクション方式とは空気伝導を用いたダイナミックドライバーとBAドライバーの他に骨伝導を用いた骨伝導ドライバーの2種類の伝導経路で音を内耳に伝えるというものだ。
TRITONでは低音用に9mmのダイナミックドライバー「W9+(WEAPON 9+)」が1基、中高音域用にBAドライバー「EMP75」が1基搭載されている。EMP75はEmpire Earsの高い要求に基づいてSonionとKnowlesの2社に開発をさせ、最終的に要求により適合したKnowles製を採用したというこだわりのドライバーだ。
骨伝導ドライバーには次世代のSonion製デュアル骨伝導ドライバーが搭載されている。これはデュアル(2基)で同調して振動範囲を拡大するものだ。このように本機では片側4基のドライバーのうち2基が骨伝導ドライバーである点に注目できる。
骨伝導ドライバーは低域のみならず、中高音域もカバーするのがポイントだ。開発者に聞いたところでは、特に高音域において音のリアル感や質感を高めるのに貢献しているということだ。骨伝導ドライバーは音質という点にはあまり着目されてこなかったが、空気よりも低い周波数の再現に長け、高音域の音が歪みやすい外耳や中耳をバイパスして直接内耳に音を伝えることができるというメリットがある。
またEmpire Ears独自の技術として、シェル内部に特殊なポリマーコーティングを施すことで、不要な振動や共振を減少させて音質を向上させるARC(アンチ・レゾナンス・コントロール)が採用されている。
Empire Earsはアメリカのジョージア州アトランタに拠点を置くメーカーで、カスタムIEMの製作でよく知られている。TRITONはブランド10周年の節目を飾り、そして同じく10周年となる “Olympusシリーズ” の新ユニバーサルIEMとして開発された製品だ。
■3種類のドライバー/2種類の音伝達方式で豊かな音色を届ける
TRITONの特徴は、トライブリッド構成のドライバーを用いたデュアル・コンダクション方式を採用している点だ。トライブリッド構成はダイナミックドライバー、BAドライバー、骨伝導ドライバーの3種類のドライバーを採用しているという意味で、製品ロゴのトライデント(三又の槍)の由来ともなっている。
デュアル・コンダクション方式とは空気伝導を用いたダイナミックドライバーとBAドライバーの他に骨伝導を用いた骨伝導ドライバーの2種類の伝導経路で音を内耳に伝えるというものだ。
TRITONでは低音用に9mmのダイナミックドライバー「W9+(WEAPON 9+)」が1基、中高音域用にBAドライバー「EMP75」が1基搭載されている。EMP75はEmpire Earsの高い要求に基づいてSonionとKnowlesの2社に開発をさせ、最終的に要求により適合したKnowles製を採用したというこだわりのドライバーだ。
骨伝導ドライバーには次世代のSonion製デュアル骨伝導ドライバーが搭載されている。これはデュアル(2基)で同調して振動範囲を拡大するものだ。このように本機では片側4基のドライバーのうち2基が骨伝導ドライバーである点に注目できる。
骨伝導ドライバーは低域のみならず、中高音域もカバーするのがポイントだ。開発者に聞いたところでは、特に高音域において音のリアル感や質感を高めるのに貢献しているということだ。骨伝導ドライバーは音質という点にはあまり着目されてこなかったが、空気よりも低い周波数の再現に長け、高音域の音が歪みやすい外耳や中耳をバイパスして直接内耳に音を伝えることができるというメリットがある。
またEmpire Ears独自の技術として、シェル内部に特殊なポリマーコーティングを施すことで、不要な振動や共振を減少させて音質を向上させるARC(アンチ・レゾナンス・コントロール)が採用されている。
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