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公開日 2017/03/21 23:10
A9チップ搭載

アップル、9.7インチ iPadのエントリーモデル ー 37,800円から

編集部:小澤貴信
アップルは本日、新モデルとなる9.7インチの「iPad」を発表した。Wi-Fiモデル、およびWi-Fi+Cellularモデルがラインナップされる。価格は37,800円(32GB・Wi-Fiモデル)から。注文は3月25日午前0時1分より可能となる。

iPad

iPadは12.9インチ iPad Pro、9.7インチ iPad Pro、iPad mini 4がラインナップされているが、ここに新しい「iPad」が加わる。なお、これまでのiPad Air 2は販売を終了する。

Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデルともに容量は32GB、128GBを用意。価格はWi-Fi/32GBが37,800円、Wi-Fi/128GBが48,800円、Wi-Fi+Cellular/32GBが52,800円、Wi-Fi+Cellular/128GBが63,800円(いずれも税抜)となる。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドを用意。

9.7インチ iPad Pro(以下、iPad Pro)が第3世代A9Xチップを搭載しているのに対して、新しいiPadは第3世代A9チップ(iPhone 6sなどで採用)を搭載する。

ホームボタンはTouch IDに対応する。コネクターはLightningだが、Smart Connectorには非対応。またApple PencilおよびSmart Keyboardにも非対応となる。

ディスプレイはRetina仕様で、解像度は2,048×1,536(264dpi)とiPad Proと同様だが、広色域ディスプレイではなく、True Tone技術やフルラミネーションディスプレイ技術には非対応。反射防止コーティングも施されていない。

サイズについては、縦横は240×169.5mmと同様だが、厚さは7.5mmで、iPad Proより1.4mm厚くなっている。

フロントカメラは800万画素、f2.4と、こちらもiPad Proの1200万画素、f2.2より性能は劣る。Live Photos、True Toneフラッシュ、写真の広色域キャプチャーにも非対応。FaceTimeカメラはiPad Proが500万画素に対して、こちらは120万画素となる。

動画はiPad Proが4K対応だったのに対して、こちらは1080pまでの対応。スローモーション撮影もiPad Proが1080p/120fps対応だったのに対して、こちらは720p/120fpsとなる。手ブレ補正もiPad Proより下位の仕様となる。

またiPad Proは4スピーカー搭載だが、新しいiPadは2スピーカー搭載となる。

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