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公開日 2025/02/08 15:08
Rhapsodioブランドのハイエンド・イヤホンが参考展示
<ヘッドフォン祭mini>テクニクス、話題のフラグシップ完全ワイヤレス「EAH-AZ100」初展示。AZ80との比較試聴も楽しめる
編集部:長濱行太朗
イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2025」が、2月8日にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、テクニクス、宮地商会 M.I.D.C-audioのブースレポートをお届けする。
テクニクスブースでは、1月23日に発売された同社の新たなフラグシップ・完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」が最大の目玉モデルとして、試聴機が多数並んでいた。EAH-AZ100がイベント展示されるのは、今回が初となる。
EAH-AZ100は、完全ワイヤレスイヤホンとして独自開発の磁性流体ドライバーを初搭載したモデルとして、イヤホン・ヘッドホンファンから大いに注目を集めているモデル。素材にアルミニウムを導入した10mm ダイナミック型ドライバーが採用されており、併せて調整用の通気孔「アコースティックコントロールチャンバー」を設けるなど、最上位モデルとして音質に最大限こだわった設計が施されている。
人間工学に基づいた形状「コンチャフィット形状」によって安定性と快適性を両立した装着感を実現。新開発の専用イヤーピースも投入することで、装着性と高音質を両立させていることも特徴だ。またリアルタイムにノイズキャンセリングフィルターのパラメーターを最適化する「アダプティブ・ノイズキャンセリング」機能を備えるなど、どこにいても最適なノイズキャンセリング効果を得られる点も魅力としている。
テクニクスの担当者は、「EAH-AZ100の発表後から発売日まで、予想を超えるほどの予約をいただいた。以前、EAH-AZ80を発売した際に欠品した期間もあったため、できるだけ多くの台数を事前に確保していたのだが、それでも想像以上の予約数になり、大変驚いた」と、多数のイヤホン・ヘッドホンファンから予約があったと語ってくれた。
テクニクスブースでEAH-AZ100を試聴された来場者の方には、EAH-AZ100で聴きたい“お気に入りの一曲”をX(旧Twitter)に投稿すると、投稿した方々の一曲一曲が集まったオリジナル・プレイリストにアクセスすることができるオリジナル・ミュージックキーホルダーをプレゼント。NFC機能に対応しているアナログレコードの形をしたキーホルダーにスマホの背面などを近付けるだけ、オリジナル・プレイリストを楽しめるようになっている。
テクニクスブースには、他にも磁性流体ドライバーを搭載したイヤホンの“元祖”といっても過言ではない、テクニクスのフラグシップ・有線イヤホン「EAH-TZ700」も展示。2019年に発売されたモデルだが、今でも根強い人気を誇っており、EAH-AZ100のリリースがあったことも相まって、改めてEAH-TZ700を購入するユーザーも増えてきているとのこと。加えて、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」「EAH-AZ40」も展示されているため、EAH-AZ100と聞き比べが可能だ。
宮地商会 M.I.D.C-audioブースでは、Rhapsodio(ラプソディ)から有線イヤホン「Montage」が参考展示されていた。発売は2月を予定しており、価格は45万円前後で検討中。ブースでは、同ブランドのヘッドホンアンプ「Carbon Force」と組み合わせ試聴できるようになっている。
Montageのドライバー構成は、片耳に10mm ダイナミック型ドライバー(低域用)×2基/6mm ダイナミック型ドライバー(中低域)×1基/バランスド・アーマチュア型ドライバー(中高域用)×4基/ESTドライバー(高域用)×2基という4ウェイ構成を採用。周波数特性は20Hz – 35kHz、感度は113dB(1kHz/100mV)、インピーダンスは28Ω(1kHz)としている。
併せて、Dekoni Audio(デコニ・オーディオ)のヘッドホン用リケーブル「Ensemble Cables」も展示。「MCSテクノロジー」(モジュラー・ケーブル・システム)という仕様が採用されていることが特徴で、ヘッドホン側のモジュラー(Y-Split)とプレーヤーやアンプなどオーディオソース側のモジュラー(HP-Split)のふたつに分離させることができる仕組みになっているため、ユーザーの手持ちのシステムに合わせてそれぞれのモジュラーを自由に組み合わせることができることが魅力だ。
