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公開日 2017/05/23 19:07
低価格で豊富なカメラオプション
3万円台半ばでデュアルカメラ! ZTEの高コスパスマホ 「BLADE V8」を解説
一条真人
5月22日、都内某所で中国の通信機器メーカーZTEが新しいスマホ「BLADE V8」の発表会を開催した。このBLADEは主に若者向けのハイコスパなシリーズ。V8も34,800円と買いやすい価格帯だが、特にカメラ機能を重視した機種に仕上がっている。
発表会ではマーケティングディレクターのハーバード・チャン氏がZTEの会社紹介を行い、続いてモバイルターミナル事業部デザイン 兼 商品企画ディレクターの荒井厚介氏が新機種V8を説明。最後に(株)フェリカピスコ代表の写真家である佐藤朗氏によるスマホカメラのワンポイント講座が行われた。
■BLADE V8とは?
BLADE V8はカメラ機能に力が入っており、メインカメラにデュアルカメラを搭載している。
つまり2つのレンズを搭載しているわけだが、片方の13メガピクセルのカメラは通常のカメラと同じようにイメージを捉え、もう1つの2メガピクセルのカメラは被写体の深度情報をセンシングする。
つまりはイメージの奥行き情報をセンシングして記録するわけだ。これによりボケをコントロールすることができ、一眼レフのようなボケ味をいかした写真を撮影することができる。
そしてリフォーカス機能も搭載し、撮影した後にフォーカスエリアを調節できる。またV8はマニュアル撮影の調整機能もリッチで、一般的なスマホに比べ、ユーザーの意思を反映した写真を撮影できるようになっている。
さらに撮影モードとして、マニュアル以外にパノラマ、美肌効果、スーパーナイト、長時間露光、オーバーレイ、タイムラプス、スローモーションなどの撮影モードを搭載している。この撮影モードの多彩さはASUSのZenFone3に近い。ちなみにZenFone3の価格は4万円前後だ。V8はかなりカメラ機能を楽しめる機種に仕上がっているように見える。
ちなみにV8は3D撮影モードを搭載しており、付属の3Dゴーグル(外箱)を使って3D画像を見ることもできる。
そしてフロントカメラ(インカメラ)に関しても13メガピクセルで撮影することができる。これはセルフィー撮影が重視される昨今、重要なフィーチャーだろう。
■指紋センサーでセキュリティにも配慮
V8はセキュリティにも配慮しており、前面のホームボタンに指紋センサーが仕込まれており、他人に勝手に使われることを防いでいる。
本体スペックとしてはオクタコアのMSM8940を搭載、内蔵ストレージは32GB、メモリは3GBなので、ミドルクラスの快適性を確保している。ちなみにディスプレイサイズは5.2インチで解像度はフルHD。ディスプレイのクオリティは良くもなく悪くもなくという印象だ。
■デュアルカメラなのに安価。高コスパモデル
デュアルカメラと一言に言っても、機種によってその機能はさまざまだ。もっと早くデュアルカメラ機能を搭載した機種はファーウェイのhonor 6 plusではないかと思う。この機種はV8と同じく深度センサーを搭載し、フォーカスの位置を撮影後に調節できるというものだった。
その後登場した同じくファーウェイのP9では色情報をセンシングし、モノクロ映像を作成し、写真のコントラストを引き上げるという使い方をしている。これに対して、LG電子「V20 Pro」やアップル「iPhone7 Plus」では、2つの画角を使えるようにしている。
このように、デュアルカメラと一口で言っても様々な活用法があるのだが、それにしても3万4800円という価格は圧倒的に安い。そして、それを支えるカメラ機能もリッチだ。
最近はNOVA liteなど若者向けのスマホが大きなムーブメントとなっているが、リーズナブルなデュアルカメラ搭載機V8は強い存在感を示している。
発表会ではマーケティングディレクターのハーバード・チャン氏がZTEの会社紹介を行い、続いてモバイルターミナル事業部デザイン 兼 商品企画ディレクターの荒井厚介氏が新機種V8を説明。最後に(株)フェリカピスコ代表の写真家である佐藤朗氏によるスマホカメラのワンポイント講座が行われた。
■BLADE V8とは?
BLADE V8はカメラ機能に力が入っており、メインカメラにデュアルカメラを搭載している。
つまり2つのレンズを搭載しているわけだが、片方の13メガピクセルのカメラは通常のカメラと同じようにイメージを捉え、もう1つの2メガピクセルのカメラは被写体の深度情報をセンシングする。
つまりはイメージの奥行き情報をセンシングして記録するわけだ。これによりボケをコントロールすることができ、一眼レフのようなボケ味をいかした写真を撮影することができる。
そしてリフォーカス機能も搭載し、撮影した後にフォーカスエリアを調節できる。またV8はマニュアル撮影の調整機能もリッチで、一般的なスマホに比べ、ユーザーの意思を反映した写真を撮影できるようになっている。
さらに撮影モードとして、マニュアル以外にパノラマ、美肌効果、スーパーナイト、長時間露光、オーバーレイ、タイムラプス、スローモーションなどの撮影モードを搭載している。この撮影モードの多彩さはASUSのZenFone3に近い。ちなみにZenFone3の価格は4万円前後だ。V8はかなりカメラ機能を楽しめる機種に仕上がっているように見える。
ちなみにV8は3D撮影モードを搭載しており、付属の3Dゴーグル(外箱)を使って3D画像を見ることもできる。
そしてフロントカメラ(インカメラ)に関しても13メガピクセルで撮影することができる。これはセルフィー撮影が重視される昨今、重要なフィーチャーだろう。
■指紋センサーでセキュリティにも配慮
V8はセキュリティにも配慮しており、前面のホームボタンに指紋センサーが仕込まれており、他人に勝手に使われることを防いでいる。
本体スペックとしてはオクタコアのMSM8940を搭載、内蔵ストレージは32GB、メモリは3GBなので、ミドルクラスの快適性を確保している。ちなみにディスプレイサイズは5.2インチで解像度はフルHD。ディスプレイのクオリティは良くもなく悪くもなくという印象だ。
■デュアルカメラなのに安価。高コスパモデル
デュアルカメラと一言に言っても、機種によってその機能はさまざまだ。もっと早くデュアルカメラ機能を搭載した機種はファーウェイのhonor 6 plusではないかと思う。この機種はV8と同じく深度センサーを搭載し、フォーカスの位置を撮影後に調節できるというものだった。
その後登場した同じくファーウェイのP9では色情報をセンシングし、モノクロ映像を作成し、写真のコントラストを引き上げるという使い方をしている。これに対して、LG電子「V20 Pro」やアップル「iPhone7 Plus」では、2つの画角を使えるようにしている。
このように、デュアルカメラと一口で言っても様々な活用法があるのだが、それにしても3万4800円という価格は圧倒的に安い。そして、それを支えるカメラ機能もリッチだ。
最近はNOVA liteなど若者向けのスマホが大きなムーブメントとなっているが、リーズナブルなデュアルカメラ搭載機V8は強い存在感を示している。