ヘッドホン側のモジュラーは3.5mm・2極ストレートプラグ/ゼンハイザー「HD600」用・2ピンプラグ/Mini XLR・4ピンプラグの3種類、オーディオソース側は6.3mm(アンバランス)/4.4mm(バランス)の2種類を用意。ケーブル材はヘッドホン側とオーディオソース側ともに、銅線(ブルー)/銀コート銅線(シルバー)をラインアップしている。オーディオソース側のケーブル長さは、約1.3m/約1.6mを揃えているという。
■完全ワイヤレスの最上位「EAH-AZ100」が目玉、有線イヤホンのフラグシップも聴ける
テクニクスブースでは、1月23日に発売された同社の新たなフラグシップ・完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」が最大の目玉モデルとして、試聴機が多数並んでいた。EAH-AZ100がイベント展示されるのは、今回が初となる。
EAH-AZ100は、完全ワイヤレスイヤホンとして独自開発の磁性流体ドライバーを初搭載したモデルとして、イヤホン・ヘッドホンファンから大いに注目を集めているモデル。素材にアルミニウムを導入した10mm ダイナミック型ドライバーが採用されており、併せて調整用の通気孔「アコースティックコントロールチャンバー」を設けるなど、最上位モデルとして音質に最大限こだわった設計が施されている。
人間工学に基づいた形状「コンチャフィット形状」によって安定性と快適性を両立した装着感を実現。新開発の専用イヤーピースも投入することで、装着性と高音質を両立させていることも特徴だ。またリアルタイムにノイズキャンセリングフィルターのパラメーターを最適化する「アダプティブ・ノイズキャンセリング」機能を備えるなど、どこにいても最適なノイズキャンセリング効果を得られる点も魅力としている。
テクニクスの担当者は、「EAH-AZ100の発表後から発売日まで、予想を超えるほどの予約をいただいた。以前、EAH-AZ80を発売した際に欠品した期間もあったため、できるだけ多くの台数を事前に確保していたのだが、それでも想像以上の予約数になり、大変驚いた」と、多数のイヤホン・ヘッドホンファンから予約があったと語ってくれた。
テクニクスブースでEAH-AZ100を試聴された来場者の方には、EAH-AZ100で聴きたい“お気に入りの一曲”をX(旧Twitter)に投稿すると、投稿した方々の一曲一曲が集まったオリジナル・プレイリストにアクセスすることができるオリジナル・ミュージックキーホルダーをプレゼント。NFC機能に対応しているアナログレコードの形をしたキーホルダーにスマホの背面などを近付けるだけ、オリジナル・プレイリストを楽しめるようになっている。
テクニクスブースには、他にも磁性流体ドライバーを搭載したイヤホンの“元祖”といっても過言ではない、テクニクスのフラグシップ・有線イヤホン「EAH-TZ700」も展示。2019年に発売されたモデルだが、今でも根強い人気を誇っており、EAH-AZ100のリリースがあったことも相まって、改めてEAH-TZ700を購入するユーザーも増えてきているとのこと。加えて、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」「EAH-AZ40」も展示されているため、EAH-AZ100と聞き比べが可能だ。
■ハイエンド・イヤホン「Montage」を参考展示、MCS 採用リケーブルも登場
宮地商会 M.I.D.C-audioブースでは、Rhapsodio(ラプソディ)から有線イヤホン「Montage」が参考展示されていた。発売は2月を予定しており、価格は45万円前後で検討中。ブースでは、同ブランドのヘッドホンアンプ「Carbon Force」と組み合わせ試聴できるようになっている。
Montageのドライバー構成は、片耳に10mm ダイナミック型ドライバー(低域用)×2基/6mm ダイナミック型ドライバー(中低域)×1基/バランスド・アーマチュア型ドライバー(中高域用)×4基/ESTドライバー(高域用)×2基という4ウェイ構成を採用。周波数特性は20Hz – 35kHz、感度は113dB(1kHz/100mV)、インピーダンスは28Ω(1kHz)としている。
併せて、Dekoni Audio(デコニ・オーディオ)のヘッドホン用リケーブル「Ensemble Cables」も展示。「MCSテクノロジー」(モジュラー・ケーブル・システム)という仕様が採用されていることが特徴で、ヘッドホン側のモジュラー(Y-Split)とプレーヤーやアンプなどオーディオソース側のモジュラー(HP-Split)のふたつに分離させることができる仕組みになっているため、ユーザーの手持ちのシステムに合わせてそれぞれのモジュラーを自由に組み合わせることができることが魅力だ。
ヘッドホン側のモジュラーは3.5mm・2極ストレートプラグ/ゼンハイザー「HD600」用・2ピンプラグ/Mini XLR・4ピンプラグの3種類、オーディオソース側は6.3mm(アンバランス)/4.4mm(バランス)の2種類を用意。ケーブル材はヘッドホン側とオーディオソース側ともに、銅線(ブルー)/銀コート銅線(シルバー)をラインアップしている。オーディオソース側のケーブル長さは、約1.3m/約1.6mを揃えているという。